Egoist
Mail
Home About Main Link Log&Present Blog

記事一覧

「転生もの」二次創作をドカ読みしてみました

ただ今、ハーレクインもどき48を執筆中なのですが、ちょっと行き詰まってしまったので、これを機会に最近流行っているらしい他所様二次創作を片っ端から目を通してみました。
正直、何かいい参考になるものでもあればという下心もありました。
全部じっくり読む時間がないので、タイトルやストーリー概要を見てとりあえず興味を持ったものに限定してでしたが、これが半端じゃない量で驚きしました。
きっかけは、タナウツさんところで知った「にじファン」の閉鎖問題でした。
恥ずかしながら、旧世代の私は、自分で書いたものをネット上で公開するとなった時、思いつくのは、サーバースペースを確保して、せっせとHTMLファイルの作製&無料CGIを改造くらいしかなかったので、つい最近までこのような便利なツールの存在を知りませんでした。
無料ブログは字数制限があるので、たぶん対応できないだろうなと判っていたので最初から念頭に入れていませんでした。
このブログもDLしたスクリプト自体は、デフォはコメント欄に字数制限があった(投稿欄は無制限)のですが、改造して事実上無制限にしましたので、感想も批評もいくらでも投稿できちゃったりします。
故に、「小説家になろう」も「Arcadia」もほんの数か月前に偶然知ったばかりです。
まあ、私はたぶん、知っていたとしても、こんなマイナーな話を投稿するような無意味なことはしないとは思いますがw
むしろ、以前から温めていたイニDとガンダムのBL小説なら投稿して良くも悪くもたくさん反響があると嬉しいかもです。
最近気づいたのですが、私はどうも、「気の強いお姫様とちょっと危険な香りのする情事に長けた地位と財力のある男の恋愛話」「憎んでいるがそれと同じくらい愛してもいる」というシチュのカップリングに萌えるかも。それが、結果的に「ハーレクイン的」というのかもしれません。
だから、ガンダムでは、シャア×ガルマだし、S星矢では一輝×氷河でした。
ロイエル派の方々って、そういう人が多いのでは?と最近勝手に思ってます。
で、「転生者」ものの件なんですが、ざっと目を通しただけでも、先日話題になった作品以外にも、なぜか原作キャラを大幅改変しているものが多いのに驚きました。
率直に感じたのは、

ラインハルトってそんなに嫌われてるんですか?

まあ、確かに、物語中盤以降の彼は、当初の高い志とは裏腹に、やたら無駄な戦争ばかりやりたがるキャラになってしまい、周囲の人間も一、二度言葉で諌めるだけで、却下されるとあっさり引いてしまうというアブナイ独裁者に変貌しつつありましたが、基本的には善人であり、本来は優しい少年のはず…というのが原作の基本路線だったはず…
ところが、転生オリ主が万能型のストーリーだと、ラインハルトが妙に小物に成り下がっていたり、原作とかけ離れたキャラになってストーリー破綻しているものが多くてビックリでした。
しかも、「ラインハルト憎し」のとばっちりなのか、作品によってはキルヒアイスやヒルダまでが、「いくらなんでもそれはないでしょ」なキャラになってしまっているものもあって、早々に退散したものもありました。
転生オリ主の二次って、とっかかりは楽しくて、誰でも簡単に書けそうに思えるんですが、最後までストーリーを纏めるのがすごく難しいんだと痛感しました。
私は、銀英伝の原作自体がラノベだし、夢夢小説だと思っていますので、政治や戦略の分野については、読み手としても書き手としてもあまり深く掘り下げて考えるつもりはありません。(要するに苦手な分野や興味の薄い分野はスルーです)
そっち方面は、最低限の描写でOKなので、キャラの内面や心理描写、人間ドラマを中心に読みたい。そう思って探して面白そうだったのが、「原作通りの世界を生きて亡霊となったロイエンタールとキルヒアイスが、その記憶を持ったままもう一度過去に遡って生まれ直す」というものでした。
ただし、ロイエンタールは生年月日は同じですが、金銀妖瞳ではなく両目共に青く、両親も仲がいい。キルヒアイスは、同じ両親の元にアンネローゼより3歳年上として逆転生します。
あえてタイトルもURLも紹介しませんので、興味のある方は、検索で探してみて下さい。
現時点ではまだ連載2回目で生まれ直した直後までしか書かれていませんので、これからどう展開するのはわかりません。
問題なのは、二人が逆転性した切っ掛けが、亡霊となって地上を見ていたら、ラインハルトの死後、ヒルダが突然豹変してルドルフ化してしまったことです。
このサイトの別名「黒ヒルダ小説」連載再開を楽しみにして下さっている有難いコメを先日も頂きましたが、こちらの逆転生もののヒルダの専横ぶりは、半端ではなく、あまりにも原作と人格が剥離していて、自分でこれから「黒ヒルダ」を書こうとしている私でさえ違和感を感じる程でした。
なんせ、アレク皇帝に対する謀反(自分が女帝に即位しようとした)の罪として、アンネローゼと共犯者としてヴェストパーレ男爵夫人までも処刑、謀反人ロイエンタールの子であるフェリックスを匿ったとして、ミッターマイヤーとフェリックスも処刑。ブラッケやリヒターなどの改革派を次々に粛清。バーラト自治政府に派兵して制圧、ヤン一党の生き残りを全て処刑。更にその任に当たった軍首脳達も帰還後に粛清。(これじゃ実務を行う人間がいなくなっちゃうじゃん)
帝国内は、ルドルフ時代を再現した恐怖政治国家となってしまいます。
当然、アンネローゼを殺されたキルヒアイスとミッターマイヤー(&我が子)を殺されたロイエンタールの亡霊は怒ります。
「ヒルデガルト許せん!この女を皇后にしてしまったのが間違いだったのだ」
ということで二人の逆転性となります。
転生後に二人が「ヒルダとラインハルトを結婚させない」方向に動くのか、「そもそもラインハルトの簒奪に協力しない。逆に阻止」の方向で行くのかは、まだわかりません。
ただ、どうも他作品にざっと目を通した限りでは、作者氏はアンチラインハルトの人のようなので、後者になりそうな雰囲気です。
そして、現時点では、原作では、政治センスに優れ、温厚な人格者であったヒルダが、なぜルドルフ化してしまったのかは全く書かれていません。
案の定、感想欄を見ると、同じように感じた読者も多かったのか「ヒルダが豹変した理由が欲しかった」「いくら所詮妄想の二次創作でも、あまりにも原作と剥離しているキャラに入っていけない」といった書き込みが複数見受けられました。
それでも私は、ここまで改変するからには、作者の中では、ヒルダが豹変した理由付けはきちんとあって、今後の連載の中でそれが明らかになっていくものとばかり思っていました。
しかし、驚愕だったのは、上記の感想に対しての作者氏のレスが「説明を考えるようにしたいですね。」
というものだったことです。つまり、最初からヒルダのルドルフ化理由は考えていなかった、どうでもよかったらしい。
作者がヒルダをこれだけ真っ黒にした理由が、ラインハルトを否定する路線を作る為だったとしたら、ヒルダの方が気の毒としか言い様がありません。
ライ×ヒル派の方には絶対に受け入れられない話でしょうね。
ヒルダに対しては、「結局最後に一番美味しいところを持っていった人。元々恵まれて生まれ育ったのに、なんだかずるい」みたいに感じる読者は昔からいましたし、かくゆう私もそう思わないでもない一人なのですが、それでも、原作の彼女は優しい女性であるという基本は崩したくありません。

上から目線で暴言吐きます。
結局、一次創作を書いても二次創作でも、文章力が未熟だとストーリー構成力も未熟なのだということがよく解りました。
マンガ家では、絵は下手だけど、作品の完成度は高くて面白いという人もいますが、どうも文筆家の場合、文章力とストーリー構成力は概ね比例するものみたいです。(自分のことも含めてそう思います)
件の二次創作の作者氏は若い男性のようですが、オバさんから一つ苦言を呈させて頂ければ、「ねえ、君、マンガとラノベ以外の活字も読もうよ。川端康成とか太宰治とは言わないから、せめて最近のベストセラー小説あたりでもとりあえず制覇してみたら?自分で書くのはそれからにしようね」ってことですね。

ただし、若いといってももし彼が中学生とか小学生なら、ちょっと酷なことを言ってしまったかなと撤回させて頂きます。
あちら様の「黒ヒルダ」は、これからヒルダが真っ黒けになった説明が加わるそうなので、興味のある方はぜひ検索でたどり着いてみて下さい。

コメント一覧

葉子 (07/07 23:48) 編集・削除

>>ハーレクイン的
私の職場・ケーキ屋さんの女子ども(最近のオタク女子大生)にきいたところ、平凡な女の子(=自分)が王子様と結ばれるというハッピーエンドの夢小説が好きで、ロイエルに代表されるような障害の多い恋は面倒なので嫌だといわれましたwそうか、面倒は嫌なのか…。

そんな私は五輪真弓の『恋人よ』みたいな悲しい恋愛に憧れる小学生でしたので、うちにある文学小説もこの悲恋パターンばかりです。三つ子の魂何とか、という奴でしょう。
※しかも「好きになる男は不思議とみな同じ名前」だったりするのがおかしいw

>>黒いヒルダ
ロイエンタール信者wの自分の場合、ヒルダ=保身に長け、暗黙のうちにオーベルシュタインと組んで(将来の)政敵ロイエンタールを抹殺した悪賢い小娘という評価です。
なので黒化するのは納得だったりします。
(個人的には第9巻の「ロイエンタールに対してはもう遅いかもしれぬ」とラインハルトが言う場面に顕著に出ていると思うんですが、あのタイミングで書類を出すのが本当に腹立たしく…(怒))

なお、私の中のイメージではその後のヒルダはエカテリーナ2世。息子のアレク陛下を傀儡にして、フェリックスを愛人にしてごっつく専制君主しているイメージでございます(でもフェリックスもちゃっかり出世させてもらってて、ヒルダの影になっていたりする、と。抜け目ないw)
…うちの息子に触るな!ってロイエンタールが化けて出そうです。

葉子 (07/08 05:43) 編集・削除

連投ですみません。

>>あちら様の「黒ヒルダ」
黒化する理由が「これから考える」とは…(絶句)。
それ、多分「大粛清」って言いたかっただけな気がします。
粛清=絶対権力者になって、自分が邪魔だと思う人間を抹殺しまくる…確かに憧れる気持ちも分からなくはないし、実際に軍首脳を粛清しまくっていろいろアレだった国家も過去に存在しましたが、それにしても酷い。

