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「がんばれ!可哀想。かわいい」と言ってもらえないヒルダたんに究極の荒療治をしてみました

まずは、ライヒル派の皆様方。
大変お目汚しなものをあらすじとはいえ、17回にも渡って書いてしまい、誠に申し訳ございません。
読むに堪えない箇所も多々あったと思い、書いた当人も残機に耐えません。
宝塚上演も間近に迫り、すっかりライヒルが公式カップルとして改めて認識された今、なぜこのようなものを書いたのかとうことで、ここで少し「言い訳」をさせて頂きます。

えー、ヒルダに関しては、ここにもコメントを下さった方が複数いらしたように、昔から何となく「好きになれないキャラ」と内心で思っていて、でもなかなか大声でそれを言えないという鬱屈を溜めていらっしゃる方が結構存在したことが、今回改めて解りました。一番多い印象が「狡い」というものなんですね。
勿論、作中ではそれは彼女の智謀や先を見通す識見によるものなのですが、ところどころで、本来なら最大限に発揮して欲しい彼女の女性ならではの優しさや他の軍人たちとは違う場所で生きてきたアイデンティティが描かれていないところに、最近になってやっと判ってきました。

私の周囲の古い銀英ファンにも実は、アンチ・ヒルダがかなりいまして、私はヒルダというキャラに対してよりも、本来書きたかった彼女の人格を作者のよしりんが、なんか誤った方向で書いて、本当の彼女を表現していないようにずっと感じていたのです。

で、それらアンチ・ヒルダ派の方々に対して、何とか彼女へのイメージを変えてもらおうと、色々なこと試みました。

1、リンク先のライヒル小説を読んでもらう

2、ハーレクインもどきの本編で、本来の彼女のキャラに相応しい女性らしい細やかな気遣いや、リップシュタット末期に、男と同じ感覚で「面白い時代になるわ」と言った裏で10歳そこそこの少年まで処刑されていた事実を知って、自分の浅はかさを恥じ入るとか、望遠鏡のラインハルトの顕微鏡になろうと決心するなど、有能なだけでなく、健気で優しい側面を創作したり、短髪男装の理由を考え出したりもした。
また、エルフリーデのリヒテンラーデ一族の赦免運動にも、影で応援するなど、自分と同じ門閥貴族の立場の女性の行く末をしっかり考えるリアクションもさせてみた。

3、番外編で大学時代に、共和主義思想に触れたことによって、GB王朝に対して決定的に心の中で決別するというエピソードをくっつけました。

これを時間がかかって申し訳ないとおもいつつ、アンチの方々にざっと読んで頂き、ヒルダ像を見直して頂こうと画策したのです。
ところが、読んだ方々からは、「なるほど。納得できる」といった感想は皆無で、ほとんどが揃って、

「なんか、とってつけた理由みたいでわざとらしい」

と言われて、私のヒルダエピソードの二次創作はあえなく全否定されてしまったのでした。(涙
いったい、何か悪いのか?
と思った時、腐女子仲間の一人に言われたのが、

「ヒルダって、完璧すぎて、思わず『頑張れ』とか応援したり、『可哀想』と同情する要素が全くない。それが。妥協して折り合いを就けて生きている世の中の殆どの凡人にはムカつくのかな。最高スペックのヒロインで、主人公と最後に結婚までするくせに、主人公の暴走を止められない無力女。これほどハイスペックなのに、存在価値なし!

じゃあ、とことん「可哀想なヒルダたん」を書いてやろうじゃないか!!!!

