Egoist
Mail
Home About Main Link Log&Present Blog

記事一覧

ヅカ版銀英伝を観に行きます!

某所様の情報により、ヅカ版銀英伝の特設ページを知りました。
http://kageki.hankyu.co.jp/ginga/

もちろん、チケット争奪戦に参戦します。
なんか、今までの舞台版よりも豪華でいい感じ。
キャストの配置からしてライヒルのラブロマンスもの濃厚なんですが、それなら何故20年前にかなり話が本格化した際に「恋愛要素が少ない」なんて理由で没になったんだろう?
BLは有り得ないとのことなので、それなら原作通りの「恋愛要素は否定的だけど結婚したカップル」というセンで行くのでしょうか?
それって、ヅカ的にはどうなんでしょ?

コメント一覧

葵猫 (06/24 15:50) 編集・削除

こんにちは〜、思いきって関西遠征を決めました。
宝塚劇場デビューです(宝塚ホテルは理生君の歌聴きに行きましたが)
普段冷やかすのみだった日比谷シャンテ地下の宝塚関連商品店に行くと、明らかに二十歳前のお嬢さん方がチラシ見ながらはしゃいでました。
慌てて探すと、他公演より在庫がはるかに少ない!

皆考える事は同じの様です。
(土曜日は在庫なしだったとか。また追加されるでしょうが)
いや、すごい気合いですよね!
ラインハルトの明るめのブルー、ヒルダのグリーン、ロイエンタールのヘテロクロミアと、ベルばらのオスカルでさえやらなかった瞳の色の再現。
オーベルシュタインもなにやら青っぽく、どんな見せ方をするのか楽しみです。
今上演なのは、小池修一郎氏の演出家としての成長を待っていたからとか、ラインハルトにぴったりな役者としての凰稀さんの存在があるからとか、いわれてますね。
ファンによると、テル(凰稀さんの愛称)は戦争以外はお子ちゃまなラインハルトにぴったりとの事。
小池氏とキャストの皆さんに期待しつつ、楽しみにまちます。
ラブストーリーと言えば、仁の方は、ストレートに時空を超えた咲との純愛と、坂本龍馬との友情がテーマとか。
作劇的には造り易そうですね。

葉子 (06/24 22:37) 編集・削除

こんばんは。宝塚デビュー決定☆葉子です(貸切公演申し込んじゃいました。ひー)。

>>脚本
配役にユリアンがいない模様なので、自分は最低でも2巻、いちばん長くても5巻(即位まで)ではないかとにらんでいます。個人的には美形の群像劇にうまく仕上がってほしい…。

>>ラブロマンスに対する希望
…ロイエル推しwの自分としてはむしろ続編、「オスカル編」ならぬ「オスカー編」を切望!お願い、神様!!!

ところで、このブログの上にいる金髪の可愛いお嬢さん(いいなー)、jeriさん作なのでしょうか?

ゆうやん (06/24 22:53) 編集・削除

こんばんは。
私も宝塚観劇することにしました~。
ちょうどお誘いいただけたので、いろんな意味で楽しみです。
(あとは秋のこの時期、抜けれない母行事が発生しないことを祈るのみですがw)

十年くらいか前の宝塚デビュー戦で(腹筋が)痛い目にあった記憶がばっちりなのですが、今回はまさかそんな場面に出くわすまい・・・とちょっと怖いもの見たさな楽しみもありw

やっと観劇話題に参加できるんだなぁw

momo URL (06/25 23:37) 編集・削除

はじめましてこんにちは、momoと申します。
銀英伝@宝塚情報を検索していて御サイトにたどりつきました。

jeri様のサイト説明を拝見しとても共感いたしました。
・女性に主体がなく母性、悪女、内助の功などの役割役にとどまっている点
確かに…。
自分は女なので男性の引き立て役以外の自我を持った女性がいないことに寂しさを感じました。
(別の見方をすれば自我を持った女性がいると心弱き一部男性キャラの傷や拘りが目立たなくなってしまうからかもしれません)
・葛藤がない点
確かに…!
葛藤は、人物を深く掘り下げ多面性を広げ魅力的にみせキャラクターの成長をうながし人間味を感じさせてくれるとても好みの手法です。
銀英伝は、因果応報とでもいいますか、キャラクターが選択した過去の滓のようなものが蓄積し、気がついた時には時すでに遅く死ぬか気がつかぬまま死んで行く様が神話的だと感じました。

宝塚の講演をキッカケに御サイトに出会えて、銀英伝の異なる政治体制、階層意識、社会意識の対決を書くためにつくられた、同盟と帝国の差異の象徴であるキャラクター達のもっと近視的な情感を見たくなりました。
新しい視点を気づかせていただきありがとうございます。

ご更新楽しみにしています。

Jeri (06/26 00:59) 編集・削除

>葵猫さん
私も一時は本気で関西遠征を検討しましたが、諸事情により東京公演まで待つことにしました。
よろしければ、レポお願い致します。
私もカラコンには感激しましたが、舞台で見ると、余程前の席かオペラグラスでしか見えないので、そこまでするとは思いませんでした。
でも、やっぱり、ラインハルトはアイスブルーで、ロイエンタールは金銀妖瞳でないとサマにならないですよね!
演出家と主役がそんなにハマった舞台なんですか?
これは楽しみですね。
私個人的には、ラブストーリーを前面に出すのは、原作準拠でいくと、ちと無理があるような気がするので、キルヒアイスとの友情(愛情?)がメインの話を期待していました。
どのようになるのかは、本当に観てのお楽しみですね。

>葉子さん
私もロイエル編もとい、オスカー編を期待しております。
でも、あの二人主役だとエロい会話が連発しそうで、そういうのって、「すみれの花の園の乙女」達の舞台としてはいかがなのもなのでしょうか?www
あ、バナーの女の子は、メイン長編の方のエルフィーです。
元々ハーレクインもどきは突発的に書き始めたもので、サイトを作りを考えた時点では予定していませんでした。
こちらのエルは、瞳はエメラルドグリーンで、髪は、道原版を参考に直毛に近く、年齢もハーレクインより一歳年上の設定です。
お友達のイラストレーターさんが、上記設定を元に描いて下さいました。
二次創作についてのスレで、容姿を細かく指定するのがそんなに重要かという話になりましたが、今思えば確かに、イラストを描いて貰うとしたら、ただ「美形」なだけでは描けませんよね。
気に入って下さって私も嬉しいです。

>ゆうやんさん
遂に、遂に、ゆうやんさんも銀英舞台観劇デビューを果たすのですね。
しかも関西なので、私より早く観られるそうで、ブログにレポがアップされるのが楽しみです。
<母行事
事前に判明する行事よりも、一番の不安材料は、まだ小さいお子さんが突発的に熱を出したり具合が悪くなったりすることですね。(>経験者)
公演が近くなったら、お子さん達の食事に気をつけ、医者に連れて行って健康診断とか万全の体制を敷きましょうw

>momo様
はじめまして。
暴言ブログに有難いご感想を頂き、大変感謝いたします。
銀英&宝塚両方のファンという方に来て頂けて、本当に嬉しいです。
ブログも開設されていらっしゃるようなので、よろしければ、リンクさせて下さい。