※先の書き込みの補足ですが、「私のヒルダ」が黒いのは、ロイエンタールの叛意をかなり前から見抜いていた、という原作の表現に起因します。
田中先生的には、アレは「ヒルダは賢い」っていうつもりで書いたのでしょうが、私はあれを初読の時に「ロイエンタールに対する彼女の根深い確執の表出」と感じてしまい、以来「腹黒だな」という印象がぬぐえないのです。もちろん乱世ですから、みなさん多かれ少なかれ腹黒でないと生き残れませんし、ヒルダ好きな方には大変申し訳ないのですが…。

非公開 (07/08 08:40) 編集・削除

管理者にのみ公開されます。

Jeri (07/08 11:53) 編集・削除

>葉子さん
<面倒なので嫌だ
なるほど、今時の若者気質らしいですね。
一昔前の少女マンガは「障害が多い程恋は燃える」がデフォだったようなんですが。
そう言えば、昨今のハーレクインコミックや少女マンガでも、この普通の女の子と王子様の妙に淡白ですんなりくっついてしまう恋愛ものが多い気がします。
それ程の男が、一見普通の女の子のどこに惚れたのか、そういう細かいことはどうでもいいのですね。
その点では、件の二次創作作者さんが、ヒルダの黒化理由を最初から何も考えていなかったというのも肯けます。
葉子さんが感じたヒルダ腹黒の理由ですが、私もよしりんが彼女を「先見の明があり賢い」ことを表現する為に、ローエングラム陣営の中ではオーベルシュタイン同様に早期の段階でロイエンタールの叛意に気づいていたことにしたかったのだと思います。
しかし、結果がああなってしまったことで、ロイファンの立場で見ると「だったらなんでもっと早い時期に効果的な進言をしない?」となってしまうのですよね。
この人は、本心から叛乱が起きないことを願っていなのか?もしかしたら、いっそ叛乱して死んでくれれば私が皇后になるのに反対しそうな奴が一人消えてくれるわ。とかwww
葉子さんは叛乱が実際に起きてから書類を出すというタイミングを指摘されていますが、私は、ハイネセンでエルを囲っていることとエルの叛逆証言が問題になり、意見を求められた時に、意図的に回答を避けたことが最初に気になりました。あそこで彼女が、ラインハルトに対し、「突然連座で流刑にされたのだから、新政権を恨むのも理解できなくはない」「彼女一人の存在など些細なこと」「連座制を廃止したのですからいっそ、生き残りのリヒテンラーデ一族に恩赦を出し、彼女の身柄については、あくまでもロイ元帥のプライベートなこととして、丸投げしちゃっていいのでは?」とでも言っていれば、その後の流れは随分とちがって来たんじゃないかと思います。あの時点ではラインハルトの関心は既にヤンと戦争することに移っていましたから。
そうすれば、エルは結局フェザーンのロイの邸(官舎?)でフェリを出産し、ルビンスキー一派の介入もなく、ロイはもっと早く両目共に青い息子を見られて、アホな叛乱もなかったのではという妄想が…
ヒルダは、自分自身は、ラインハルトを直接暗殺しようとしたキュンメル男爵の親族であるにも関わらず、当然のようにおとがめなしで、今まで通りの貴族生活をしているのに、親や祖父の罪で流刑にされてしまったエルに同じ門閥貴族の娘としての視点が全くないことが、「この人って、もしかして、本当に自分(とラインハルト)のことしか考えていないのでは?」と感じさせてしまうのです。
その点を、相互リンク先のライヒル派の方々の二次創作は上手く補完されてるなと思ってます。
ヒルダの立場で言わせてもらえば、彼女はラインハルトに惚れているのであるから、ラインハルトを守りたいのであって、惚れてもいない(むしろ互いに嫌悪感?)ロイエンタールを擁護してやる義理はないと言えなくもないのでは?
政権側の人間の行動や倫理観としては、どうかとは思いますが、女心としては判らないでもありません。
ヒルダたんは、本当はすごい面食いで金髪碧眼美形ヲタであり、惚れた男のやることなら、理性の部分ではダメとわかっていても、結局最後には何でも許してしまう。そういう実はとっても乙女なところのある女の子なのですが、作者が極度に「相手の見た目に惚れる恋愛」を否定したがるので、結果的に彼女の行動が一部の人にとって「腹黒」に映ってしまう。
私の「黒ヒルダ」はそういう路線なんです。

<大粛清
あの作者さんの語彙には、きっと「地位を“剥奪”」とか「更迭」という単語もないのでしょう。
私も語彙の少ない書き手なので、そういう欠点が余計に目についてしまいます。

>非公開コメ様
そうそう、あの作品です。
結局、タナウツさんところで「考察」というバッシングを受けているヴァレンシュタインものって、なんだかんだ言っても他の二次創作に影響を与える程の作品なんですね。
同人誌のメジャージャンルでも、大手サークルが一度カップリングを作るとそれに共感した周辺のサークルが雪崩をうって同じようなシチュを書(描)きはじめるというのがあります。

べる (07/08 16:17) 編集・削除

正義感の強い正統派処女だったら、ま、
スケコマシロイロイなんて、嫌いで普通だよねっ♪
(政治的視線は何処へw)

Jeri (07/08 19:24) 編集・削除

>べるさん
私もそう思いますw
よしりんは、どうも美形=世の殆どの女がメロメロみたいに考えてるようですが、ロイって案外両局に分かれる気がするんですよね。
一目で心臓射抜かれてしまう女と
「私、なんかあの人苦手ぇ~」
「とっつきにくそうで怖いわぁ」
とか。

葉子 (07/08 19:35) 編集・削除

お返事ありがとうございます。
『黒いヒルダ』についてはもう随分昔から悶々としていたので、今回吐き出せて少しすっきりしました。こんな風にキャラを掘り下げて話すことってあまりないので…。新鮮かもしれません。
銀英の後半戦、表は『戦争狂ラインハルトVSヤン』ですが、裏が『ロイエンタールVSオーベルシュタインVSヒルダ・三すくみの権力闘争劇』。そう思うのは黒すぎでしょうか?

>>ロイエンタール審問のくだり
確かにあそこでヒルダが何がしの進言をして、ロイとエルフリーデ(と息子)に寛恕があったら…「一任するから身辺整理を」といわれたら、これ以上女子供を殺めたくないロイエンタールとしては、結婚までいかなくとも子供の認知くらいはして、仲良くケンカしながら夫婦漫才してくれそう…。
少なくともリヒテンラーデ一族粛清の惨劇を繰り返しはしないはず。

そうしたらヒルダは「女をあげた」と思うのです。

でも実際はアレですからね、よりによってアレ。アレは最低最悪の進言です。
本人も「最良とは言わないが」と断っていますが、とにかくロイエンタールを追い落とす気満々だったんでしょう。
恋だの愛だのに疎いラインハルトからこの件を一任されたのがヒルダだと知って、ロイエンタールは「もうだめだ」と絶望したに違いない。→続く8巻の「さあ、知らんな、知りたくもない。」が悲しい(涙)。

Jeri (07/08 23:56) 編集・削除

>葉子さん

<「女をあげた」

まさにそれが書けたら、田中芳樹の作家としての地位がワンランク上がっていたように思えます。
OVAを見直したら、エルの件は、ヒルダの方から既にそんなこと忘れているラインハルトに向かって「彼女どうしますか?」と持ちかけています。
つまり、ヒルダがあの時エルのことを持ち出さねければ、やっぱりそのままロイ邸に居座ってた可能性が高いと思います。
どうもヒルダは、男のよしりんが創った男に都合がいい女キャラなので、あの年頃の女性が普通に持っている男女関係の感覚に疎かったと好意的に解釈すればそういうことになります。
更に言えば、ケンプを使い捨てにしたイゼルローン要塞戦、バーミリオン会戦、回廊の戦いとどの出兵にも内心では反対だったのですから、一度くらいラインハルトに向かって本気で三行半を突き付けていたら、彼女はもっと女を上げたような気がします。

「残念です。私はあなたが、もう無駄に死んでいく兵士や孤児や未亡人になるその家族の為に、無益な戦いを終わらせてくれる方だと思ったからこそ、お味方したのです。でも、どうやらそれは、私の見込み違いだったようです」
と言って、辞表を叩きつけたりしたら、更にお株が上がるでしょう。
ついでにラインハルトがそれに対して思い直し、
「待ってくれ!フロイライン…」
となったら、まさしくヒロインの面目躍如ですね。
ヒルダは伯爵令嬢で、一般人と違い背負っているものが大きいので、無責任に辞表など出せないというご意見もありますが、それを理由にラインハルトが連座制を復活させてマリーンドルフ家の関係者を処罰するようなことは、ルドルフ否定の彼の矜持が許さないでしょう。
そして、娘が主席秘書官を辞したことで、もともとその七光で国務尚書だったマリーンドルフ伯も辞任するかもしれません。そうなると、軍首脳達はともかく、文官達からの皇帝への信頼は確実に落ちることでしょうね。
元々出兵に反対だったカール・ブラッケあたりも、この際、皇帝の戦争狂を諌める目的で、辞任の意向を示すかもしれません。
ブラッケの意向を汲んだリヒターも…となれば、発足したばかりの新帝国の内閣が途端にガタガタで、戦争どころじゃなくなる。
ヒルダは、ラインハルトの側近の唯一の女性として、非軍人として、これくらいのことをできる立場だったのではないかと思えば、結局最後までラインハルトに従う道しか選べなかった彼女がヒロインであることで、よしりんの潜在的な女性観「女って生き物は所詮無力なんだ」というのが読み取れてしまうのです。
だから、私は、ハーレクインの「白ヒルダ」で「無力ではなかったヒルダ」を書きたいのです。
ヒルダって、行動と実際設定が剥離してる(銀英の場合彼女だけじゃありませんが)ので、解釈次第で黒くも白くもなるキャラなんですよね。

葉子 (07/09 03:08) 編集・削除

>>解釈次第で黒くも白くもなるキャラなんですよね。
Jeriさん優しい…。
(読後の感想がそれぞれ違うように、キャラ解釈もひとそれぞれだと思うので、今後も白黒不問でJeriさんのヒルダに期待しています。やっぱり銀英は人間ドラマが面白いwほんとうに聞いていただきありがとうございます)