というところから始ったのが、今回のリセットものでした。
ヒルダ本来の人格者のキャラでは、流石に不幸にできないので、よしりんが書いた原作の矛盾点で拡大解釈し、「本当は頭はいいけど、単なるラインハルトの美貌に一目惚れしてしまった美形ミーハーで、それを涙ぐましい努力で隠している」というスタンスでいくことにしました。
そして、リセット世界ではラインハルトの「物分かりのいい妻」でいたいがために寵姫を進めてしまい、墓穴を掘る。
再リセット後の世界では、寵姫も庶子もいないので、その点では心穏やかだが、彼女のエゴイズムを敏感に感じ取っている息子のアレクには、本性を見抜かれてしまっている。

で、この作品を書き始めてから、遂に、ヒルダたんに対して「頑張れ」「可哀想過ぎる」「一生懸命叶わぬ恋のラインハルトを思うヒルダがかわいい」など今まで聞けなかったヒルダの応援コメントや拍手メッセージ、メールなどがわんさか届くようになったのですわ。
頑張れ、可哀想、かわいいの3点は、女性キャラに共感する重要アイテム(と勝手に断定)なのです。
その意味では、この「リセットー寂寞の皇后ー」は大成功だったと言えます。

しかし、つくづくヒルダって、ここまで悲惨にしないと、「可哀想」と言ってもらえないキャラなのか?と思うと、やっぱり原作のよしりんの描き方に多大な問題があると言わざるを得ない。

新婚早々に24歳の若さで未亡人って、充分可哀想じゃない?

ヤンの子供を産めなかったフレデリカに比べれば、血をわけた息子が存在するんだし、権力という皇帝の相余る遺産がある。(同盟派の方々の意見)

ヅカ版銀英伝では、華やかや舞踏会シーンや、「伯爵令嬢としてのヒルダ」を描くエピソードが加わるとのこと。
どうか、脚本家、演出家の方には、今までぽっと出てきては、無傷のまま美味しいところだけ持っていたイメージのあるヒルダに、どうせならラインハルトに与する心情に至ったエピソードを盛り込んで欲しい。
何なら、「これから私は、ローエングラム公に仕えるに当たって、男にならなければ」とか言って、長い髪を自分でバッサリとかのシーンもいれたら、ロマンチック♪

一応これでもライヒルファンのJeriです。

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てるも (08/24 07:09) 編集・削除

はじめまして。たいへん興味深く読ませていただきました。
ヒルダを『女』として捉えると、こうなるんだなあと簡単しました。

私はライヒルを「精神的ホモ」。ヒルだの短髪男装はただのずぼら。
肝心なところでラインハルトに逆らえないのは、猿山の雄猿たちがボスザルにマウンティングされると本能的に逆らえないのと同じ、と思っていたもので。

つまり、美貌が隠してますが、ヒルダは生物学的女で、脳内男だとばかり思い込んでいたのです。

なるほど、本当に中まで女なら、あんなやな女いないですね。

葉子 (08/24 17:05) 編集・削除

これ、確かにヒルダ黒いですけど、いわゆるdisるのとは違うので(原作解釈の一つだと思う)コミケに置いてたらそこそこ出そうで怖いwww

>>アンチ・ヒルダ派の方々に対して、何とか彼女へのイメージを変えてもらおうと、
…これはロイエンタール艦隊所属の私には無理www

女の敵は女といいますが、無私無欲のフリをしていても、同性である女性読者の何人かは、行間に彼女のエゴイストの腐臭を嗅ぎ取り、そして逆にそちらの方が「彼女のリアル」だと感じたので、「ではほんとうのヒルダ、『黒い』ヒルダを観にいこうか」と、今回の『寂寞の皇后』が多くの反響を呼んだのだと思います。
作者の書き方が悪いとJeriさんは度々書かれていますが、その割に再解釈として書かれたHQの『白ヒルダ』が「なんか、とってつけた理由みたいでわざとらしい」と全否定されるのも、結局、「ほんとうは白いん(善人)だ」という主張がリアルに欠け、女性読者の共感を呼ばないということなのではないのでしょうか?
でも、ヒルダ善人説に無理があるのは、Jeriさんも『白ヒルダ』を書いていく過程で、既に気づかれていると思いますよ…。