銀英伝は、まだ社会全体が「女の仕事は男のアシスタント」が常識だった80年代に、女性経験のない(と勝手に決めつけw)当時20代のオタク青年が書いた話ですので、女性描写に難があるのはある程度仕方のないことなのかもしれませんが、同時代のファーストガンダムと比較しても、やはりその点は昔から引っかかるところです。
一番こだわってしまうのは、ヒロインキャラであるヒルダが、フィクション作品に於けるヒロインとしての最も重要な役割である「主人公の男性キャラの心に何らかの(良い意味での)変革を与える」という行為を果たせなかった点です。
ラインハルトは結婚しても、結局、ヒルダよりも戦争の方が好きだった(ようにしか読めない)ので。
しかもその戦争が、「大切な人を守る為の戦争」だったならストーリー上の大義名分も成り立つのですが、ラインハルトの場合、後半になるにつれその目的は、戦争そのもの、しかも「ヤンと用兵術の優劣の決着を付けたい」という、まるで、家庭を顧みずに自分の趣味に没頭する大人になりきれないダメ亭主そのものです。
ヒルダはヒルダで、そんなラインハルトを認め許すことが作中で妻として、女性として肯定的な姿として描かれていますので、どれ程聡明でも最終的に、ラインハルトにとっての影響力という点で、キルヒアイスやアンネローゼに遠く及ばない存在になってしまいました。
宝塚版が、この二人のラブストーリーだとしたら、いったいどういう解釈や演出で、この存在感のないヒロインのヒルダで感動的な舞台にするのか、そこが最も興味深いところです。

エルダ (06/26 22:26) 編集・削除

こんばんは。東京公演狙いで行く予定です(競争率高いだろうな)
それが無理でもル・サンク(公演ごとの舞台写真集)とDVDゲットに走ります。
ヅカの演出家目指していた身としては、ライヒル恋愛要素をどう入れてくるのか、艦隊戦をどう処理するのか、娘役をどう使っていくのかなども楽しみにしています。

特設サイトの写真を見て、ヤンの軍服派手すぎだろうとか、アンスバッハにフレーゲルの地位と若さをつけるんだろうかとか、いろいろ突っ込んだり邪推したりしながらも、長髪のオベ様来たとキャッキャしています。

>ヒロインヒルダ
彼女を狂言回しにして、ヒルダの回想に50帝国マルク。
ヒルダをヒロインにして、原作レイプにならない舞台づくりと考えたら、これが限界でした。
小池さんの腕に期待。

Jeri (06/28 10:57) 編集・削除

>エルダさん
<彼女を狂言回しにして、ヒルダの回想

原作の物語終了の70年後、死を目前にして、激動の時代を回想する年老いたヒルダ、というシチュで幕が上がる。
「あれから間もなく、アンネローゼ様も静かに旅立たれました。今、あの方(ラインハルト)は、キルヒアイス元帥と姉君の三人水入らずで、ヴァルハラで幸せに過ごしていることでしょう。…私は…たぶん、その中には入っていけません。あの方にとって、私は何だったのでしょう? この70年間、毎日のように、答えの出ない問いを自分の中で繰り返してきました。でも、もうすぐその日々も終わろうとしています。あの方が、私を愛して下さっていたのか? 若い頃は、人知れず悩んだ時期もありました。でも、今の私にとっては、最早そんなことはどうでもいいのです。ただ一つ確かなことは、あの方とあの方の帝国にとって、私は必要な存在だったこと。そして、私自身は、真実、あの方を愛していたこと。それだけで充分なのです…」
 息を引き取る寸前のヒルダ。
 その時、反対側の幕からラインハルト登場。
「カイザーリン…いや、ヒルダ、迎えに来た。さあ、予と一緒に行こう」
 思わず身を起こすヒルダ。
「迎えに…本当に…本当に私を迎えに来て下さったのですか?陛下…ラインハルト様!」
「何を言っているのだ。当たり前ではないか。あなたは予のたった一人の妻なのだからな。さあ、姉上とキルヒアイスも待っているぞ」
 ヒルダに向けて手を差し出すラインハルト。
「はい…ラインハルト様…」
 その手を取るヒルダ。
 手を取り合い、二人で仲良くヴァルハラの門を潜るところで幕。

ってな感じではどうでしょう?
原作のラインハルトの大事なものの順番
アンネローゼ&キルヒアイス>戦争>>>ヒルダだったように見えるんで、脚色してみましたw

リンクを一件追加しました

ご報告致します。
いつもこの暴言妄想ブログに有難いコメントを頂いておりますごんさんが、ブログを開設されましたので、早速相互リンクして頂きました。
ありがとうございます。
現在は、「ホワイトカラー」オンリーに近いようですが、そのうち銀英伝二次創作も書いて下さると期待しております。
今後ともどうぞよろしく願いします。

コメント一覧

ごん (06/22 22:58) 編集・削除

もったいない紹介文、ありがとうございます。
おかげさまで昨日はかなりアクセスがありました。
Jeri様、訪問者の皆様、ありがとうございます。

ホワイトカラーはシーズン4が本国で着手されたらしいとも聞き、気が遠くなっているのですが、とりあえずシーズン1終了までは頑張ろうと思ってます。

銀英は…期待しないでお待ち下さい(死)

オリキャラ達にMary Sueテストをしてみました

タナウツさんのところで、二次創作に関しての議論が白熱してるんですが、そこで話題になっていた「Mary Sueテスト」をうちのキャラ達にもやってみることにしました。

http://iwatam-server.sakura.ne.jp/column/marysue/test.html

議論の切っ掛けは、最近よく見かける「転生者」が主人公の銀英伝の二次創作なんですが、私はその作品についてはまともに読んでいないので、内容についてはコメントできる立場にないのですが、同じく二次創作を書いている者としては、「気に入らなければ放置して下さい」というのが基本スタンスです。
冒険風ライダーさんとは、その点での意見の相違はありましたが、この「Mary Sueテスト」はなかなか面白そうだったので、やってみたのです。
本来これは、原作に登場しないオリキャラを対象にしたものなんですが、ハーレクインもどきの主人公であるエルフリーデや番外編で主人公になったヒルダは、既にオリキャラ化していますので、このお二人にも加わって頂きました。
断っておきますが、タナウツさんとこでも、どなたかが仰っていましたが、オリキャラ(オリキャラ化した既存キャラも含む)で小説を、しかも恋愛しちゃったりするものを書くのは、「公開オナニー」と言っていい行為だとしっかり自覚してやってます。
でも、私は、開き直って声を大にして言いたい!!

ラインハルトを初物食いしたい!
ロイエンタールと週一くらいで浮気したい!
ミュラーと穏やかで純粋な恋愛をしたい!

オリキャラとは、そんな自分の願望や妄想を叶えてくれるアバターなのです。
結果は以下の通りです。(それぞれチェックが入った項目だけ記載しました)

●エルフリーデ(19点)
名前項目は、元々原作キャラなので、全てノーチェック。
・10代もしくは20代前半である。
・美形である。
・身体的な特徴が異常に多い。
 ※原作ではクリーム色の髪と美人以外記述がないので、目の色や体型を捏造。
・トラウマになるような過去がある。
 ※目の前で自宅が爆破炎上して家族全員死亡ってトラウマとしていいよね?
・自分がした過去の行為に対する罪悪感にいつも苦しめられている。
 ※やむを得ない事情とはいえ、一族を処刑した男と結婚して愛してしまった
・登場人物のだれか、あるいは他のオリジナルキャラのだれかと恋に落ちる。
 ※だって、ロイエル小説だもん
・そして、悪役がそれを妬む。
 ※ロイエンタールに捨てられた女達の半分以上は妬んでいると思います。
・あなたのキャラは、あなたが好きな別のお話のキャラを基にしている。
 ※最近、ガンダムのセイラさんかな?と思うようになった
・あなたはあなたの書いたキャラのようになりたいと思う。(けどなれない)
 ※そりゃないたいわよ。ロイエンタールと毎日…はちとキツイけと週一くらいでやりたいw
・身に覚えのない濡れ衣を着せられる。しかしその理由はまったく説明されない。
 ※ネタバレになるので詳しくかけませんが、これからちょっとした試練が待ってます。
・あなたのキャラは皆に注目されるような偉業を達成したのに、そのことをその世界の人は誰も知らない。
 ※結局、彼女が流刑にならなかったことでロイエンタールの叛乱は起こらなかったので、本人は無自覚に、あの叛乱で死亡していたはずの何百万人の人間を救っている。
・あなたは、今書いた物語の後日談も書こうと思っている。
 ※このまま話が終わった後の、10年後のロイエンタール家を書いて見たい気がする。