>>あの年頃の女性が普通に持っている男女関係の感覚に疎かったと好意的に解釈すれば
もうこれは仕方のないことなのでしょうが、好意的解釈ができない自分wとしては、もともと2巻で「保身のため」ラインハルトに近づいた彼女ですから、それがすべてというか、私には彼女の全てが打算に見えてしまいます。(だからラインハルトとの間に愛はなくて、原作に若干表記がありますが、あれは恋に恋するというか、愛の真似事に過ぎないと感じてしまい、すごい違和感があります。結局先生の書き方が悪い?いや、自分がロイファンだから怒りに我を忘れているの?←玉蟲かw)。

また、作中ではラインハルトに帯同して最前線に居ますが、そこまで熱心に非戦を訴えないのは、ラインハルトが戦争狂で、基本キルヒアイスの亡霊の言うことしか聞かないという点を差し引いても、軍人として死ぬ覚悟でいるロイエンタールやオーベルシュタインとは決定的に違う立場だし、あんなに軍人ばかりのところで非戦を唱えるほど空気の読めないおばかさんではないからでしょう。おそらく戦争に出ても自分は安全圏にいる、さまざまな計算から自分に害が及ばないことを分かっているからなんだろうな、と感じるのです(政敵のロイもオベもそれを感じるから余計腹立たしいんだろう。本文にも彼らの苛立ちが散見されます※6巻のキュンメル事件のあとのオベとか、「あの小娘が」発言のロイとか)。
何だかんだいっても彼女の挙動には「自分は皇帝陛下のお気に入りなのよ(キュンメル男爵に連座して粛清されなかったのがその証拠よ)」という、傲慢な感じがにじみ出ている。皇帝のお気に入り=帝政というピラミッド社会で頂点ですからね。
同じ女に生まれてきて、自分は勝ち馬に乗った。あんたは乗れなかった。
だから、もともと同じ特権階級出身のエルフリーデに対し「気の毒だよなー」という気持ちがまったくわかないんではないでしょうか。
ロイエル派としては、7巻のロイエンタール審問のくだりから先のやり取りに、ロイ&エルが気の毒すぎて爪を噛んでしまうのでした。
※個人的にはアレク陛下がこのへんのやりとりを将来知ったらどう思うのか、妄想のしがいがありますw

葉子 (07/09 03:27) 編集・削除

>>OVAを見直したら
原作もここは同じで、ヒルダに訊かれて「ああ…」と思い出しているので、スルーしていれば最悪のアレは免れたと思われます。でもヒルダがあえて訊いたのは、

エルフリーデと引き離す=ロイエンタールに『おまえは所詮皇帝の手駒のひとつにすぎない。思い上がるなよ』ってこと?なら相当辛辣…。

非公開 (07/09 06:45) 編集・削除

管理者にのみ公開されます。

葵猫 (07/09 12:31) 編集・削除

語彙の問題はありましたね、確かに。
ロイエンタールがラブラブとか言わないでしょう、いくらなんでも。
睦まじい、もないんですかね、個人的辞書には。

Jeri (07/09 22:08) 編集・削除

>葉子さん
ラインハルトに思いっきり自己投影しているよしりんとしては、自分の相方の条件として、単に美しくて優しくて血統のいい(ついでに処女ww)女性なだけでは満足できず、彼女が賢い女性でもあることが必須だったのでしょう。しかも、並みの賢さではなく、その道の専門家と対等以上に、皇帝の政治顧問がつとまるくらいの桁外れな賢さにすることで、ヒルダの「個性」を描きたかったのではないでしょうか。
しかし、当初1刊限りの予定の作品が、人気故に10刊まで引き延ばされると、少年ジャンプ並みのストーリー破綻が当然起こります。
特権階級出身なのに偉ぶったところのない優しい女性と定義付けられているヒルダが、人によって腹黒く感じてしまうのも、無理にストーリーを引き延ばした結果生じた歪のような気がします。
また、私は、「保身のため」ラインハルトに近づいたことは、彼女の立場的に当然ではないかと思っています。
だって、あの状況では、門閥貴族は生き残りをかけて、どちらの陣営に与するかでその将来が大きく左右されるわけですし、それによって、自分だけでなく、家族や使用人、一族郎党に運命がかかっているのですから、状況を的確に分析し、いち早くラインハルトに味方することを選んだヒルダは、伯爵家の次期女当主として立派だったと思います。
ただ、彼女がラインハルトに味方したのは、単に自分や周囲の人間の保身の為だけでなく、帝国民全体のことを考えて、ラインハルトが政権を握ることが、最大多数の国民にとって幸せであると判断したからだとも思っています。よしりんは、ヒルダを、ただ賢いだけでなく、それくらいスケールの大きなキャラに描いたつもりだったんでしょう。
しかし、よしりんの最大の願望は、最終的に彼女のような女性に自分の分身でもあるラインハルトの子供を産ませることにあったので、その前に二人が決裂したり、ラインハルト側の主要キャラの中に、彼女を良く思わない人間がいてはまずいことになります。
結果、ヒルダは、聡明で優しい女性でありながら、結局あのような言動をさせるしかなくなってしまったというよしりんのご都合主義の犠牲にされたキャラと言えなくもないのでは?
ロイエンタールが、一癖あるキャラで、最終的にラインハルトに叛逆することは、ある程度初期の段階で決まっていることだったと思われますので、ヒルダがどんなリアクションを起こそうが、ロイ叛乱は、ストーリー上避けられなかったと思います。
ならば、ロイ叛乱の兆しの描かれた最初の場面にヒルダを登場させることはなかったのにというのが、私の本音です。
更に言えば、賢いことをアピールする為と、ヒロインとして登場場面を増やす目的で軍艦に乗せて同行させたことが、ヒルダに対して、葉子さんが感じたような印象を読者に与えてしまったのは、作家としてのよしりんの失敗だったのではないかと思ってます。
昔から、私のオタ友の中にも、「何故なのか上手く言葉で説明できないんだけど、ヒルダって嫌い」と言う人は少なくありません。
私は、ヒルダは、よしりんが「賢い」ことを表現したいが為に描いたことが、一部同性読者の反感を買ってしまったという「失敗ヒロイン」なのではないかと最近感じるようになりました。
今、韓流歴史ドラマをよく見ているのですが、私は、ヒルダは立ち位置的に、ヒロインキャラ(最愛の女性)ではなく、『イ・サン』に於ける正祖の孝懿王妃や『トンイ』に於ける粛宗の仁顕王妃のように感じています。
両者とも、王様の正室であり、王様を心から愛していて、王にも正妻として、国のファーストレディとして強い信頼を寄せられていますが、一人の男としての王にとっては、最愛の女性ではない。しかし、王の心がヒロインにあると判ると、嫉妬することもなく、逆にヒロインを応援して味方になるという良く出来た方。地位と美貌に恵まれ、人格も優れているけど、でも少し寂しい女性。病の篤いラインハルトを訪ねたアンネローゼに、悟ったように一礼、静かに部屋を出るヒルダが、上記二人の王妃様と重なります。
ただ、ラインハルトが早世したことや、彼がそっち方面では精神的に著しく未熟だった為に、彼にとっての最愛の女性=亡きキルヒアイスやアンネローゼと同格かそれ以上に心を占める女性に巡り会えずに死んだことで、結果的にヒルダはラインハルトにとってのただ一人の女となり、ヒロインに繰り上がったような感があります。
もし、ラインハルトがあと何年か生きて、もっと彼の心に入っていける女性と出会っていたら、ヒルダはいち早くそれを察して、彼女を皇帝の寵姫に迎えることを薦めたりするような気がします。
寵姫というものに嫌悪感を抱いているラインハルトは、当然躊躇するでしょうが、「真に愛せる方を妻にするのは、旧王朝の皇帝達の淫蕩とは違います」みたいなことを言って説得し、ラインハルトも自身の気持ちには抗うえず、ただ一人だけの寵姫を置くことを承諾する。…とかの妄想が…www
ヒルダは、皇后として皇帝の政治的な助言者として、皇太子アレクの母として、盤石の地位と信頼を得ていますが、ラインハルト個人の愛は、寵姫となった真のヒロインのものに…
銀英伝が、ラインハルトが在位30年くらいで崩御するまでを描く歴史大河ドラマだったら、こういうシチュも面白いかもと、ライヒル派からは石を投げられそうな話も浮かんできます。
問題は、いつまで経っても戦争狂でお子ちゃまなラインハルトが、果たして本当に他人の女性をアンネローゼと同格かそれ以上に愛せるようになるのか?だとは思いますがw

>非公開コメ様
私も、にじふぁんの閉鎖とらいとすたっふは、無関係だと思います。
タナウツさんの見解はあまりに穿ち過ぎのような気がします。
それと、このサイトのアフィリエイトですが、毎月限りなく0円ですので、いつでも削除できます。
ご覧のように、記事とコメント欄が長く伸びてしまうブログなので、単に少しでもバランスをとるために貼ってるだけですw

>投稿をを削除された非公開コメ様
レスが遅れて申し訳ありませんでした。
コメントは、全文読ませて頂いております。
お奨めして頂いた作品も、じっくりではありませんが、一通り読んでおります。
ロイエル派、ライヒル派、どちらにとってもハッピーエンドな話で救われました。(オベ贔屓の私には、ちと残念な部分もありましたが)
ただ、生意気を言わせて頂ければ、主人公が出しゃばらない分、話が進むほど「この小説、一体誰が主役なの?」になってしまい、作品の完成度という点ではいかがなものかという気もしました。
転生ものは、主人公が万能大活躍すれば、原作レイプになり鼻につく場合が多く、逆にあまり表面に出てこないと、著しく存在感を欠く主役の存在意義が疑問視される難しいものだということがよくわかりました。
ずっとここの稚拙な小説(?)を読んで下さっているとのことで、いつもコメを下さる方以外にも読んで下さってる方がいると思うと、とても有難く、嬉しく感じております。
私も文章自体は決して上手くないですし、語彙にも乏しい書き手ですが、ストーリーの方向性だけは年の功でぶれませんw
以前にも記事に書いたことがありますが、
四十ニシテ迷ワズ
とは、本当に孔子様はよく言ったもんだと最近つくづく思いました。
一度書こうと決めたものは、最後まで書きますので、今後とも宜しくお付き合い下さいませ。