※原作でも、幼少時の家庭環境に恵まれず、人の心に敏感にならざるを得なかったロイエンタールとオーベルシュタインは彼女の本質を見抜いていたんだと思います。たとえがアレですけど、男子ばかりのロックバントに女が関わって、口出し始めるとたちまちうまく行かなくなるじゃないですか。だから硬派な二人は彼女を忌避し、「軍隊(バンドw)に女は要らん。あっちいけ」視線でにらむwwwこの二人が死んだとき、ヒルダはさぞかしほっとしたに違いない。

(しかし皆さん随分はっきり感想書かれるんですね…。びっくり。)

ミミ (08/24 23:10) 編集・削除

黒ヒルダ小説 完結お疲れ様です。ヒルダが黒いままバッドエンドで終わったのが面白かったです。やっぱりね〜人間 黒い部分や未熟な部分があるからこそ、もがき苦しんだり、悩んだりする愛しい存在なんですよね。私が原作ヒルダに共感を覚えなかったのは 人間のもつ負の要素をあまり感じられなかった事でした。なんか薄っぺらい女だなあ と。 原作世界でも こんな小賢しいバカ女を優れた知謀と高い見識を持つ人間と殆どの人が高評価してるので それも胡散臭く感じられました。まだ同盟の、自分は賢くない事を知ってるただ ただヤンを好きだったフレデリカの方が共感を覚えました。
なので今回黒ヒルダ小説でやっと人間の魂が入った本当のヒルダに出会えて嬉しかったです。これからも頑張って下さい。

Jeri (08/25 02:58) 編集・削除

>てるも様
はじめまして。読んで下さってありがとうございます。
>ライヒルを「精神的ホモ」
私も以前の記事で、ライヒルは男女の恋愛よりもBLに近い、よしりんは30年も前に今はやりの「女体化BL」を書いてたんだ。凄い!と書いたことがありますw

>美貌が隠してますが、ヒルダは生物学的女で、脳内男
実は、ヒルダの思考回路や行動パターンは、悪い意味での男性的な傾向があり、二次創作でも「性同一性障害説」をとることを真剣に考えたことがありますし、同じように頭を過ぎった方もいらしたようです。
が、流石にこれはないだろーということで、作品には入れなかったんですが…

>猿山の雄猿たちがボスザルにマウンティングされると本能的に逆らえないのと同じ
ヒルダに対する辛口評は、ネットでもリアルでも色々知っていますが、ここまで言い切った方も初めてです。
私は、彼女の言動や感性が、女性のものとしてどうかと思い、散々悩んで色々こじつけましたが、ここまでバッサリ「男」と言い切ってしまうのも凄いなぁと思いました。

>葉子さん
作者のよしりんが想定して書いたヒルダは、性格に全く負の部分のない人格者なんだという考えは今でも変わりません。
彼女は、作者の分身たるラインハルトの相手役ですから、作者自身の理想の女性でなければならなかったはずです。だから、容姿が美しいだけでなく、当然性格もいい女性でなければならない。
ただ、彼女の「良い性格」とストーリーの整合性をとることができず、結果的に中途半端な反感を持たれるキャラになってしまったのだと思います。
例えば、ヒロインとして、出番を増やす為にラインハルトの親征に同行→性格のいい(良識のある)ヒルダたんなら当然回廊の戦いには反対するはず→反対させてみた→しかし、反対の理由は男の双璧達と同じ→ラインハルトの気持ちは変わらずただ「ヒルダは反対した」という彼女のプラス評価だけが残った。
ただ、ここで彼女が、もっと女性らしい情に訴えた理由での反対(皇帝個人の趣味で戦争するのかとか、戦死する一般兵士やその家族のことを考えろ)とか言って反対し、ラインハルトがそれで翻意してしまったら、ヒルダのお株は上がっても、ストーリー上艦隊戦シーンが無くなってしまうので、ヤンとの戦闘シーンを書かなければならない作者としては、結局ああゆう風にするしかなかったのかと思います。
出版社の方針として、絶対に艦隊戦シーンを外せないのだとしたら、ヒルダがどう言おうが、行動しようが、彼女によって戦争回避というストーリーの大幅な改変はできなかったと思われます。