【総評】
エルフィーは、メアリー・スー度があまり高くないキャラのようです。
冒険風ライダーさんによると、この診断は点数が高い程ヤバイらしいので、この結果は、良い風に解釈していいそう。まあ、よかった。

●ヒルダ(18点)
エルフリーデ同様、名前に関しては、原作キャラなので、項目は全てノーチェック。
・10代もしくは20代前半である。
・美形である。
・男なのに女の格好、あるいは女なのに男の格好をしている。しかしそのキャラは同性愛者ではない。
・トラウマになるような過去がある。
・秘密の団体に属している。あるいは属していた。
 ※大学時代、思想検閲を受けたゼミに所属していた過去があるという話を捏造しました。
・難しい技能を訓練なしですぐ覚えることができる。
 ※女子大生がいきなり国政を左右するポジションに就いて恙無く業務をこなせるって驚異的だと思う。
・登場人物のだれか、あるいは他のオリジナルキャラのだれかと恋に落ちる。
・あなたのキャラがもし現実にいたら、誰もが好きになるだろう。そういうタイプの人間を嫌う人がいるとは想像できない。
 ※うん。ヒルダお姉様を嫌う人がいるなんてありえない。
・あなたはあなたの書いたキャラのようになりたいと思う。(けどなれない)
 ※特権階級に生まれて、立派な親に愛されて育って、本人は絶世の美女で物凄い才女で、超美形の皇帝と結婚するという女になるたくない人がいるだろうか?私もラインハルトのDTを食いたい!

【総評】
エルフィー同様、メアリー・スー度は低いようです。
やっぱりオバさんが書くと、ヒルダたんとはいえ、なかなか万能型キャラにはなりにくいのか。

●フレデリーケ・フォン・ヒルデスハイム(9点)
オリキャラなのに、名前を付けるのに全く思い入れがなかったw
お相手のミュラーが、フレデリカを「美しい人」と言っていたのをヒントに、ドイツ語読みにしただけ。銀英伝の帝国人として違和感のない名前なら、何でもよかった。従って、オリキャラにも関わらず、やはり名前項目にチェックなし。
・美形である。
・登場人物のだれか、あるいは他のオリジナルキャラのだれかと恋に落ちる
・あなたのキャラがもし現実にいたら、誰もが好きになるだろう。そういうタイプの人間を嫌う人がいるとは想像できない。
 ※まあ、身分を問わず誰からも好かれるタイプの人ということで、チェック入れていいかなと。
・あなたはあなたの書いたキャラのようになりたいと思う。(けどなれない)
 ※あんなよく出来た奥様にはなれないけど、これからミュラーとくっつくことを思えば、まあ、上出来な人生と言えるかと。一度失敗している人の方が、人生経験を積んでるので、その後の世渡りにも活かせるし、案外ミュラーに対しては多大な内助の公を発揮して公私ともになくてはならない存在になるかも。…という妄想です。

【総評】
最低点更新かも。でも、主要キャラのお相手ってみんな若い生娘なお嬢様ばかりなので、一人くらいこういう人がいてもいいじゃんかという気持ちで創ったキャラです。自分自身が若くも新品でもない女なんで、自己投影という意味ではもっと高い点が出るはずなんですが…

●ヘレーネ・シェリング(9点)
こちらも、命名はフレデリーケ以上にいい加減。名前がそろそろ品切れになってきたので、人名事典のサイトから、適当なドイツ人名と姓を見繕ってくっつけただけ。従って、やはり名前項目は全てノーチェック。
・美形である。
 ※父親はジョージ・ハミルトンで、母親も美しさが目に留まってお手つきになったのだから、多分、本人も美人だろうという程度しか考えていない。書きたかったのはストーリーだったので、細かい容姿には重点を置いていなかったせいか、未だに体格も髪や目の色も不明。
・登場人物の隠し子、生き別れになった兄弟、あるいは生まれ変わりである。
・養子であるか、本当の親ではない人に育てられた。
・トラウマになるような過去がある。

【総評】
フレデリーケ様と並ぶ現時点での最低点。逆に疑問に思うのだが、このテストで高得点を取るキャラ(を創る人)って、そんなに名前や容姿の設定にこだわりまくるのでしょうか?
私は逆に、書き終わってから拍手メッセージで、オリキャラの女性達はどんな容姿なのかと質問され、「考えてませんでした」と答えた記憶があるんですが。

●ゴットルプ叔父様(11点)
最初に登場したオリキャラらしいオリキャラ。エルフリーデのパパの異母弟で、原作世界では、リップシュタット後に、リヒテンラーデ一族の男としてラインハルトに処刑されていたはずの人物。この人も、名前は、適当に歴史上のドイツ姓や名前からとっただけで、全く思い入れなしw。従って、名前項目はノーチェック。
・美形である。
・登場人物の隠し子、生き別れになった兄弟、あるいは生まれ変わりである。
・養子であるか、本当の親ではない人に育てられた。
・トラウマになるような過去がある。
・あなたのキャラが世界を救う。
・あなたのキャラは皆に注目されるような偉業を達成したのに、そのことをその世界の人は誰も知らない。

【総評】
(以下ちょっとネタバレ)ラングへの私怨から、結果的にルビンスキーや地球教徒の残党まで始末する手助けをすることになる偉業を成し遂げる叔父様は、正に「原作で死んでいたはずの人間か生きていたIF」を体現したキャラです。
ただし、いかにそれが同情すべき理由があったとしても、法を遵守する立場である官僚として、皇帝の側近としては、やはりやってはいけないことであり、本人もそれに対して、相応を罰則(死)を覚悟しています。マリーンドルフ家の一門である妻子と、ロイエンタール元帥の妻である姪に自分の罪の類が及ばないよう下地をしっかり固めてから、着々と計画を練ってます。

●マリア・エリザベード・フォン・ビュルがー男爵夫人(10点)
暫くお目見えしていませんが、メインコンテンツとなるはずだった長編小説の主人公です。
やっぱり名前は、適当にドイツ人なら何でもよかったw
容姿は、平民からスカウトされて寵姫候補になったのだから、必然的に美形にせざるを得えない。
・美形である。
・トラウマになるような過去がある。
・登場人物のだれか、あるいは他のオリジナルキャラのだれかと恋に落ちる。
・身に覚えのない濡れ衣を着せられる。しかしその理由はまったく説明されない。
・あなたのキャラが世界を救う。
・あなたのキャラは皆に注目されるような偉業を達成したのに、そのことをその世界の人は誰も知らない。

【総評】
寵姫を御役御免になった後、リヒテンラーデ一族の男と普通に恋をして、一時は平凡や家庭を築くのですが、それが全ておじゃん(夫と10代の息子家族全員ラインハルトに皆殺し)になって復讐の鬼と化すのですが、最後に個人的趣味で、オベ様とプラトニックな恋愛もどきをさせたいなと密かに画策中。
彼女が、同じ一門のエルフリーデを上手く操ったことで、結果的にロイエンタールの叛逆が回避されたので、「偉業を達成したの」と言えなくもないので、チェックを入れてみました。
因みに、個人的に一番なりたくない人生の人。