>葵猫さん
あの作者さん、もしかしたら十代か二十代前半の方かもしれませんので、「睦まじい」などという単語は使ったことがないのかもしれません。
そう言えば、エルがロイを「お前」ではなく「あんた」と呼んでいる二次創作を時々見かけますが、「もっと活字読めよ」と言う前に「原作読んでますか?」と訊きたいです。

葉子 (07/10 00:50) 編集・削除

お返事ありがとうございます。
>>ヒルダは、よしりんが「賢い」ことを表現したいが為に描いたことが、一部同性読者の反感を買ってしまったという「失敗ヒロイン」

そうですよね、銀英ファンのダンナとこのへんをネタに話すと、「作品自体破綻してるから(とくに後半、ロイ叛乱とか)そんなに突っ込まないのwww」って言われるんですけど、でも突っ込まずにはいられないというか。
もうヒルダの件は「アレク陛下のお母さんが必要だったからってことにして、ラインハルトとのあれこれやロイとの確執は見なかったことにしろ」とまで言われましたwちょ、存在を抹消ですかw

※先のコメントを書いてからふと思い立ち、銀英同人誌の詰まったダンボールをあけた私。
初読のころはソーヘキよりも黒金(ロイエンタールとラインハルト。プラトニック。BLはない)派でしたw
キルヒ亡き後のラインハルトとローエングラム体制を支え続けたのはロイエンタール。だから余計ヒルダが嫌いなのかも(そりゃロイは子供産めないけどさ、にしてもあの仕打ち。田中先生ひどいよー)。

では黒いヒルダの話はこの辺で(笑)。いろいろ刺激になりました。ありがとうございました。

横ですが
>>らいとすたっふ
1999年頃にあの「ルール」の原型ができて、一度「らいとすたっふの草刈り」が行われています。二次創作されていた方は軽くパニック状態で、いい作品も多かったのにそういうのに嫌気がさしてやめちゃった方を何人も見ているので、わたしは彼らが嫌いですw

ハーレクイン44の解説もどき

「言いたいことは作品の中で言う」ことが基本方針なんで、本来自分の書いたもんに対して解説するとか、語るとかいうのは好きではない。
何が言いたいのか、描きたいのかは、作品の中に織り込むものであって、それが読んで下さった方々に伝わらなければ自分の力量不足なんだろうし、伝われば文章が稚拙でも内容的には合格ということになる。というのが、一応私のポリシー。
でも、今回に限って言えば、補足させて頂きたいことが有りすぎるので、こうして別記事で書いてます。
この回で、私はヘレーネの台詞を借りて、以前から銀英伝に…というか作者のよしりんに対して問いたかったことを言わせています。

「人の命を、引き算や割り算で考える人を、私は軽蔑します」

これは、作中での弁護側証人である中将の言葉に対するヘレーネの反論として言わせてます。

「罪があり、報いがあり、最後に成果が残ったのです」

これは、言うまでもなく、「夏の終わりのバラ」で落ち込んでるラインハルトをヒルダが慰める時に言った台詞と全く同じ言葉です。
つまり、ヴェスターラント男の言葉に激しく落ち込んでしまったラインハルトに対してヒルダたんは、「たかが200万人という表現は絶対に使えない」と思いながらも、結局のところ数の論理を屈指して「改革によって救われた人々も確実に存在するのですから」と言って、いい子いい子して慰める。
つまりこういうことですね。

報い→ キルヒアイスを失ったこと(全然かんけーねーだろ!!)

免罪の計算式↓ 
改革によって救われた人の数ーヴェスターラントで死亡した200万人=圧倒的多数

「ヴェスターラントで死んだたかが200万人程度の平民の命なんて、あなたの偉業に比べれば小さいことなんですよ。だから、そんなに落ち込む必要はありません」(と言っているのと同じに聞こえます。私には)
ライヒルをベットインさせるシチュを作る為だけに、心優しいヒロインであるはずのヒルダたんにこんな最低の台詞を言わせてしまったよしりんセンセ。
この台詞を、25年を経た今、彼はいったいどう思ってるんでしょうか?
いや、そもそも男女の仲を進展させる為に、こんな台詞しか思いつかなかった作家ってどうなのよ?と今更ながら問い詰めたい。
まあ、だからこそ、よしりんは、自分でも恋愛を書くのは苦手だと言っているのでしょうが。
もしかして、よしりんは、ヒルダのこのセリフが、彼女自身やラインハルトも否定していた「数の論理」であることに気付いていなかった(少なくとも当時は)に思えてならない。
また、落ち込んでる主君に対してこんな台詞しか言えない「智謀と識見に富んだ女性」であるヒルダも、この台詞で慰められて立ち直ってしまう「名君」のラインハルトも、何とも情けない。
というわけで、この回は、原作のヒルダが体験できなかった出会い(エルやヘレーネ達)によって、自分が「人の命を引き算で考えていた」ことに気付いて落ち込むヒルダたんを書きました。
問題は、そうなるとライヒルのクライマックスであるあのシーンも微妙に違ってきてしまうんで、そこをどう書くか、今後の悩みの種なんですが。

再び摩訶不思議な銀英世界の医学に突っ込む

現在、とろとろとハーレクインもどき(43)を書いてる途中なんですが、拍手メッセージでまたお返事を頂いた件で、また突っ込みたくなった件が出てきました。

現在の産婦人科では、私が下の娘を出産した時よりも更に早い時期に胎児の性別が判明するみたいですが、銀英伝世界では、なんか、フェリックスといい、アレクといい、生まれてから初めて男の子だとわかったように書かれていて、まるで40年くらい前の産科のレベルに読めるんですが、どうなのよ?
それとも、わかっていて敢えて発表しなかっただけなのでしょうか?

現代日本の男女出生比率は、104対100で、まあ、ほぼ半々と言っていい数字です。
私は、これ(男女は半々)は全世界的な数字だと思ってたんですが、実はそうではないことを少し前に知りました。
意外に思われる方も多いかもしれませんが、ここタイでは、男女出生比率は1対3と圧倒的に女の子が多いのです。
これは別に全国民的に医学的な産み分けをしているわけではなく、タイの気候風土や長年培ったタイ人の体質がそうなっているとのことです。
地方出身で実家は大家族というメイドさんなんかに話を聞くと、10人きょうだいで、男1人に9人姉妹とかも珍しくありません。
そういえば、タイ国民の敬愛を一身に集める王様も、4人のお子様のうち、王子様1人と王女様3人という見事にタイの黄金比率(?)を実証していらっしゃいます。
反対に、男が圧倒的に多い国ってのもあるらしいです。

で、拍手メッセージに、「帝国はなぜか男児(ロイ、ライ、ワーレン等)が多い」というご意見をいただき、ふとこのことを思い出したのでした。
もしかしたら、戦時下という事情で、オーディンを含めた移住惑星の気候改造などで、男児が生まれやすいよう何らかの措置がされているのかも?などどまた妄想を膨らませております。

で、ハーレクインもどきなんですが、いよいよIFものとして本格稼働し、原作から少しづつ起こるべくイベントがずれていきます。
エルちゃんは、多分、原作の放ったらかし状態の出産ではなく、ちゃんとフェザーンの病院で検診を受けていますので、この回で性別も判明します。
真人間になったばかりの旦那同様、嬉しいのか、残念なのかよくわからないといった感じです。

漫画喫茶探訪

ファイル 380-1.jpg

こちらでも見ている「JIN」をあらためてまとめて読んでみたくなったので、市内のネットカフェに半日こもりました。
ファンと自称しつつ、実は毎週スーパージャンプの連載を立ち読みしてたので、コミックを読むのは初めてだったりします。
いやぁ、やっぱり感動しました。
今後、テレビドラマが完結編と銘打っているので、内容を書くとネタバレになるので、詳しく書きませんが、医療ドラマの面白さと、タイムスリップして歴史を変えることのIFもの的な面白さに加え、人間ドラマとしての奥深さが感動を与えます。
前回は、仁が、田中久重に出会い、未来から持って来た豆電球を渡して、「これと同じものを作れますか?」と言うシーンがあるんですが、スポンサーの意向がもっと反映されるかと思いきや、彼が東芝の創業者であることにはいっさい触れず、仁も知らないという形で別れます。
今後の登場はわかりませんが、どうやら東芝には、スポンサーでありながら、作中で露骨な宣伝をする意思はなさそう。
原作を尊重した節度ある態度は、さすがに巨大企業の度量の大きさというべきか。
ちなみに、現在日本で高視聴率独走中のJINですが、主人公の仁先生のキャラは、原作漫画とドラマ版で多少異なっています。
タイムスリップ時の年齢が36歳というのは原作通りですが、原作の仁は、もっとおっさんくさいキャラで、若い頃、坂本竜馬を主人公にしたベストセラー小説(多分、司馬遼太郎の)を読んでいて、かなり幕末の歴史についても時系列で詳しく知っています。
一方、大沢たかお演じるドラマ版の仁は、同じ36歳設定でも、かなり現代風な若者として描かれ自ら「歴史音痴」であると言っていて、竜馬暗殺の場所も日時も知らないということになってます。
まあ、主人公のキャラを、より一般視聴者の目線に近づけたのでしょう。

私は常々最近自分がはまってるもの同士として、どうしても小説と漫画という表現手法を差し引いても、JINで描かれている「女性の強さ」と銀英伝で感じる「女性の無力さ」を比較してしまう。
よしりんと、村上もとか先生は殆ど同じ歳ですが、20代の学生の時書かれた銀英伝と、50歳を過ぎた円熟期にJINの連載を開始した村上先生を比較するのは流石にフェアではないと思い封印してきたんですが、今日行った漫画喫茶で、たまたま垣野内成美作画の「薬師寺涼子の事件簿」が目に入り、ぱらぱらと斜め読みすることに。
私はよしりんの初期作品の銀英伝しか読んだことがないし、他の作品を読もうとも思わないけど、この薬師寺シリーズは、少なくとも銀英伝よりは、よしりんの最近作のはず…だよね?