>「ほんとうは白いん(善人)だ」という主張がリアルに欠け、女性読者の共感を呼ばないということなのではないのでしょうか?
白ヒルダがリアルに欠け、女性読者の共感を呼ばないとしたら、それは、私の筆力不足でしょう。
銀英をリアル連載していた当時のよしりんは、まだ二十代のヲタクDT青年だったと推察されます。
故にヒルダは、彼の分身たるラインハルトの相手役として完璧な女性として書いたはずです。
断言してもいいですが、当時の田中センセに、行間からさり気無く女のエゴが読み取れるなどといった高等技術はなかったと思います。
本人は、全然そんなつもりなく素直に優しい人格者の女性として書いたつもりが、結果的に同性の共感をよべないキャラ、よく読むと、キャラ設定と言動が矛盾してるという齟齬が生じてしまったのでしょう。
オベとロイだけがヒルダに好意的でなかったことも、作者自身は、それ程深く考えていなかったのではと思います。
葉子さんの仰る、「幼少時の家庭環境に恵まれず、人の心に敏感にならざるを得なかったロイエンタールとオーベルシュタインは彼女の本質を見抜いていたんだと」という解釈は、二次創作として凄く説得力があると私も思うんですが、もし、よしりんに聞かせたら「え?僕、そんなつもり全然ないよ」と言うと思います。

>ミミさん
「黒い部分」は、全くではないにしても、極めて少ないタイプの人って、リアルでもいると思うんです。
だから、ヒルダが、本当に容姿だけでなく、人格も申し分ない人だったとしても、おかしくありません。
ただ、当時の作者の女音痴が災いして、ヒルダが極端に負の部分のないキャラになってしまい、リアルさに欠けてしまったんだと思ってます。
また、あれだけ完璧なのに、実は作中で彼女の行なったことで、「彼女にしかできなかったこと」って、アレク出産だけなんですよね。
双璧を動かしてのハイネセン急襲も、他の諸々の換言も、オベやシュトライトにやらせてもストーリー上全然違和感無いし、彼女である必要はなかったことばかりです。
性格が良くて賢いことをアピールする割には、肝心なところで主人公の心を動かすというヒロインの役目を果たせず、一番の功績が子産みマシーンだというのも、潜在的に女性読者に嫌われた理由なのかも。
同じ「万能型キャラ」の朝倉南は、何と言っても主人公の上杉達也の尻を叩き続け、遂に彼を本気で野球に取り組むようにさせました。
彼女がいなければ、「タッチ」のストーリーは動きませんでした。
しかし、ヒルダは結局ラインハルトの心を動かすことが出来ませんでした。
「彼女にしかできないストーリー転換」が最後までありませんでした。
私は、黒い白いよりも、そこが彼女に「人間の魂」が入らなかった一番の原因のような気がします。

葉子 (08/25 04:41) 編集・削除

>>オベとロイだけがヒルダに好意的でなかったこと
しかし、エゴイストの怪物が「義眼(作り物)」と「金銀妖瞳(異形)」にしか見えなかった、というのも酷い皮肉ですねwww
ま、先生はそこまで考えていないんでしょうが。

ちと暗くなってしまいました

久々に本編に戻って、ハーレクイン44を書いてたら、ちょっと暗くなってしまったので、書き直してます。
これは、いつか入れたいと思っていたエピソードなんですが、いかんせん、重い。
ハーレクインのベタベタで甘甘路線とはかけ離れた重さになってしまい、更に落ち込んでます。
ちょっと、頭休めてからとりかかります。