しかし、こうして見ると私の書くものって、

ドリームがないなぁ…

最近主流の一人称文章って、苦手なんだよ。
なんせ、清張節とか、司馬良太郎、井上靖なんか読んでそだった世代だからさ。
昔は、マンガが読めないと言っていた親世代を馬鹿にしていたもんだけど、今のゲームシナリオの如き小説の文章には、ついていけませんわ。
まあ、オバさんだから仕方ないか。

でも、よろしかったら、リンク先のアラフォー世代のお仲間の皆様。
この「Mary Sueテスト」ぜひご自分のオリキャラでやってみて下さい。
意外に楽しめますよ。

コメント一覧

メイ (06/17 09:37) 編集・削除

一読した感想=「ああ、奥様ご健在でなにより~」
実にJeriさんらしくって、楽しく拝読しました。
二次創作議論については、ご親切(?)に教えてくださった方がいて、私もうっかり覗きに伺ったものの、
「お、おそろしか~」とすっかりびびって退散いたしました。へたれですいません笑。

Jeri (06/17 13:39) 編集・削除

>メイさん
お久です。
私もあの議論には、ちょっとビビリましたw
ああゆう重箱の隅のような部分にこだわってしまう人は、多分、私の書いたものなんか読んだらせせら笑うでしょうね。
二次創作なんて、書いてる本人と、それを楽しんで読んでくれる人がせいぜい5人(3人でもいいかも)もいれば充分幸せだと思っています。

ごん (06/17 16:44) 編集・削除

こちらではお久しぶりです。
テストやってみました……30点orz
かなり設問を拡大解釈した結果だと思いたいです(爆)

転生もの、トリップものとかに関しては、色々(否定、肯定ではなく)語りたいこともあるのですが後ほど……考えているうちに米とぎの時間になりましたので。

結論から言えば、二次創作って自己満足だから何書いてもいいけど、あまり主要キャラを追い詰めすぎるのはよくないよね、て感じです。
去年の夏くらいから時々この問題で眉間に皺寄せて考え込んでいるもので。(人はそれをヒマ人とかニートと呼ぶ)では。

ゆうやん (06/17 22:34) 編集・削除

おかえりなさいー。
ずっとお待ちしておりました。
これで私の生活にもずいぶんと潤いが出てくると言うものです。よかった、よかったw

ところで、いちおうやってみました。結果14点w
魔法とか転生とか言われてしまうとひっかかる項目も減るのですが、これって喜ぶべきなんでしょうか?

最近サイトの新規開拓をしてないので新しいお話にとんと触れてないのですが、まぁそれでも満足なんでですね。転生もの、ちょっと見てみたいかもしれません。

これからエルちゃんの運命がどんな風に波乱万丈していくのか、長編がいつから読めるのか(鬼)楽しみにしております。

Jeri (06/17 23:08) 編集・削除

>ごんさん
30点って、微妙な点数ですよね。
これって、私が思うに、確かに点数が高い程イタいキャラなのかもしれないけど、逆に低すぎても面白みに欠けるのでは?と思えます。
もし、未公開作品がおありなら、ぜひ、発表して下さい。
転生ものでも一人称でも何でもOKです。
お願いします!

>ゆうやんさん
お久しぶりー☆
どうぞどうぞ、50の恵みでもアスタリストでも潤って下さいw
14点ですか?
対象者はビアンカ嬢かしら?
納得のいく点数だと思いました。
ベルタ先生はもっと点数低いかも。
10代又は20代前半ってとこでビアンカよりポイント下がりますよねw

エルダ (06/18 00:52) 編集・削除

こんばんは&御無沙汰してます。

件の転生物銀英SSは読んでいますが、個人的な評価はもっと話が進むか完結してからということで保留中。

メアリ・スーテストはオフライン先行のオベの姪とトリコに出したオリキャラ、考えている銀英転生オリ主でやってみました。
オベの姪は11点、トリコのオリキャラは20点、銀英転生オリ主は43点。
転生オリ主に関しては転生要素のないただのオリ主だった場合の数字は23点。(転生由来の要素を除いてやってみました)
転生が絡むと一気に数字が上がるようですw
これはあくまでも私の主観なので、他人が分析したらもっと数値が上がるかもしれません。

5点以下だとキャラとしての魅力は全くなくて、その主人公の作品は面白みに欠けるような気もしますね

Jeri (06/18 10:56) 編集・削除

>エルダさん
お久しぶりです。
<5点以下だと面白みに欠ける
ええ、私もそう思います。
転生者だと「生い立ち」や「能力」の項目で必然的にチェックが多く入りますので、どうしても高得点になるのかと。
反対に、極端に低い点数だと面白みがないキャラになり、そのバランスの取り方が難しいのかなと。
「他人が分析したら点数が違ってくる」というご意見にも賛成です。
特に、
「いつも悪事を繰り返して、ちっとも反省しない。しかし周囲の人は誰も本気でそれを矯正しようとはしない」
という項目は、作者は「悪事」と思って書いていない可能性が高いですし、第三者が見て「悪事」と判断してチェックを入れても、作者自身の採点とは異なるかもしれませんしね。

エルダ (06/18 21:37) 編集・削除

こんばんは。
更に追記

<キャラの名前や容姿にこだわる
系統によっては色々調べておかないとツッコミが入るし、調べが足りずにちぐはぐな名前を見たら、なんとなく落ち着かないですw
容姿を細かく設定するのは、絵描きさんにそのキャラを描いてもらえるかもとの下心が先に来ているのではないでしょうか。

<いつも悪事を繰り返して、ちっとも反省しない
転生オリ主は『悪事』に手を染めなければ破滅するだけの境遇に置かれているケースが多いような。変わったところでは、悪行に手を染めることも『給料のうち』とか。

<しかし周囲の人は誰も本気でそれを矯正しようとはしない
そもそも悪行を繰り返していること自体を、周囲の人間は知らないのでは?
知っている場合は大概主人公とは一蓮托生で、悪事を辞めさせるのは自分で自分の死刑執行命令書にサインするようなものだし。

転生オリ主については、ひとつ興味深いことがありまして、上記の43点出したキャラとは別に、もう一人転生者にしようと考えたキャラがあり、そのキャラの転生ファクターがある場合とない場合でチェックしてみたところ、点差はちょうど20点でした。上記の転生オリ主も転生ファクターを除外したところ、ちょうど20点差だったので、転生者の場合は20点引いて分析するのがいいのかなと愚考。

・あなたのキャラがもし現実にいたら、誰もが好きになるだろう。そういうタイプの人間を嫌う人がいるとは想像できない。
・あなたはあなたの書いたキャラのようになりたいと思う。(けどなれない)
第3者に自キャラの採点をさせたら、この2つの項目は作者がどう考えていようとチェック入れられてそうですねw

ごん (06/18 23:11) 編集・削除

「メアリ・スー」に関しては、何か大好きなキャラ・不遇なキャラがいて、それを幸せにしたいとか、それと幸せになりたいというパターンだったら割と読めるんですけど、憎い・気に入らないキャラがいて、それをどん底に突き落としたい、そいつに一方的に大説教したいっていうパターンはちょっと……。あ、別にメアリものに限らないですね。

メアリ的な要素も、ある程度は必要だと私も思います。こういう要素ないと、現実からフィクションが立ち上がっていかないと思うんですよ。芥川賞目指すなら徹底排除でしょうけど、娯楽もの書くならいくつかの要素は必須だという気がします。まったくなくリアリズムを徹底すると、暗い作品になるか、展開がたるくなるか、という気が(爆)私が今ブログで感想やっている米ドラマ「ホワイトカラー」のニール君(byマット・ボマー)なんてひたすら「あり得ねー」の一言ですけど、作品としたらまた別で、「この子いなかったら話が成り立たないよね」って感じです。