で、ここからはあくまでも私の主観であり、暴言でありますので、不快な方はスルーして下さい。
予め言っておきますが、私が読んだのはあくまでも、漫画版の「薬師寺涼子シリーズ」で、小説は読んでいませんし、今後読む気もありません。
もしかしたら、JINのように、小説版と漫画版では大きくキャラが異なっているのかもしれませんが、それでも原作者の許可の上で商品化された公式のものとして感じたことを言います。

まず、よしりん、銀英伝から何年経ってこれ書いたは知らんけど、

相変わらず、女性キャラが感動を与えないなぁ…

涼子たんに言いたい!
あんた、親の七光りの金と権力なしで何ができる!?
平凡なサラリーマン家庭に生まれ、一生懸命努力して東大出てキャリアになったものの、男社会の警察内で壁にぶつかりながらも、高い志と高邁な理想を持って一つ一つ真摯に事件を解決していく女の姿とか描いているなら、お決まりのパターンとわかりつつも、あなたに感動できたかもしれない。
天下りの受け皿である大企業のオーナー、立場上彼女に頭の上がらない上司達を相手に威張り散らしてどんなにデカいことをしても、それをちっともかっこいいとは私には思えない。
JINの女性キャラは、社会の底辺から這いあがってきた女や、武士の娘とはいえ小身旗本(今で言えば下級公務員くらいか?)の娘で、決してスケールの大きな、歴史に残るような偉業を成すわけではないけど、毎週多くの視聴者を感動させる。
この差が何なのか、女は最初から高下駄はいていないと、どうせ何にもできはしないのさと思っているよしりんの深層意識が現れているように感じるのは私が歪んでるのか?

スケールが大きいわりには、感動を与えないキャラとしては、今まで散々ヒルダをやり玉に挙げたけど、結局、ヒルダの進化系キャラともいうべき薬師寺涼子を見ていると、よしりんの女性描写はちっとも進歩していないどころか、退化さえしている。
ヒルダたんも、作中では、その重要な立ち位置に比して無力な存在だったけど、涼子のように、親からもらった権力や財力を振りかざして威張り散らしたりはしていないぞ。
ヒルダが、スケールの大きなことをやるわりに、存在感が薄いのは、「大事な局面で暴走しようとする主人公を思い留まらせる」というヒロインの王道の役割をただの一度も果たせなかったことに尽きる。
一番肝心な回廊の戦いも、最後にラインハルトが撤兵の決意をした理由は、「死んだキルヒアイスが諫めにきたから」であり、結局ヒルダは反対はしたけど、ラインハルトの心を動かすことができなかった。
はっきり言う!
主人公に対して、こんな影響力のないヒロインなんていなくていい。
こんなことなら、銀英伝のヒロインは、女性キャラ化したキルヒアイスで十分。名前もジークフリードではなく、ジークリンデかジークムントあたりで、ラインハルトの子供を産んで、産後の肥立ちが悪くて(笑)死亡。
でも、ラインハルトの心には生涯「彼女」が最愛の人として残り、皇帝として絶対権力を握った彼が暴走するたびに、ヴァルハラから現れて諫めに来る。
歴史劇としてなら、この方がよっぽどそれらしい。
同性愛も801も大嫌いなよしりんなのに、ヒロインの役割を男キャラにやらせてしまったのだから、同人ネタにされて当然。怒る方がどうかしている。

ついでに双璧の女どもについてもこの際、暴言吐こう。

エヴァ、はっきり言って、ミッタマイヤーが自宅に導入している家事ロボットにしか見えん。
生身の人間らしさが全く感じられない。
ロイエンタール曰く「本来なら女など掴み取りできる器の男」がただ一人愛を注いでいる女性としての説得力がまるでない。
未来のロボット製造会社が、「エヴァ」と言うシリーズで売り出している「ダッチワイフ機能付き家事ロボット」とでも書いてくれた方がSF(?)作品としてはずっと面白い。

エヴァ零号機:初顔合わせの設定年齢12歳の少女型ロボット。家事はお手伝い機能のみ。

エヴァ初号機:結婚した19歳の年齢設定。家事全てを指示なく自分で行う高機能型。オーナー(ミッタ)と簡単な会話のやり取りも可能。ただし、複数人数での長時間会話はできないので、客が来るとすぐに部屋を出ていく。ダッチワイフ機能搭載。

エヴァ弐号機:26、7歳のそろそろ主婦が板についてきた年齢設定。過去の出来事を語るなど、型に嵌った簡単な会話なら複数の人間相手でも可能なよう言語機能のバージョンアップしている。更に従来の家事機能に加え、育児機能も追加され、家政婦妻ロボットの完成形と評される。

なーーーーんてねw
銀英伝は、スペースオペラという名の架空歴史ドラマである。
決して、戦記物ではない。
「それがメインじゃないから」との理由で、主要登場人物(特に女性キャラ)を人間扱いして描いていないのが、昔か腹立たしくてならない。
自分の二次創作で、思いっきりエヴァの過去をねつ造したのは、そんな思いの発露だと理解して頂ければうれしいです。
コメにも書き込んでくれた人がいましたが、彼女(エヴァ)は、たまたま引き取られたのがミッターマイヤー家という最高の環境の家だったから幸せになれたが、ひどい家に引き取られていたら、悲惨な人生を送ったかもしれない。
彼女に対して昔から思っていたのは、
「お前には、12歳の自分を孤児にした社会に対する怒りのようなもんがないのか?」
孤児の悲哀をいっさい見せず、ひたすら楽しそうに家事をこなし、戦争に行き、また自分と同じような戦災孤児を大勢生み出す夫に、何の疑問も持たず笑顔で送り出す「都合が良過ぎる妻」。
いかに優しい養父母とはいえ、12歳で他人の家で養われなければならなかったこの人の頭の中には、夫が出征の度に、自分と同じ境遇の子供が作られることへの疑問や問題意識が芽生えないのか?
いや、そんなこと女は考えなくていい。
そんなことを考える女は「小賢しい」というのが、ミッタも含めた帝国男(=よしりん)の潜在意識なのか?

JINの中で、ヒロインの一人中谷美紀演じる花魁野風の心中を、親代わりの楼主が、こう代弁している。
「あの子(野風)は、瘡毒(性病の梅毒)を心底憎んでいるのですよ。いや、遊女などというものを作り出す世の中そのものを憎んでいるんです」
この「憎しみ」が原動力となり、原作では野風は、梅毒の末期症状を迎えてこれまでは捨てられるばかりだった遊女達の為のホスピスを建設する。
救える女の数にも、歴史への影響力と言う点でも大した偉業ではないかもしれないが、その姿は読者に感動を与えた。
今回、ドラマ版でこのシーンがカットされたのが非常に残念に思う。
「憎しみこそが、人間の生きる原動力となる」
みたいな台詞を、今回舞台版の銀英伝でフリードリッヒ陛下が言ってるのは、何だかとても皮肉です。
ラインハルトの覇道の原動力は、自分への憎しみであるとわかっての台詞で、実際本当にラインハルトは、GB王朝を滅ぼします。
双璧も他の軍首脳も、ラインハルトの元帥府に召集される前は、門閥貴族出身の無能な上官の為に何度も悔しい思いをしただろう描写がコミック版にも原作にもありますから、彼らも怒りが原動力となり、ラインハルトの簒奪に加担したと言っていいでしょう。
よしりんに激しく問いたいのは、
「女は怒りを原動力にしてはいかんですか?」
当たり前ですが、女も男同様人間ですから、喜怒哀楽の感情ってものがあります。
親が戦死して、遺体も戻らなければ、理不尽な世の中に対する怒りも当然起こるでしょうし、なんとかこの戦争が終わらないかと考える頭くらいあるでしょう。
元帥夫人にもなったエヴァンゼリンには、そういうのがまるで見えず、相変わらずミッターマイヤーの良き家政婦で、最後にはいきなり準備もなしに、生後半年の乳児の子育てまで何も言わずに引き受けるという究極の家事専用マシーンぶりを発揮してます。
そういえば、昔からの双璧のカップリング絶対の人達からも、なぜかエヴァってあまり邪魔者扱いされないし、嫌われないのは、ファンが無意識に彼女が人間ではなく、本当に便利な家事ロボットくらいにしか認識していないせいなのかとか思ってしまう。

最後にやっぱりエルフィー。
「あんた、どういうつもりで生んで半年間育てた息子を置き去りにしたのよ?」
邪魔者を捨てたの?
それとも、涙を呑んで子供の為にロイの遺言に従ったの?
それによって、歴史劇としても、人間ドラマとしても銀英伝がずいぶん変わってくると思うのよ。
あなたは、アンドロイドやロボットのような女ばかりの銀英伝の中で、数少ない自己主張をして、生身の人間らしさをチラっとでも見せてくれた帝国女性なんで、一番気に入っているのよ。
主要女性キャラの内で、男に都合のいいように動かなかった数少ないキャラだったからね。
だからこそ、もっと出番を増やして、ロイとの同棲の様子とか日常なんか見せて欲しかった…ま、これは、私の個人的な趣味ですが。

長谷川フリードリッヒ陛下に惚れてしまったから言うわけではないんだけど

 さて、先日の記事でレスが伸びきってしまったので、あらためて書き直します。
 というより、前々から一度言いたかったことを形にしておこうと思いました。
 要約すると、

薄幸の美女がデフォとなっているアンネローゼ姉様は、全然不幸じゃねぇ!