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ゆうやん (08/05 22:11) 編集・削除

書き直す、ということはもう44を一度書き終えたということで??
うわぁ、あのスピンオフから再開早かったんですね!できあがりはワンコのようにおとなしく待つとして、前回の完全趣味更新回で当方燃え尽き(萌え尽き?)ぼわ~ん状態ですww
見習おうっと。

Jeri (08/05 22:42) 編集・削除

>ゆうやんさん
いえ、途中まで書いて「いったい何の話よ」になってしまったんで書き直してます。
で、書き直してもやっぱりハーレクインの雰囲気から思いっきり逸脱してます。

捏造願望の集大成(イノセント・プリンセスあとがき)

予定を大幅に上回る長さでやっと完結したハーレクインもどきスピンオフ・エリザベート編。
自分でもまだ色々と不満はあるのですが、まあ、とりあえず無事に終わらせることができてよかったです。
今回で活かしきれていない伏線は、勿論、今後本編の方へもってくる予定でいます。
今回の主役は何と言ってもヒルダたんですし、テーマは「サビーネと並んでよしりんにわすれられた元重要キャラのエリザベートのその後」なのですから。

で、このお話はやっぱりあくまでも「エルフィーでハーレクインもどき」の番外編なので、「リヒテンラーデ公が先にぽっくり逝っちゃったIF」から派生している物語であることを付け加えておきます。
従って、もし原作通りの世界なら、リスナーくんは犯罪を犯さず、あの事件は起こりません。
ただし、あの夜会もなかったので、ミッタの親戚になるのもなしです。
もし、原作通りなら、エリザベートは、リヒテンラーデ一族の乳母を頼ってオーディンに帰ってこられませんから、リスナーくんが始末の困ることもありません。
そのうち、最後の忠臣のおっさんも死んで、生活力もなく、一人で生きる知恵もないエリザベートは、どっかで餓死して、後にエルウィン・ヨーゼフ同様ミイラで発見という末路を辿ります。
リスナーは、官僚として無難な一生を終えるか、案外、摂政皇太后になったヒルダに取り立てられて本当に尚書まで出世してるかも。

ルビンスキーは、新帝国内を引っかき回す為に、結構色々な発案をしていて、実行したものもあれば、話だけに終わってしまったものもあります。
実行したものとしては、キュンメル事件と、ラングに無実の人間を逮捕暗殺させる為の工部尚書爆殺事件、極めつけのロイ叛逆事件であり、逆に思わせぶりに言っておいて実行しなかったものとしては、アンネローゼの殺害(?)があります。
ここで書いた爆破事件も、そんないくつかあった案の中の一つで、リスナーの加入により、偶々役者が揃ったことで「じゃあ、やってみようか」という感じで実行されたということになってます。
その意味では、リスナーも、ゴットルプ叔父貴と同様、「エルフィーが流刑にならなかった為に運命が変わった人」の代表格かもしれません。

そして、何と言っても今回書きたかった最大のテーマは、「ヒルダを突き動かしているものが何であったか?」です。
男尊女卑の封建社会で、お姫様として生まれた女性が、なぜ革命思想を持つようになってしまったのか、原作ではまるで「賢い女は革命家」とでも言わんばかりに何も書かれてません。
それにずっと消化不良ぎみだったのを、今回、思いっきり脳内で捏造したものを形にしてしまいました。

自分でも100%不満を解消しきれたかと言われると、自信のないところもありまして、まあ、60%くらいは不満解消できたかなといった気持ちです。
書き足りないところは、また新たなスピンオフを書くか、本編に挿入するかして、これからも遊んでいきたいと思います。

というわけで、久々にハーレクイン本編にとりかかります。

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りっく (08/02 22:18) 編集・削除

お疲れ様でした!