それはともかく、現実→その作品世界トリップものって、投稿小説サイト私が知っているのは個人運営の「Arcadia」、法人運営の「小説家になろう」で多い印象を受けます。投稿サイトではPixivも行くのですが、そこはイラスト・漫画中心ということもあって、あんまりこのパターン多くないような。(ちなみに読者の反応がきついのは順にArcadia>小説家になろう>Pixivだというのが私見ですが、扱う作品によってはPixivでも大炎上することもあるようです。)

投稿サイトですから、個人でやるよりたくさんの読者がつき(その半面、炎上もして(汗))、一つの人気作が出ると、そのシュチュエーションを真似た作品が投稿され、増えて行く…という中でパターン化されたシュチュエーションだと思います。

話題になっている小説に関しては同一作者の「帝国編」の方を読んでたことがあります。描写力もあり、外伝の段階から時系列的に再構成しているなど、筆力がすごいなーと思ったんですが、途中で、主人公が出世して行く中でラインハルトとキルヒアイスがどんどんどす黒くなってしまい、しまいにはオリジナル主人公による原作主人公の失脚という事態に至り、読むのをやめてしまいました。去年の夏ごろぐじぐじtwitterでつぶやいていて、こちらに来てる方で読んだ方もいらっしゃるかと思います。人様にも一時は薦めたので、ほんと忸怩を通り越してじくじくたる気分になってました。
別にラインハルトファンではない自分が、なんで落ち込むのかと疑問だったくらい。

その後作者様が連載途中で中書きを書かれて、「当初の予定より早くラインハルトたちを排斥してしまった。プロットの失敗」というようなことを書かれていて、決してラインハルト憎し「だけ」でやったのではなく、どうも主人公のパラメータ調整がうまくいかなかった、あまりに強いキャラにしすぎて、当初の予定とずれてしまった、と語られていてなんとなくほっとしたことを覚えています。

その主人公は銀英世界で色々勉強して資格を取ったり、努力家でもあるんですけど、それでも「メアリ」していることはぬぐえなくなってしまうのは、その世界の大枠を裏も含めて知っているっていうだけで、もう物凄い破壊力だからなんだと考えます。
エルダ様も仰ってますが、転生ってだけでもうすごい超人的要素になるんですね。
「ラプラスの魔」だったか名称は忘れましたけど、一秒でもいい、その瞬間に起きているすべての事を知っている人がいたら、その人はすべてを支配できる、という説があるそうですが、それに近い感じで。

で、その破壊力をどう使うか、言い換えれば、原作のある展開が気に入らないとして、自分だったらどう変えたいか、それを変えたら何が起きてどう収拾をつける(どの時点で筆を置くか)……という目算をある程度立てていないとなかなか書ききることは難しいと思うんですよね。
私はどちらかといえば作品に込められた悪意に過敏なタチなので、既存キャラへの悪感情が優先された時点で読むのを止めてフェードアウトする主義ですが、積極的な否定行動はしません。しないけど、全肯定もできない、みたいな。

ただ、本当にトリップ+原作改変というのはAという原作にBというオリキャラを接木して、原作と決定的に分枝した時点でCというオリジナル作品を書くくらいの能力が必要だと思います。(積極的に改変された、という時点で筆を置くなら別。)
主人公否定・排斥路線でいくと、すべてその後をオリキャラが背負わなければならなくなるので、このパターンではもっとも技術的に難しいんだよねー、とはつくづく思います。
だけどシュチュエーション的に、創作初心者が入りやすいものでもあるので、書き出す人が後をたたない、と。

結局「お話」というのは何かが始まってから終わるまでを書いたもので、銀英伝原作本伝ではラインハルトの国盗りが本格的に始まってはじまり、彼が死ぬことで終わらせているので、ラインハルトを殺してしまうと下手をすれば話自体の収拾がつかなくなる、作品の大黒柱を折られたショック、私の落ち込みの原因の半分はそれかな、と(後の半分はラインハルトと同様の未熟な点を指摘されて切れてる(爆))

まあとにかくトリップ系は簡単なように見えて実は難しい、構成力が問われるという結論。二時間かかってなんかまとまらない書き込みになりましたけど、とりあえずこんな感じで。

創作は…私には荷が重いような。大学時代から創作より人の話の解析する方が得意かな? と思ったりしてます。

Jeri (06/19 00:37) 編集・削除

>エルダさん
>転生者の場合は20点引いて分析

なるほど!!
そもそもオバさんには、話を改変したい場合IFものは考えついても「転生者」という発想自体がなかったです。
最初に考えた人は凄い想像力だなと思います。

・あなたのキャラがもし現実にいたら、誰もが好きになるだろう。そういうタイプの人間を嫌う人がいるとは想像できない。

我々世代にとっては「誰からも好かれるキャラ」って、世界名作劇場の主人公みたいで、なんか書いてて恥ずかしいんですよね。「小公女セーラ」とか「ペリーヌ物語」とかが浮かんじゃってww
だからどんなに良く出来た人でもなかなか「誰もが好きになるだろう」とかにチェックは入れずらいです。
ヒルダだって、あの作品に登場していたキャラ達には概ね好かれていた(ロイエンタールやラングを除く)ようですが、もしかしたら大学の同級生の中には反感を持っていたりした人もいたんじゃないかと思ってます。
エルフィーに至っては、原作記述からして、気性が激しくて、やたらに気位が高い娘だとされていますし、ドミニクが声をかけても「この私があんな平民の女と直接話せるか」とばかりに、切羽詰るまで無視して口きこうとしませんでしたから、とてものこと「誰からも好かれる」ようなタイプなんて言えません。
自分のオリキャラにこの項目にチェック入れられる人って、相当ヤバいんじゃないかという気がします。

>ごんさん
ブログ開いていたんですか?
よろしかったら、ぜひURL教えて下さい。
ご迷惑でなければ、相互リンクもよろしくお願いします。

Arcadia、小説家になろう、Pixivの存在は知っていましたが、私にはとてものことこれらに発表する勇気はありませんでした。
ニーズが非常に限られていますし、自分の好きなデザインでサイトを作りたかったという理由もあります。
もしハーレクインもどきなんかを上記に発表してたら、件の転生もの以上の大炎上か、全く反響なしで閑古鳥かどっちかでしょうね。
以前に一度酷評されたことがあるので、多少のことには動じないですが、やはりモチベーションが下がるのが嫌なので、「僻地でこっそり」が私の二次創作には向いていると思ってます。(投稿予定のオリジナル作品はそうもいきませんが)
私のスタンスは、「ロイエルものを読みたい方だけ、どうかたどり着いて下さい」という程度で、感想を書いて頂けるのは素直に嬉しいですが、よりたくさんの人に読んでもらいたいとかはあんまり思ってません。
でも、やっぱり矛盾してるかもしれませんが、更新するとコメント頂けるのは次回の励みになります。

バレンシュタイン氏の転生ものについては、タナウツさんでもごんさんと同じような感想でしたね。
「帝国編の途中までは名二次創作だった」と。
ただ、これはなるべくしてなったというべきかなと思います。
自分がもし転生者だったらと考えた場合、あの世界の全ての出来事を知っている万能者ですから、本来主人公であるラインハルトがやることを自分がやることも可能なわけです。
そうすると、どうしてもラインハルト排除という展開になります。
そして、ラインハルトが行なった数々のマイナス面(無駄な戦争)も回避しよう。
ついでに、今リアル世界で北の方の国に向かって流行っている「世襲反対」とかの方面に行って、GB王朝打倒後は、共和制に移行とかに行っちゃう。(私が書いたらという意味です)
そうなるとこれはもう、銀英伝の二次創作ではなく、全くのオリジナル作品になってしまうので、これを上手く纏めるには、ごんさんの仰る通り、作者には、オリジナル作品の名作を書けるくらいのプロ級の筆力が必要となってくるわけです。
生意気を承知で言わせて頂ければ、残念ながら、あの作者氏には、名二次創作を書く力量はあっても、オリジナルの名作を作り出すだけの構成力は、まだ経験不足だったのかなという気がします。
私も、転生者ものは、とっかかりやすくて、一見誰でも簡単に書けそうで、実はとても難しいものだと思いました。
だから、最初から手を出しませんw