ってことと、

彼女のことをラインハルト&キルヒアイスと同目線且つ同価値観で不幸視してる帝国人のヒルダっておかしい

ってことです。
 いや、別に、私、前々からフリードリッヒ陛下を「渋いじゃん。ステキ」とか思っていたのを今回の舞台で長谷川初範氏が演じて「こんな皇帝の寵姫ならなりたい!!」とか本気で思ったから言うわけではありませんw

 原作小説を読んで「なんで、あんたがそう言うねん?」と感じ、OVA見て更にその思いを強くしたのが↓の場面。

 ここの「アンネローゼ様は、15歳の時に権力者の一方的な要求によって~」で始まるヒルダたんの独白シーン。
 一見すると、ヒルダの優しさを表現したシーンに見えるが、この「アンネローゼ様ってすごくかわいそう」と言っているヒルダ、よく考えるとこれ、この時代背景の帝国人女性の感覚として、ものすごく変です。
 そもそも幸不幸の価値基準は、その時代背景による相対的な部分が多く、現代人の価値観で考えたら、一夫多妻制時代の女性は全員不幸ということになります。

 姉ローゼ様が不幸じゃないな理由。

 原作によると、フリードリッヒ4世は、「一夜妻の類も入れれば食った女の数は千人にものぼる」と表現されているように、文字通り「女千人斬り」の男だ。一回でポイ捨てされる女達も多い中、アンネローゼは、その千人の中で、正妻であった皇后を別格にすれば、「最も大切にされた女性」だと言える。
 彼女が不幸とか薄幸だったとしたら、残りの999人はいったい何なんだろう?
 表向きは「皇帝の寵愛を受けるのは帝国女性の最大の栄誉」ということになっていたらしいが、実際には無気力な暗君として見られていたフリードリッヒの寵姫は、必ずしも他人から羨まれるようなものではなかったのかもしれない。
 しかし、少なくとも彼はアンネローゼの願い通り「弟の将来を保証」して出世させてくれたし、後宮入りが本人には不本意なものだったとしても、彼女の忍従は充分報われたと見るのが妥当だろう。
 また、フリードリッヒの子供は、この時代の医学の所為か、誰かの作為かは知らないが、何十人も生まれたはずなのに、結局成人したのは3人だけという、恐ろしいほど高い流産率や乳児死亡率だ。
 ベーネミュンデ夫人のように、何度も死産や流産を繰り返したり、せっかく生まれた子供が早世してしまった母親も多くいるだろうことは原作にも明記されている。
 乳児死亡率が低い現代日本でも、やっぱり子供産むってものすごく体力消耗するし、いわば「命を吸い取られる」ような作業だ。
 出産することが命がけの銀英世界なら尚のこと、妊娠や出産で命を落としたり、流産や死産を繰り返し、自身はげっそり…という寵姫も多かっただろう。
 そんな中でアンネローゼは、一度も懐妊しない(命の危険に晒されない)で、五体満足のまま若い時点でお勤め終了となった。
 彼女が失ったものって、処女と15~25までの花のさかりの時間だけだったのではないか?
 そして、それを捧げた代償として、弟が新王朝の皇帝、自分も大公妃というのは、客観的に見れば、充分におつりがくる結果と言えると思う。
 原作記述から、アンネローゼより肉体的にも精神的にも消耗したはずなのに、何ら報われなかった寵姫の方が多かったであろうことが容易に想像できる。
 はっきり言って、アンネローゼの境遇を殊更不幸視していたのは、彼女を「突然権力によって奪われた」と思い込んでいるラインハルトとキルヒアイスのみに共通する価値観であり、他のこの時代の一般帝国人の基準では、一人の女性として必ずしも最高に幸福ではなかったかもしれないが、同情されるほど不幸でも薄幸でもなかったはずだと思う。
 ラインハルトとキルヒアイスの2人が、姉様を「一刻も早く後宮と言う牢獄から救い出して差し上げたい薄幸の人」と思い込むのは、それが銀英の原点であるし、3人の特別な関係からも当然なことだろう。
 しかし、ライ&キルと20年間全く別の人生を歩んできたはずのヒルダまでが、なぜ2人と同じように「アンネローゼ様おかわいそう」的な気持ちが全面に出るのか?
「下級貴族なのに寵姫になって皇帝を独占なんてラッキー」とまでは思わないでも、逆に、門閥貴族の令嬢でありながら、アンネローゼの境遇に同情できるほどの深い思慮と優しい心を持っている女性なら、なぜ、姉様よりももっとかわいそうな人達(男社会の犠牲者)の救済という社会問題に対する意識が芽生えないのか?
 リップシュタットでローエングラム陣営へ味方する理由を父親に語るヒルダは、旧王朝の体制に対して相当な改革意識を持っていたことが伺える。
 ところが、政治センスに優れているはずの彼女がやっていたことは、そういう改革よりも、ひたすらラインハルトに同調し、一緒になって戦争に行くことのみで、彼と異なる環境で人生を歩んできた一人の人間としての主張が全くない。
 この聡明でありながら、アイデンティティが欠如したヒルダのキャラ創りが、女性キャラの書き込みの最も不足していた部分だと思う。
 美人で育ちが良くて、頭もよくて性格もいい二次元キャラなんて、ヒルダ以外にもごまんと存在する。
 その中で、ラインハルトを凌ぐ政治センスの持ち主という設定でありながら、最後まで「都合のいい女」で終わってしまった(ように私には思える)理由が、ここにある。
 もし、ヒルダに、ライ&キル同様の「アンネローゼ様が一番不幸」という固定観念が生まれるとすれば、以下4つのどれかの条件が備わっていなければ不自然だと私は強く主張したい。

条件1) ヒルダが、ミューゼル家とキルヒアイス家の近所に住む幼馴染で、後宮に入る以前のアンネローゼと4人で共有する時間があった。
この立場なら、ライ&キルと価値観を同じくし、「皇帝憎し、門閥貴族憎し」の思いも共通し、「かわいそうなアンネローゼ様」という方向に行っても自然。この場合、ヒルダの「伯爵令嬢設定」が崩れる。

条件2) 実はヒルダは、性同一性障害で、身体は女だが、中身は男だった。
まあ、私だって、同じように酷い目に遭った人を見て、それが不細工なオヤジだったら、大してかわいそうだと思わなくても、若いイケメンくんなら「まあ、かわいそう」と反射的に思ってしまうw
ヒルダたんも、男の心を持っていたら、宇宙一の美女についつい心を奪われ、理屈抜きで同情。

条件3) 2とは逆に、実はヒルダたんは、性転換手術をして女になった本当は男だった。
だから、男の感覚で、超美人のアンネローゼ様が一番可哀想に思えてしまった。
この場合、後のアレク出産の設定が崩れるw

条件4) 実はヒルダは、ものすごい恋愛体質で、惚れた男に全てを捧げるタイプだった。20年間培ってきたアイデンティティをあっさり捨ててしまえるほど、どっぷりラインハルトに惚れてしまい、価値観までも彼と共有してしまうほど「恋の奴隷」状態だった。
惚れた男と同じ視点でしか物事を見られないくらい惚れ切ってしまい、とにかく彼に同調し、同じ思いを共有したいという気持ちが最優先。
この場合、ヒルダの冷静で凛としたキャラが崩れる。

で、私としては、4が一番二次創作が書き易いんですが、よしりんはきっとそのつもりはないだろうな。
 多分、姉様に同情させることで、ヒルダの優しさや思いやりを表現しようとしたのだろうけど、やっぱりなんかそれって、女の気持としてズレてるように感じるんですよね。
「わかってないなー」と作者に対してついつい思ってしまう。

コメント一覧

非公開 (02/18 12:09) 編集・削除

管理者にのみ公開されます。

sabrina (02/18 14:33) 編集・削除

ども、お久しぶりですw
少し体調が良くなったので、やっとネット徘徊してます。あああ、面白そうな記事が増えて・・・エルフィーのBABYSTROLOGYが付いてるぅwww
これからゆっくり読みます。(←読んでからコメントしろよってね)

冒険風ライダー Eメール URL (02/18 19:30) 編集・削除

 お久しぶりです。


 アンネローゼが不幸と言われるのは、「皇帝の寵姫になるという選択肢が、自分の意思によらず他者もしくは外的圧力によって強要されたものである」というただ1点だけが問題なのであって、それによって何が得られたとしても「自身が幸福」にはならない「と見做される」ことが問題なのでは?
 ヒルダも門閥貴族の一員だったわけですから、自分の意思によらずに家督を継がされたり政略結婚させられたりした男性なり女性なりを身近で見る機会は多々あったでしょう。そもそもヒルダ自身もマリーンドルフ家の一人娘だったわけですから、リップシュタット戦役が起こらなければ、いずれマリーンドルフ家の継承問題に関わることになる身でしたし。
 自分の意思に反した道を歩まされる、という点で、ヒルダはアンネローゼの境遇に感情移入する余地があったのではないでしょうか?

 さらに言えば、アンネローゼは確かにラインハルトが帝国の権力を掌握することによって多大な富と地位を得ることができましたが、フリードリヒ四世の寵姫だった時代は出自の問題もあって周囲からの嫉視反感が凄まじかったわけですよね。
 特にベーネミュンデ侯爵夫人からは生命まで狙われてすらいたわけですし。
 そういう状況下に置かれているアンネローゼは確かに不幸な一面もあると思いますし、だからこそラインハルト&キルヒアイスは姉を助けようと奮闘していたという一面もあるでしょう。
 いつ自分の生命が狙われるか分からない、という恐怖と緊張感は男性でさえ結構重いものがあるでしょうし、そういう危険に、しかも自分の意思によらず置かれることを強いられたアンネローゼの境遇は、充分に不幸と解釈される余地があるのではないかと。


 幸福度というのは主観的なものであり、富や権勢だけでは計れない部分も多々あるのではないかと思うのですが、どうでしょうか。

Jeri (02/18 21:26) 編集・削除

>sabrinaさん
おひさです♪
赤ちゃん、順調そうですね。
この時期、個人差が大きいみたいですが、体調が良くなられたようでよかったです。

>冒険風ライダーさん
お久しぶりでございます。

>幸福度というのは主観的なものであり、富や権勢
>だけでは計れない部分も多々あるのではないかと
>思うのですが、どうでしょうか。

私は、「結果的に地位と富を得られたアンネローゼは幸福」と言ってはいません。
ただ、それさえも得られずに、自分の体を壊した揚句、子供には死なれという同じ寵姫が多数いたであろうに、その中で、健康を損なうこともなく、ラインハルトという頼りになる肉親もいたアンネローゼは、あの世界の尺度で考えれば「幸福」とはいわないまでも、かなり「ましなほう」だと言いたいのです。
文意が伝わらなかったようですね。
アンネローゼという人個人としては、地位や名声といったものに価値を見出している女性ではないことは私にもわかっていますが。
問題なのは、あの時代の人が客観的に見て、特に同性の目線で見て彼女の境遇がそれほど不幸か?ということなんですけど。
「自分の意思ではなく外圧的なものだった」という点についても、他の寵姫、特にフリードリッヒ4世の嗜好が豊麗な美女からミドルティーンの少女に変わった以降はアンネローゼに限らず、殆どの寵姫が、本人よりも親や親族などの野心の道具として後宮入りしたのではないでしょうか。
ベーネミュンデ夫人についても外伝で、宮廷医師が、後宮入りしたばかりの頃の夫人を回想して、そのようなことを匂わせる記述があります。
命の危険にさらされているという点に於いては、前近代的な乳児死亡率の高さを思えば、出産時に死亡した寵姫もかなりいたと推察されますし、寵姫という仕事自体が、あの世界では、ある意味命がけだったのはないでしょうか。
結婚や恋愛に身分の障壁があり、なかなか個人の自由にはならないことは、封建社会全般のことであり、ヒルダに限ったことではありません。
むしろ、そうした旧体制に対してあれ程辛辣な意見を持っていたヒルダが、せっかく新政府の政策に自分の考えを反映させられる立場になったにも関わらず、そうした不公正に対して、アンネローゼの境遇に同情する程度のリアクションしかないのが、非常に残念ですし、彼女の「聡明さ」の表現が不十分に思えます。
記事にも書きましたが、アンネローゼの境遇に同情できるほどの想像力があるなら、戦争の手伝いなんかではなく、本来文官である彼女には、もっとやるべきことがあるはずだと言いたいんですけど。
ヒルダの思考回路って、まるっきりいい意味での女らしさが感じられません。
全てがラインハルト(&キルヒアイス)と同じ方向性の悪い意味での「男思考」です。