リスナーの平民の彼女に関しては、かすった、かな(爆)
私が考えていたのは、最初平民の彼女がいるという描写から、「もう気位の高い女はこりごりだから」という理由で平民の女性に走った。というのが第一印象。

あとは婆やさんまで地球教徒だという描写を読んで、彼女も地球教徒だったというオチを想像していました。

第一印象は当たったかな…と(苦しい)
まさかミッタの親戚とは。

リスナー君はエリザベートの婿に選ばれた時点で運命が狂っていた面もある気もしました。

「江戸時代は(特技と礼儀作法を磨き、いい婿入り先を待った)次男三男が支えた」
という池波正太郎か誰かの言葉を星新一のエッセイかなんかで読んだことがありますが(何その又聞きうろ覚え(爆)。)
もともといい婿入り先を探さねばならない立場だったせいで、ずーっとその発想に捕らわれていた面もあるのでしょうね。

第一話の雰囲気からでは何も知らぬげだったばあやさんのほうが、主犯格に近い(?)オチがちょっと怖かったです。
ちなみに、エリザベートは何らかの事情で、両親とは離れてリスナー君の家の領地とかにずっと匿われていたんだと思ってました。

>もし原作通りの世界なら、リスナーくんは犯罪を犯さず、あの事件は起こりません。
さりげなくシビアなことを(爆)
歴史の分枝とその相関、ここまで考えてたんですね。
これからも歴史が原作とは違うルートを通るために泣く人が、約一名ほぼ確定なようですが、彼の場合、自業自得ですので(爆)
(この事件の鍵となる人物の容姿の描写が最初に出たとき、「なんか青い眼が印象的な描写が続くなー」と思っただけで流してしまった自分…うかつorz。あれ…これ前にも書きましたっけ)

今回のテロは原作でハイネセン大火(ロイがエルを匿ってたことで吊るされた翌日ぐらいに起きた大火事。原因は事故でしたっけ)に相当する騒動なのかと思ってますが、(このテロのバタフライ効果で大火が起きないのかと)そういうわけでもないのでしょうか。

それにしてもヒルダ、謀反をおこさせると聞いて真っ先に想像するって、もう少し信じてやって(笑)

これからも、お体お大事に、頑張ってください。では。

Jeri (08/03 01:06) 編集・削除

>りっくさん
早速の熱いご感想ありがとうございます。
途中、暑さ負けでバテておりましたが、何とか長年しこりとなっていた「サビーネとエリザベートのその後」に決着を着けることができ、今は自己満足に浸ってます。

>リスナー君はエリザベートの婿に選ばれた時点で運命が狂っていた

JINの影響が未だ冷めやらず「この世は、一つではなく、何通りものちょっとづつ違う世界が地増のようになって無限に存在している」というパラレルワールド理論を入れてみました。
選ばれていたのが、リスナーではなくケルトリングの方だったらまた別の世界になっていたかもしれません。

>池波正太郎
話それますが、私は鬼平と剣客商売しか読んでないんですが、彼の田沼意次の解釈が個人的に気に入ってます。

>もう少し信じてやって(笑)
ヒルダとロイの相性の悪さって、原作、二次創作界共通の御約束事ですからね。
私も目下の悩みは、「みんなが死なないでハッピーな銀英伝」になったとき、一番難しいのがこの二人をどう始末するかなんです。
まあ、よしりんは、それが無理と判断したからころそ、ロイを退場させたんでしょうけど。

では、疲れたと言いながら、ハーレクイン本編にとりかかる懲りない奴を、今後ともよろしくお願いします。

激甘の理由

ファイル 336-1.jpgファイル 336-2.jpg


 今回のハーレクインもどき、何時にも増して甘々になってしまった原因は、書いている時に偶然、BShで放送中の『イ・サン(正祖大王)』で、ヒロインのソンヨンが亡くなるクライマックスシーンを見て号泣してしまった為だったと思います。(照
 正直言って、韓国の歴史は全然解りません。知りません。
 でも、あまりにもご都合主義で出来すぎた内容から、恐らく史実とはかけ離れた大幅な脚色が加えられたものであろうことは想像できます。
 そう解っていながら、感動して涙してしまうこのパワーはいったい何なの?
 多分、日本史と違ってなまじ知らないから、先入観がなく、史実との相違に思わず突っ込みたくなる衝動が起こらないからというのが、一因なんでしょう。
 