葉子 (06/19 23:10) 編集・削除

こんばんは。
自分の場合、二次創作については「原作に混ぜても違和感がない」系のものが好みなので、それ以外についてはブラウザを閉じるなり、同人誌であれば本を閉じて立ち去るという行動をとりますが、この世界を少しでもかじって(知って)いるなら、みんなそういうものではなかったのでしょうか…?
もしくは作者に直接コメするにとどめるべきで、あのサイトのように自サイトで叩くというのは常軌を逸していると思われます…。

銀英は突っ込みどころは多いですが、やはり面白い作品だと思うので、みんなあの世界に参加したいのでしょうね…。自分もこっそり二次始めましたけど、主役を張るようなオリキャラはいません。これはおそらくオリキャラという手段で既存キャラとレンアイしたいのではなく、自分が既存キャラになりたいwからだと思います(女ですが某男性キャラになりたい。少数派かも)。

追伸)黒いヒルダ(ヨルダw)一代記を首を長くして待ってますwよろしくおねがいします。

ごん URL (06/19 23:44) 編集・削除

リンクのお申し出ありがとうございます。

ブログの方、今「ホワイトカラー」で手一杯で銀英に回す余地がありませんが。それでよろしければ。

(シーズン1の半ばで安心したのかその後借りられてない(泣)99歩をもって半ばとせよ、ですねえ。)
はまった理由は吹替えのキャストだったりしますが、英語の分かるJeri様にはあまり意味ないものかも。
こちらからも相互リンクしたほうがよろしいでしょうか。

酷評……辛いですよね。有名なアマチュア仮想戦記書きの方で、PC通信だかなんだかの頃賞を取った方でも、「気にいらね、こんなんいらね」という感想を貰うと、どんなに他にたくさん+の感想を貰っていても凹む、と書いてらっしゃいました。
私もまだ古傷が癒えておらず、それが書けない原因の一つ(大半は怠惰ですが)になっております。

でも私も大学時代友人の小説の感想にちゃらっとかっこつけた感想言ったら、ひどく傷つけてしまったらしく、五年だか三年悩んだと後年言われました。そんなつもりのない一言だったんで、知った時には後悔しました。おくびにも出さず付き合いを続けてくれた友人に感謝です。
言葉には気をつけたいものです。

二次出身のプロの方を二名ほど知っていますが(漫画と小説)、やはり構成に難があるかな、という気はします。お二人とも何のかんのとプロを続けておられるだけすごいですが。二次だとキャラクターの感情の動きとか作品の裏読みに力が入りすぎて、全体の構成への目が回りにくくなるのかもしれません。
まあ、ロートレックも「絵はいいけどデッサンがなってない」と美術校時代言われたそうですから、人間何か生かせるとりえがあればいいんだと思います。

では、失礼します。

Jeri (06/20 02:04) 編集・削除

>葉子さん
私も二次創作に関しては、全く同じスタンスです。
趣味に合わないものは、華麗にスルー。
好きな人達だけで楽しんで下さいという感じですね。
稀ににこういうものに免疫のない方が、偶々BL系同人誌を見て、「登場人物の殆どがホモなのは不自然だ」的な感想をブログに書いているのを見て、かえって微笑ましかったりするんですがw
期待して読み始めて最初はファンだった二次創作が、途中から変な方向に話が行ってしまって失望したとう気持ちはわからなくはないのですが、これもこの世界ではよくあることで、わざわざ自分のサイトで「徹底的に叩き潰す」と言ってい長文の「考察」を続けるのは、ちょっと常軌を逸しているのではないかと、私も思わず書き込みをして、結果的に議論に加わることになってしまいました。

>自分もこっそり二次始めましたけど

ぜひ、ぜひ、相互リンクお願いします。
私も相手がいるキャラにわざわざオリキャラを作って恋愛させるのって、はっきり言ってキモイと思っちゃう方なので、既存のキャラをある程度拡大解釈して改変し、参加するのが一番自分的に楽しいかないと。
あれだけオリキャラを乱発しておきながら、説得力ないのはわかってるんですがw
あ、私もエルフィーもいいですが、ミッターマイヤーのようにロイさんに愛されたい、キルヒアイスのようにラインハルトに愛されたいと思ってます。

>ごんさん
相互リンクお願い致します。
ジャンルは、たいていのものがOKなんで、銀英伝主流でなくても嬉しいです。
私は、酷評されると、それを参考にしてその部分を改変してしまうことが多いので、辛口批評も創作には欠かせないもんです。
神経図太いので、ちょっとやそっとじゃ落ち込んで書けないなんてこともありません。
これを、プロ気質と言うのか、単なるオバさんの図々しさなのか、意見の別れるところではありましょうw

ごん (06/20 23:25) 編集・削除

>Jeri様
リンク張りました。最初サイドバーにつけていたんですけど、それだと説明文が入れにくいので、ブックマークのページを作って、貼り付けました。
ご確認お願いいたします。

http://ameblo.jp/rick-rick-melon/entry-11282665441.html

私も、コンセプト自体が合わなければスルーという方向で行くのが原則だと思います。
文章がつたない、構成がつたない、技術的なことならある程度対応できますけど、コンセプト自体が気に入らないんじゃ、もう、ほとんど全人格否定に等しい評論になってしまうので……。
ただ、経験から言って、自分の好きなキャラクターが貶められてるのを見ると、結構理性飛ぶこともあった(←過去形でいいの?)ので、気持ちはわからないでもないんですが、やっぱり、理性って大事ですよねえ……。
それでも即売会だったら、だからこそ自分の本を多く売ったり配ったりして、味方を増やすんだ、的な発想だったと思うんですよ。自分にしろ、他の人にしろ。
他人のサークルをつぶすってのは、あまりほめられた行為ではないというのは認識としてあったんじゃないかと思います。(それでもトラブルはあるみたいですけど。)

ブログとかサイトの炎上みたいなことも、実際の即売会でやったら大騒ぎになりますよね、多分。
一人でもそのサークルの人に延々議論吹っかけ続けるようなことをしていれば、周囲のサークルの人にも迷惑かかりますし、多分そのうちの誰かが自分では止められなくても、スタッフさんやら警備員さんやら呼びにいくでしょうし。
だいたいそんな騒ぎが起きたら(起きることもあるのかもしれませんが。)即売会自体が開催できなくなる可能性もありますし。
そしたらジャンル関係なしに、その系列の即売会に出てた人全部の恨みを買うことになるわけで。全然関係ない人の目もある環境ってだいじですね。

でもネットでは管理者対読者で、サイト一つ消えても、ネット界は痛くもかゆくもない、そういうことで炎上とか起きるんでしょうね。
あと即売会はある程度は心身の健康な人でないと行けない(病気によっては家から出られない)ですが、ネットだと割合誰でもつなげるので、具合の悪い(当然、ストレスもある)人がネットにつないで、で、カッとなって炎上、とか、逆に病状ゆえにヘンなこと書いて、事情を知らない他の読者とかにボコられるとか、あるみたいで。
(昔出入りしていた掲示板で、作品に対し酷評してたけど、その作品の書き手が実は重い病人だったと知り、後悔してた人のカキコを見たことがあります。)