冒険風ライダー Eメール URL (02/19 00:13) 編集・削除

> ただ、それさえも得られずに、自分の体を壊した揚句、子供には死なれという同じ寵姫が多数いたであろうに、その中で、健康を損なうこともなく、ラインハルトという頼りになる肉親もいたアンネローゼは、あの世界の尺度で考えれば「幸福」とはいわないまでも、かなり「ましなほう」だと言いたいのです。
> 問題なのは、あの時代の人が客観的に見て、特に同性の目線で見て彼女の境遇がそれほど不幸か?ということなんですけど。

 「他にも不幸な人や不遇に終わった人がいるのだから、そういう人達に比べればアンネローゼはまだマシ(幸福な方)だ」という主張は、正しくはあるかもしれないがどこかズレている、という感が否めませんね。
 たとえば、貧乏人は金持ちを「カネがあって羨ましい」と羨望しているでしょうが、当の金持ちは「自由があって羨ましい」と貧乏人を評価したりしていることがあります。
 金持ちは金持ちの、貧乏人は貧乏人なりの葛藤や幸福の基準というものが存在するのであって、それらを全て一律かつ客観的に判定するのは乱暴な思考もいいところなのではないでしょうか。
 「世の中にはお前よりももっと不幸な人間がいるんだ」的な論法は、自分のことを「不幸だ不幸だ」と嘆いた挙句そこに安住して思考停止しているような輩に対しては説教の道具として有効な面もありますが、この場面におけるヒルダとアンネローゼにそれを適用しても意味がないのではないかと。
 アンネローゼは「自分はこの世で最も不幸な人間だ」とまではさすがに考えていないでしょうし、ヒルダは「【自分以外の人間を】不幸な人と【評価している】」に過ぎないのですから。


> 「自分の意思ではなく外圧的なものだった」という点についても、他の寵姫、特にフリードリッヒ4世の嗜好が豊麗な美女からミドルティーンの少女に変わった以降はアンネローゼに限らず、殆どの寵姫が、本人よりも親や親族などの野心の道具として後宮入りしたのではないでしょうか。
> ベーネミュンデ夫人についても外伝で、宮廷医師が、後宮入りしたばかりの頃の夫人を回想して、そのようなことを匂わせる記述があります。
> 命の危険にさらされているという点に於いては、前近代的な乳児死亡率の高さを思えば、出産時に死亡した寵姫もかなりいたと推察されますし、寵姫という仕事自体が、あの世界では、ある意味命がけだったのはないでしょうか。

 確かにアンネローゼ以外の寵姫の中にも不幸な境遇にあった人もいる、とは言えるでしょう。
 しかしそれは同時に、後宮で幸福を手に入れた寵姫もいることを否定するものではないですよね。
 たとえば、安定した収入で一財産を築き、穏健に引退して余生を過ごした女性や、ロクでもない目に遭いまくってきた人生の中で後宮に居場所を見出した女性などは、後宮の生活にアンネローゼよりも多大な幸福感を覚えていたかもしれませんし。
 そういった人達に比べれば、自分の望まぬことを強要されて家族をバラバラにされ、望みもしない地位と爵位を押し付けられ、周囲の偏見どころか殺意をも含んだ視線に常に晒される羽目になったアンネローゼは充分に不幸ではないか、とも言えてしまうわけです。
 また、アンネローゼが子供を産まなかったことをJeriさんは「幸運だった」と言わんばかりの論を展開していますが、当のアンネローゼ自身は身体を壊してでも子供を産みたかったのかもしれず、諸々の事情からそれができなかったというのは、彼女の主観的には不幸と言えるものだったのかもしれないでしょう。
 アンネローゼにはアンネローゼの、他の寵姫達には他の寵姫達の、それぞれの事情に基づいた主観的な幸福と不幸があったでしょうし、それは他者が比較して優劣を競うべきことなのか、そしてそれがヒルダに対する批判になりえるのか、正直私は疑問に思わざるをえないのですが。


> 記事にも書きましたが、アンネローゼの境遇に同情できるほどの想像力があるなら、戦争の手伝いなんかではなく、本来文官である彼女には、もっとやるべきことがあるはずだと言いたいんですけど。

 その手のヒルダの「やるべきこと」って、その大部分をほとんどラインハルトが実現してしまっていますよね。
 戦争狂的な問題はともかく、内政面についてはラインハルトにこれといった瑕疵がありませんし、門閥貴族の不公正に至っては体制もろとも完全消滅していますし。
 不幸な女性の救済についても、民生省の創設という形で、マクロ的な救済が女性のみならず弱者全体に対して可能になっています。
 それから考えると、ラインハルトを助けていくことがおのずと最大多数の最大幸福に繋がるであろうと、別にヒルダでなくても考えそうなものなのでは?

エルダ (02/19 21:15) 編集・削除

>条件2) 実はヒルダは、性同一性障害で、身体は女だが、中身は男だった。
これに近くて、実はヒルダは最近の二次創作業界流行の、現実→銀英世界に転生した日本人男性だったとかw
この場合の転生者は原作知識を有しているのがデフォな上、原作読んでライキルに感情移入していると思われるので、「おかわいそうなアンネローゼ様」になってしまうというのはいかがでしょう?

すみません、調子こいて悪ノリしすぎました。


キルヒアイスの隣に引っ越してきたころの境遇だと、最悪の場合、売春宿に売り飛ばされてもおかしくはないですよね。
一番いいのは弟も面倒見るよという気前のいい資産家に見染められて結婚だと思われるし、姉上の美貌なら夢ではないはず。セバス父さんが姉上を売春宿に売らなかったのは親としての情もあっただろうけど、玉の輿も期待していたのかなと。
そして、姉上の適齢期にそういう話が来ていれば、ラインハルトも少しは丸くなったかなと想像しています。

Jeri (02/23 16:40) 編集・削除

すっかり返信が遅くなり申し訳ございません。
「ヒルダが姉様にすごく同情的な理由」としては、非公開コメや拍手メッセージでも、いくつかの案を頂いてます。

その1)
ヒルダたんは処女信奉者の若いイケメン好きだったから老いさばらえたイケメンでもない枯れかけたブ男に処女をさらわれちゃってアンネローゼ様かわいそー…(いや冗談でなく親身に…)と思った、というのはどうでしょう。
自分があなたのイケメンで若くて賢くてけんかも強い自慢の弟奪っちゃってごめんね、しかもあなたと違って妾とかでなく私正妻だし。しかも今度あなたと違って母親なんてものになっちゃうし。なんて思いも少しはあったからアンネローゼ様に同情してしまった、というのもあるのかと思いました。
このくらいの考えをヒルダたんが無意識に持ってたら同情したのもわからないではないな…と思いました。(拍手メッセージより)

ご意見ありがとうございました。
しかし、フリードリッヒ陛下贔屓の私としては、彼のことを「老いさばらえたイケメンでもない枯れかけたブ男」とは思いたくないのですが…
まあ、ヒルダ自身はそう思っていたのかもしれませんけどw


その2)
美少女キラー(ヲイ)なフリードリヒ4世側から内々に「ご側室」交渉があったが、パパが断るもしくはその辺のボンビー娘ならともかく曲がりなりにも伯爵令嬢がまさかの懐妊なんぞしたら皇位継承が・・・のブラ公あたりが横槍とかヒルダ自身のお姫様規格外性格が知れて破談→私をふるなんて見る目のない最低じい様!!→そんな爺様の愛人になった人は全員お気の毒。よって10年独占した最後の女、姉ローゼ様はお気の毒。になる。
(非公開コメより)

面白い説ですが、ご本人も書いてらっしゃるように、これだとヒルダ=聡明キャラが木端微塵w

>冒険風ライダーさん
「マクロ的救済」
それこそがまさに、私の感覚では「男思考」なのですよ。
女は、もっと目線が低く、身近なことから改革の糸口を
見出すものですから。
マクロ的な改革は確かに一番重要ですが、それから漏れてしまう部分を見つける「ミクロな視点」も同じように重要なはずです。
そして、超マクロ人間(一光年未満のことには無関心)なラインハルトに最も必要なのは、彼と異なる視点を持ちえる人間のはずです。
本来なら、女性であり、軍人出身でないヒルダが最もその役目を果たすのに適任であるはずなのに、彼女はどこまでもラインハルト(というより男の軍人)と同じ視点、同じ感性でしか動きません。
作中唯一ラインハルトの最も痛いところを突いたのは、オーベルシュタインの「帝国は皇帝の私物ではなく、帝国軍は皇帝の私兵ではない。これじゃGB王朝と同じじゃん」という名せりふです。
本来一般人、特にあの時代の女性なら、大いに共感するはずのオベさんのこのセリフにも、ヒルダは共感していません。
はっきり言って、今初めて素で銀英伝を読んだら、ヒルダって女の皮を被った男にしか見えんのです。
ぶっちゃけ銀英の女キャラって、私的に↓こんな感じ。

アンネローゼ →超精巧な美少女フィギュア又は高性能ダッチワイフ
ベーネミュンデ夫人 →狂人
エルフリーデ →変人
エヴァンゼリン →持ち主との何通りかの簡単な会話が可能な高性能家事ロボット
ジェシカ →ただのわがまま女
フレデリカ →秘書機能付きアンドロイド又はホログラムキャラ
キャゼルヌ夫人 →対話型家事兼子育てロボット
ヒルダ →性同一性障害者の女性又は性転換手術をした元男