イ・サンにつては、説明すると長くなるので、↓をどうぞ。
【日本語版公式】
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/isan/index.html

【ファンによる全話詳細なあらすじ】
http://blogs.dion.ne.jp/d_nose00/archives/cat_306547-1.html

 主人公イ・サンが、自分の妻(側室)となった死んでゆくヒロイン・ソンヨンを抱き締める姿が、今回泣けたと同時に、ラインハルトが瀕死のキルヒアイスと最後の言葉を交わすシーンに重なった。
 私の為にやけにならず、どうかよい王様を続けて下さい。という意味のソンヨンの台詞を受けて、彼女の死後も腐ることなく、その悲しみ耐えつつも政務に励み、国民の為の国造りに努めるイ・サン。
 ソンヨンは、身分も低く、政治にも軍事にも関わることのない女性だが、主人公への影響力は絶大だった。やっぱりヒロインはこうでなくっちゃ!
 対して、ラインハルトに対するヒルダの影響力という点では、ヒロインというポジションを考えればまるっきり「秘書A」の域に留まっているようにしか見えず、気の毒なばかりの扱いぶり。
 大事な局面でラインハルトの心を動かすのは、最後まで亡きキルヒアイスであり、いったい何の為のヒロインか? そうか、キルヒアイスじゃ子供産めないからか、と考えざるを得ん。
 ラインハルトは、口では「あなたが予にとって如何に大切な人かわかった」なんて言いながら、結局、ヒルダの思いを汲み取らずシヴァ会戦に突入し、最後まで「戦争がしたい病」を克服できんかった。これでほんとに彼女のことを大切に思ってたのかよ?(この、口先男め!)と毒づきたい。
 最期の病床でも、「姉上にキルヒアイスをお返しする」とか「宇宙を手に入れたらみんなで…」とか、残していく新婚の妻を思う言葉はいっさいなし。
 こんなんだったら、無理して結婚なんかせず、あくまでも「美少年同士の愛の物語」にしてくれた方が、いっそすっきりするというもんだ。
 私は、多くの改革を成し遂げ、民の為に善政を敷いた偉大な王でありながら、一人の男として一人の女を全力で愛した李祘(イ・サン)という一人の人間に深く感動し、銀英伝を読んで偉大な皇帝でありながら、一人の親友を全力で愛したラインハルトに感動したw
 イ・サンを観て気付いたのは、もしかして、銀英伝のヒロインは、ヒルダではなく、キルヒアイス?ってこと。
 いや、歴史ドラマの王道で、本来、一人のヒロインが担ってきた役割を、銀英伝の場合、男女一人づつ別々のキャラに分割して演じさせてしまった、しかも、美味しいところを全部男性キャラが持っていってしまった為に、男同士の絆がより強化された印象(早い話がBLネタの提供)と、女性キャラの存在感の無さになってしまったのではないかと、最近思うようになった。
 ラインハルトにとって、本来一人でいいはずの相手役を(キルヒアイス+ヒルダ)という2人の男女が演じ、ロイエンタールにとっては、それがミッターマイヤーとエルフリーデになり、ヤンの場合ユリアンとフレデリカになってしまった。
 赤金と双璧で、あれほど(BLという言葉はまだ存在しない当時だったのではっきり言おう)ホモくさい描写で書いておきながら、801系同人誌を毛嫌いし、「君らのようなファンはいらん」とまで言ったというよしりん。だったら、ヒロインをきちんと描こうよ。でも、結果的に、それが♂×♂萌えファンのツボを押し、初期のファン層を支えた…のだと思うよw
 恋愛描写が苦手なのが、怪我の功名でヒットしたと言って過言ではない…とすれば、よしりんにとって腐女子達こそ恩人と言えるのではないか?www