……批評って難しいものです。

動じないのは立派なプロ根性、すくなくともその芽だと思います。議論の方ちらと拝見しましたが、山村美紗さんって確か引き上げの時に、栗の殻にお札をこっそり入れて持ち帰ったとかいう胆力の持ち主だったような。(←あれ、違う人だったかな…)
では。

葉子 (06/21 01:43) 編集・削除

レスありがとうございます。

>>こっそり
お声かけありがとうございます。
が、実はオンではなくオフなので、また改めておはなしさせてください(照)。

>>既存キャラになりたい
実はロイエンタールになって(以下、銀倫により削除)したいんです、自分(爆)。これ、かなり少数意見だと思われますw

※そして、上でああ書いておりますが、ロイエルに限っては、最終的に「二人が幸せならいいんでないかい?」というスタンスでゆるーくなりました。原作でも7ヶ月も隠してたんだから、ロイエンタールは彼女がよっぽど好きだったんでしょう、と(いろんな方向でw)。

ですのでこちらのハーレクインもどきも楽しんでます。これはこれでアリだと思います。もうこの調子でロイさんは5人くらいお子さん作って国家に貢献wしてくださいー。でも5人とも男子だったら壮観w(どれがオスカーさん?)

葉子 (06/21 02:27) 編集・削除

追記です。
向こうのサイトのJeriさんへのお返事を見て、ああ、…(以下略)。

銀英って歴史の中でいろいろあがく人間を、「強く儚く、そしていとおしいものたち」って書いてある話であって、そんなに立派な政治思想の物語ではないと思いますが…?(劇場版「我が征くは~」の冒頭のアニメーションがそれをうまい具合に物語っている)。

Jeri (06/21 12:12) 編集・削除

>ごんさん
リンクさせて頂きましたのでご確認下さい。
私も時々変な文章に、未熟な構成力を自覚しつつ書いてますが、ロイエル派の方なら我慢して読んでくれるだろうという安易さで突っ走ってます!
ごんさんの今後の創作を楽しみにしています。

>葉子さん
ロイう…(以下略)ですか?
私もそっちOKです。
そうですよね。作者自身がどう言おうと、銀英伝をまとまな政治思想の話などと考えたら、理想の国は、将軍様マンセーの北の方の国になっちゃうじゃんと思ってます。
世襲だし、独裁だし、専軍政治だしw
違っているのは、独裁者の美しさだけとかw

<ロイの5人の息子
「オスカー・ファイブ」として何かの分野で活躍して欲しいと考えてしまうのは私だけでしょうか?
美形5人で、さぞ壮観だと思います。

出遅れたけど、ヅカ銀英伝の話題に乗ってみる

ファイル 444-1.jpg

既に画像が上がって久しいですが、本当にやるんですね。
さすがに宝塚だけあって、ライヒルどちらも衣装豪華だし、セットも期待できそう。
それに、思ったよりずっとハマっていて、イイ!
こんなことなら、最初に話が出た20年前にどうしてやれなかったんだろ?
ストーリーは、多分、前半部分だと思うんですが、これって、どう考えても、ラインハルトとヒルダのハッピーラブロマンスですよね?
あの夫婦になってさえ最後まで「陛下」「カイザーリン」だったお二人を、どう料理してヅカ的大恋愛にするのか?
いっそ、開き直って、赤×金や双璧のBL路線でもいいやと思っていただけに、何んか拍子抜けw

しかし、宝塚と言えば、観にいったことはないが、時々耳にする演目では、「え?この二人が主人公(男女の恋愛関係)」ってどういうストーリーなわけ?って素材がいっぱいあったな。
一番記憶が強烈だったのは、男役トップ=愛新覚羅溥儀、娘役トップ=婉容皇后で、二人の夫婦愛を描くってやつ。
あれ、あの夫婦は殆ど最初から仲がよくない仮面夫婦で、婉容はアヘン中毒の上、運転手と不倫した挙句に子供産んで、溥儀はその子を生まれた直後に焼却炉に放り込んだって史実を知っている人間からすれば、どうこをどう脚色したら、ラブラブカップルになるのか?観てないけど不思議だった。
でも、このくらいの荒業をやってしまう宝塚にとって、ライヒルなんて、大恋愛化するのに大して労力いらないのかも。

コメント一覧

葵猫 (06/17 11:03) 編集・削除

こんにちは、お久しぶりです。
いや、美しき一対、流石はコスチュームものに伝統のある宝塚です。
巷の宝塚と縁のない男性ファンにも凄い反響のようで、ベルばらのように初宝塚になるかたも多い事でしょう。
この公演に関してBLは最初からあり得ない事です。
何しろ男女トップの御披露目公演ですから。
ライヒルは妥当センかと思われるます。
とはいえ、カップル御披露目でなぜ銀英伝?とはヅカファンにも言われてますね。
男性トップのみの御披露目にして、その後改めて女性の組替えを行い御披露目、という手もあるようですし。
どうせなら別の組で再演予定のロミオ&ジュリエットのような演目(同じ小池氏の演出ですし)が良かったようにも思います。
まあでも、決まった事ですし、楽しみでもあります。
今回のキャスト、ヤン役の緒月遠麻さんのみロミジュリのDVDで拝見してます。ジュリエットの従兄で、ややロイエンタール的な役柄でしたが、筋肉バカ系三枚目もお得とか。
どんなヤンになるのか楽しみです。
よだんですが、この時のロミオ役の音月桂さん次回作は仁、主演です。
逆転裁判、相棒、オーシャンズ11と、宝塚も変わったものです。
銀英伝も期待出来そうですね。

Jeri (06/17 13:55) 編集・削除

>葵猫さん
こんにちは。おっ久しぶりです。
いやぁ~期待を裏切らない美しいラインハルトとヒルダでもう嬉しいです。
一番驚いたのは、衣装の技術とはいえ、男役の方が、しっかり男の体格になってることですね。
私の同級生で宝塚音楽学校へ行って、男役デビューした人は、身長は170cm強(当時としては長身)あったんですが、凄く身幅が狭くて、骨細で手足の長い所謂モデル体型の人だったので、今回のラインハルトにビックリです。現代人の体格がよくなっているのと、衣装の肩パットとか胸板パットなんかの技術かなと思いました。
拍手メッセージを下さった方からの情報では、宝塚の舞台は完結型だそうなので、ラインハルトとヒルダの出会いから、看取るまでをやるのかな?
あの二人を恋愛化するのは難しいと思ってましたが、やっぱり、BLは有り得ないのですねw
私は、赤×金の男性トップとNo.2の熱い友情恋愛でもOKだと思っていたんですが。
ただ、ライヒルで全編やるとなると、俄然、結婚式が期待できますね。
OVAのセンス0の衣装を吹き飛ばして欲しいです。
ところで、仁まで宝塚なんですか?
もう何でもありな感じですね。
銀英伝は勿論、東京公演を見に行く予定ですが、仁までとなると、今度こそ本格的にヅカにハマってしまいそうで怖いです。

エルフィーでハーレクインもどき書いてみる(47)