>エルダさん
>実はヒルダは最近の二次創作業界流行の、現実→銀英世界に転生した日本人男性だったとかw

やっぱり、ヒルダの思考パターンってどこまでも男ですよねw
彼女が補佐するのが、ラインハルトではなく、意欲はあるんだけど、ちょっと視野が狭いタイプの女帝あたりなら、いいコンビになり、政治的成果が上がるんじゃないかなんて思ってます。


で、以下また暴言吐きます。
何度も書いてますが、私は田中芳樹という作家の作品は銀英伝しか読んだことがありません。
なので、銀英伝の女性描写のみから感じ取れるリアルよしりんという人は、現実の生身の女性と付き合うより、こういう最初から男性に都合のいいように、人工的に作られたものを相手にしているのが幸せなタイプの人なんじゃないかと妄想するんですよ。
なんか、本物の人間の女と付き合ったら、少し経って
「あなたってほんとに、わかってない人ねー」
とか言われて振られそうww
でも、現代では、残念ながらまだ個人がアンドロイドを所有することは難しいし、ホログラム技術もない。
そこで、比較的安価で、これらに最も近いものはなんだろうと考えると、一部のマニアが血道をあげている「等身大美少女フィギュア」あたりかなと。
多分、よしりんは、色々と思い通りにならない現実の女よりも、こういったものを枕元に置いて癒される男に違いない…と、不敬なことを妄想しています。

冒険風ライダー Eメール URL (02/23 21:43) 編集・削除

> 作中唯一ラインハルトの最も痛いところを突いたのは、オーベルシュタインの「帝国は皇帝の私物ではなく、帝国軍は皇帝の私兵ではない。これじゃGB王朝と同じじゃん」という名せりふです。
> 本来一般人、特にあの時代の女性なら、大いに共感するはずのオベさんのこのセリフにも、ヒルダは共感していません。

いや、オーベルシュタインのあの名台詞って、むしろ「男性的発想の権化」とすら言えるものなのではないかと(^^;;)。
オーベルシュタインは別に「人命尊重」の観点から件の台詞を述べていたわけではなく、マキャベリズムというこれ以上ないくらいに「男性的」かつ「政治的」な論理に基づいて「何故もっと効率的な方法を使わないんだ!」とラインハルトを叱咤しているに過ぎません。
人命を犠牲にすることで「より効率的に」目的が達成されるのであれば、ヴェスターラントの虐殺のごとくオーベルシュタインは民衆に犠牲を強いる論理を主張するでしょう。
そもそも、「帝国は皇帝の私物ではなく、帝国軍は皇帝の私兵ではない」という発想からしてマクロ的視点に基づいた政治論ですし。

むしろ、キルヒアイスに対する憐憫の感情が抜け切れていなかったり、ヤンとの戦いに固執したりするラインハルトの方がはるかに「女性的な発想」で動いているとすら言えるのではないでしょうか?
ラインハルトはルックスも良く、かつ主張内容が「腐女子ファンが多い」と言われている聖闘士星矢で使われている論理そのものだったりしますし(苦笑)。
ラインハルトの主張とオーベルシュタインの主張、どちらが「女性受け」のみならず「男女含めた大衆受け」するかと問われれば、私は圧倒的に前者に軍配が上がるのではないかと思うのですけどね。
それから考えると、ヒルダはむしろ充分に「女性的な発想」に基づいて両者を評価していると言えるのでは?

ちなみに、私は言うまでもなく男性ですが、考察シリーズ等で明言しているように、ラインハルトよりもオーベルシュタインの論理の方を支持しています。
そんな私は「女性的な発想」をする人間なのでしょうか?
オーベルシュタイン的マキャベリズムな発想を支持する人って、女性はおろか男性でさえ圧倒的少数派なのではないかと思えてならないのですが。


> なので、銀英伝の女性描写のみから感じ取れるリアルよしりんという人は、現実の生身の女性と付き合うより、こういう最初から男性に都合のいいように、人工的に作られたものを相手にしているのが幸せなタイプの人なんじゃないかと妄想するんですよ。
> なんか、本物の人間の女と付き合ったら、少し経って
> 「あなたってほんとに、わかってない人ねー」
> とか言われて振られそうww

田中芳樹は1986年に結婚しているという公式情報が立派に公開されているのですが、田中芳樹の奥さんって21世紀に入って以降はその動向どころか存在自体全く公開されなくなっているんですよね。
しかも、田中芳樹が今現在1人暮らしをしていることも社長氏の同人本で公開されていますし。
死別・離婚・長期入院等の可能性も含め、「奥さんは一体どこに行ってしまったのだろうか?」とゴシップ的なことを私はついつい考えてしまいますね(-_-;;)。
ついでに言うと、ああも田中芳樹がらみの個人的な動向をいちいち公開する社長氏のブログ&Twitterスペースって、いくら商業活用しているとはいえ、田中芳樹的には相当危険なシロモノなのではないかなぁ、と他人事ながら考えずにはいられませんね。
アレのおかげで、私は田中芳樹のちょっとした癖や習慣の類まで結構把握できてしまったのですが(苦笑)。

Jeri (02/24 01:48) 編集・削除

>冒険風ライダーさん
オーベルシュタインの理論ですが、数の論理の問題ではなく、私は「本当は誰も死なないに越したことはないけど、それが無理なら、たとえ相手に譲歩しても、より死ぬ人が少ない方法をとる」という考えが、とにかく強い相手と戦いたいという男共の本能を真っ向から否定し、「誰も死なない解決に向けて全力を尽くす」方を支持するのが、女なのではないかと言いたいのですが。
だから、ラインハルトの「戦って勝つことで事態を打開する」という方法を、その前段階のことを何一つぜず、とにかく戦うことが最初に来る、しかもわざわざ戦死者が多く出る作戦を立てるのを女のヒルダが「それはそれで正しい価値観だわ」とあっさり言ってしまうところに、いい意味での女性視点が感じられないと言いたいのです。
それとも彼女は、門閥貴族の令嬢なんで、近しい人に戦死者なんかおらず「だって平民が何人死のうが私には関係ないもーん」という自己中キャラなのでしょうか。

ちなみに私は、聖闘士同士の「あいつと戦いたい」は大いに萌えです。
だって彼らの戦いは、基本的に1対1ですから。
そこで負けようが、判断ミスをしようが、当人達だけの問題で、数百万人の味方が巻き添えを食らうことなどはありません。
一方で、銀英伝の「戦い」は基本的に数十万人対数十万人の艦隊戦です。
だから、ラインハルトもそんなにヤンと戦いたいなら、彼と白兵戦での一騎打ちか、艦隊戦シュミレーションゲームをスポーツ的にやればよかったんですよw

冒険風ライダー Eメール URL (02/24 20:51) 編集・削除

> オーベルシュタインの理論ですが、数の論理の問題ではなく、私は「本当は誰も死なないに越したことはないけど、それが無理なら、たとえ相手に譲歩しても、より死ぬ人が少ない方法をとる」という考えが、とにかく強い相手と戦いたいという男共の本能を真っ向から否定し、「誰も死なない解決に向けて全力を尽くす」方を支持するのが、女なのではないかと言いたいのですが。

オーベルシュタインのマキャベリズム理論を、男だ女だの価値観で語ること自体がすでに間違っているのでは?
すくなくともオーベルシュタイン本人は、件の発言を行う際に「本当は誰も死なないに越したことはないけど、それが無理なら、たとえ相手に譲歩しても、より死ぬ人が少ない方法をとる」などと考えてはいなかったでしょうし、「誰も死なない解決に向けて全力を尽くす」なんて端から眼中にもなかったのではないかと。
むしろ「ヴェスターラントの虐殺」のごとく、本来なくても良いはずの犠牲をことさら出してもかまわない、目的のためならばなりふり構わず画策する、というのがオーベルシュタインの本領なわけですし。
根底となる思想が全く異なるのに、「誰も死なない解決」という表層的な現象をもってオーベルシュタインの発言を「女性の発想」と賞賛する行為には賛同しかねるのですが。


> だから、ラインハルトの「戦って勝つことで事態を打開する」という方法を、その前段階のことを何一つぜず、とにかく戦うことが最初に来る、しかもわざわざ戦死者が多く出る作戦を立てるのを女のヒルダが「それはそれで正しい価値観だわ」とあっさり言ってしまうところに、いい意味での女性視点が感じられないと言いたいのです。
> それとも彼女は、門閥貴族の令嬢なんで、近しい人に戦死者なんかおらず「だって平民が何人死のうが私には関係ないもーん」という自己中キャラなのでしょうか。

全くもってそうではないからこそ、ヒルダはラインハルトの戦争遂行に対して事あるごとに異論を唱えているわけでしょう。
ヒルダは移動要塞戦も「神々の黄昏」でも回廊の戦いでもラインハルトに戦争回避の進言を行っていますし、相手の価値観を認めることと「認めた上で反論すること」は対立事項ではなく普通に両立するものです。
相手の価値観をきちんと理解した上で反論する、というのは男女問わず非常に大事なことだと思うのですが。


> ちなみに私は、聖闘士同士の「あいつと戦いたい」は大いに萌えです。
> だって彼らの戦いは、基本的に1対1ですから。
> そこで負けようが、判断ミスをしようが、当人達だけの問題で、数百万人の味方が巻き添えを食らうことなどはありません。

いや、聖闘士星矢の戦いって「当人達だけの問題」では全くなく、勝負の行方に全人類の存亡がかかっているではありませんか。
特にポセイドン編とハーデス編は疑問の余地なくそうです。
ポセイドン編などは、序盤の大雨&大津波で億単位の人間が世界中で亡くなっているわけですし。
聖闘士陣営にとって「アテナが死ぬ」というのは自陣営の敗北のみならず、全人類の生殺与奪を「対抗する術がない人類滅亡を願う神」に委ねるということにもなりかねないのですから、彼らはイヤでも真剣にならざるをえませんよ。
彼らの責任意識と覚悟を軽く考えすぎてはいませんか?


> 一方で、銀英伝の「戦い」は基本的に数十万人対数十万人の艦隊戦です。
> だから、ラインハルトもそんなにヤンと戦いたいなら、彼と白兵戦での一騎打ちか、艦隊戦シュミレーションゲームをスポーツ的にやればよかったんですよw

これは私も考えたことがあったりします(笑)。

ページ移動