ぱくりまくってます

えー、ハーレクイン37、38を連投しました。
連投と言うと、真面目に書き続けたように聞こえますが、内情を暴露しますと、きりのいいところまで書いたら、いつの間にか普段の2倍くらいの長さになってしまって、こりゃまずいと思って2回に分けただけだったりします。
だから、予定してた場面までしか話は進んでません。
こんなことをずっと繰り返してきたので、こんなに長くなってしまったのだと、自分でもわかってるんですが、紙媒体と違っていくら書いてもそれ程容量を食わないのをいいことに、これからもこの調子で書き続けると思います。

今回、作中劇に関する部分の描写で、思いの外字数を割いていました。
その原因の一つは、最近立て続けに見てはまってしまった韓流歴史ドラマなんだと、書いてから気付いたりしていますw
イ・サン、朱蒙、王と私、善徳女王…etc
最近駄作続きで、中途半端なNHK大河なんかよりずっと妄想の糧にしております。

韓流とは全く関係ないんですが、今回の作中劇のジークリンデ皇后のラストの台詞、数ヶ月前に、大御所少女漫画家、庄司陽子が、BE LOVEの創刊○十周記念だかで、前後編連載でマリア・テレジアの生涯を端折って描いていたのを立ち読みして、その中の台詞をほぼそのまんまぱくってます。
最愛の夫を亡くし、常に喪服で過ごす女帝に、彼女が才能を見出し、宰相だか大臣だかに抜擢した青年貴族が、愛の告白をします。
その求愛の台詞も、マリア・テレジアがそれを拒絶する時の台詞も、まんまジークリンデと廷臣との台詞にしちゃってます。

「愛と信頼とは、似て非なるものです」

庄司御大的には、というより、少女漫画的には、どうもライ×ヒルの関係は、恋愛認定されないらしい。
まあ、そこがよしりんの書いたもんらしいんですが…
私的な解釈では、ラインハルトは、天才の偏り故に、そもそも異性への関心とか精神的な性的成熟度が、4、5歳児レベルだった。
故に、ヒルダに対しての信頼や依存の気持ちが、「恋愛感情」まで到達するのに、本当はあと15年くらいかかったのが、早世してしまった為、あそこで中断してしまった。
もしも彼がせめてあと15年生きるか、又はヒルダと何らかの形で15年早く知り合っていれば、ラインハルトにとってキルヒアイス、アンネローゼと並ぶ存在となり、

「俺のヒルダ! お前がいなければ、宇宙など手に入れたところで、何の価値もないではないか!」

とか猛烈な異臭を放つ台詞を臆面もなく吐いていたことだろうw

コメント一覧

べる (02/24 09:36) 編集・削除

>「俺のヒルダ! お前がいなければ、宇宙など手に入れたところで、何の価値もないではないか!」

言えよ、、生きてるうちに言ってやれよラインハルト…。
とか思うよ!!!!!!!!!

いや、朝から笑ったけどさw

ゆうやん (02/24 11:56) 編集・削除

>愛と信頼とは、似て非なるものです
それは確かにそうだけどさぁ。ヒルダさん謙虚もいいがもう少し欲張ろう!!と思ってしまう。

これってJeriさんの思う壺にはまってるのかしら?

Jeri (02/24 21:26) 編集・削除

>べるさん
ほんと、最後に一言でいいから言って欲しかったですね。それによって、私的には、カイザーの男としての株急上昇なんですが。

>ゆうやんさん
ヒルダのあまりにも無償過ぎる献身っぷりが、とっても歯痒いし、それにどっぷり浸かって、最後まで彼女の為に何もしてあげない男(に見える)ラインハルトってどうよ?って25年間思ってきました。

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