この長文記事は、「銀英伝をハーレクインロマンス化する」というコンセプトで書かれたブログ不定期連載小説です。原作準拠の世界観から、「リップシュタット戦役の最中に、高齢のリヒテンラーデ公がキルヒアイスよりに先に亡くなってしまった」というIFで始まり、そこから原作世界とは違う方向に話が進みます。主人公は、前述の事情で一部粛清や流刑を免れたリヒテンラーデ一族の一人、エルフリーデです。彼女が流刑になっている親族を救う為、ロイエンタールと政略結婚し、ハーレクインロマンスもどきのツンデレ恋愛劇を繰り広げるベタベタで甘々な夢小説です。所謂「ノーマルカップリング話」、「ロイエル小説」ってやつです。キルヒアイスを除く帝国&同盟の主要キャラの殆どが死なずに皆で幸せになる予定。作中唯一のハーレクイン男、ロイエンタール元帥のお子ちゃまぶりを愛でつつ適度にイジメてます。原作者のご意向に沿って、BL、801などはありません。1~2週間に一度ペースの更新頻度を目指し、今のところ60回程で終了予定です。
長くなってしまった為、ブログを辿るのが面倒だろうということで、読みやすいように、倉庫に収納しました。検索などではじめてここに辿り着き、「最初から読んでやろう」という奇特な方は、↑の「Log&Presents」をクリックしてこちらからどうぞ。ブログに掲載したものは、3、4回分ごとに、不定期に倉庫へ転載していく予定です。

新帝国歴1年11月17日、皇帝親征の本隊出征が間近に迫ったこの日、首都郊外の市民葬儀場では、ギゼラ・フォン・ボーデン夫人と、ブラウンシュヴァイク公爵令嬢エリザベートの葬儀が、ボーデン夫人の娘であるオティーリエを喪主として、しめやかに執り行われた。
 レンネンカンプの密葬が行われた11月1日に早くも初雪が降ったフェザーンは、この日も最低気温が氷点下になる寒い1日だった。
 葬儀自体は、いっさいのマスコミをシャットアウトして、回収された遺体の一部を火葬して骨壷に納めるだけの簡素なものであったが、故人が旧王朝に縁の深い人物であっただけに、参列者の面々は豪華だった。
 ひょんな事情から、現在ボーデン邸で暮らす皇帝主席秘書官が居るのは当然としても、入院中の皇帝高級副官のシュトライト中将までが、特別外出許可をとって車椅子で現れた時には、一同も流石に驚いた様子だった。
 他にも、喪主であるオティーリエ嬢の友人として、背中合せのロイエンタール邸からも身重の伯爵夫人が侍女を伴って葬列に加わった。また、サロン仲間でもあったということで、リンダーホーフ侯爵夫人ルトヴィカの姿もある。
 皇帝自身は、故人達とは全く面識がなく、しかも旧体制時代は敵対する側の人々であったので、流石に葬儀に行幸することはなかったが、それでも『ブラウンシュバイク家の三傑』の名は、ラインハルトも折りに触れて耳にしており、後継王朝の始祖として、宮内省に命じて皇帝の名に於いて、花と手向けの言葉を下賜した。
 小さな骨壷に納められたボーデン夫人の遺骨は、そのまま屋敷の庭の一角にオティーリエが建てた墓に埋葬された。
 人々は、香を炊き込め、納骨を済ませると、暫しの黙とうを捧げてから、地球時代の古より伝わるという死者を送る歌を口づさんで、儀式は1時間弱で終了した。
 エリザベート嬢の遺骨は、専門業者に委託してオーディンに運ばれ、ブラウンシュヴァイク家代々の廟の納骨堂に納められることになったという。
 命を落し、彼女の殺害に関わった人間以外と殆ど接触のなかったこのフェザーンに葬られるよりも、生まれ育ったオーディンで、元の忠義な使用人達や級友達の墓参を受けられる方が彼女も幸せだろうと、オティーリエやヒルダ達が考えた末に出した結論だった。
 外気温が低いことと、身重の女性や病人がいることから、葬儀は通常よりも短い時間で切り上げられ、人々は、ボーデン邸に引き上げて、葬祭業者が用意していた昼食を振る舞われた。
 オティーリエが喪主として、参列者達一人一人に挨拶を済ませた時、信託銀行の担当者と名乗る中年の男が現れ、生前、夫人から遺言を預かっていることを告げに訪れた。
「この度は、誠にご愁傷様でございます。このような時に、こちらへ参っていいものか迷いましたが、亡き夫人のご希望でもありましたし、上司とも相談の上で、早々に参上いたしました」
 実直そうな銀行員は、母を亡くして身寄りの無くなった年若い娘を気遣い、遠慮がちに来訪の意を伝えた。彼は、オティーリエと、ボーデン夫人が自分にもしものことがあった場合に娘の後見人に指名していたシュトライト中将の了解があれば、いつでも都合のいい日に弁護士を伴って再訪すると言う。
「私は構いません。リップシュタット戦役の頃から、母が何度も遺言を記録し直していたことは知っていました。私も早く知りたいと思いますので、シュトライト中将さえよろしければ、いつでもお願い致します」
 既にかなり回復し、この度の親征にも同行する許可が医師から出ているシュトライトは、明日再度の外出許可を取るので、出来るだけ早くお願いしたいと言ってくれた。親征まで時間がないという事情もある。
 銀行の担当者は、「かしこまりました」と即座に応じ、明日11時に弁護士と一緒に再訪することを約して帰っていった。
 翌日、時間ぴったりに現れた銀行の担当者は、ボーデン夫人が指定したという顧問弁護士を伴っていた。
 驚いたことに、30代半ばの有能そうなその男は、同盟人だと明かした。
 オティーリエは、何度か邸で母と事務的な話をしていた彼と挨拶を交わしたことがあったが、共にフェザーン語での会話だったので気付かなかったのだ。
 男は、簡単な悔やみを述べると、早速本題に入った。
「私の事務所は、あなたのお母様より、重要な任務を預かっております。その件に関しての莫大な報酬も銀行を通じて既に頂いておりますので、今日は遺言の実行と共に、それを伝える為に参りました」
 男の意外な言葉に、オティーリエは、少し身構えた。
 母の遺言は、遺産の相続に関するものくらいしか思いつかない。
 ボーデン夫人の相続人は娘のオティーリエ1人であるから、動産、不動産は全て彼女が相続する手続きをすれば終わるはずだった。他に考えられるのは、現金資産の一部を何かの慈善団体に寄付するくらいで、これはローエングラム政権になってからの資産家達の税金対策として、一般的な措置だった。
「まずは、こちらをご覧ください」
 そう言って、銀行の担当者は、貸金庫の中に保管していたメモリーチップを取り出し、テーブル上に再生して見せた。
 録画日付は、つい3ヵ月前の母の誕生日だった。
 ボーデン夫人に限らず、この時代の財産のある帝国人や、常に戦死の可能性が付き纏う軍人は、慣習的に自分の誕生日に毎年遺言を更新する者が多かった。
「私の愛する娘オティーリエ。あなたがこれを見るということは、私は何か不慮に遭って亡くなったということなのでしょう」
 自室の椅子に腰掛けて語る普段着のドレス姿の母の立体映像に、オティーリエは涙ぐんだ。
「あなたには、エリザベート様のお遊び相手として、子供の頃から随分と苦労をさせてしまいましたね。可哀想なことをしてしまったと、立場とはいえ、今更ながら親として申し訳なく思っています」
 ボーデン夫人の遺言は、意外にも娘への謝罪から始まっていた。
「そんな…私は、ちっとも…」
 オティーリエは、ハンカチで目を抑えながら、静かに首を振って母の言葉を否定した。 娘が将来、女帝となったエリザベートの側近となることは、娘自身の為でもあり、ブラウンシュヴァイク家の一門としても当然のことだ。それが正しい道だと、旧王朝時代のボーデン夫妻は信じて疑っていなかったという。その為、オティーリエには、早くからエリザベートの傍近くに仕えさせ、何事もエリザベートに合わせるよう言い聞かせて育てた。
 しかし、フェザーンに着いて、演劇という自分の道を見つけた娘の姿を見た夫人は、いかに今まで娘に対して我慢を強いてきたのかを思い知らされたという。
 利発なオティーリエが、凡庸なエリザベートに常に合わせるのは、大変なストレスだったことだろうと、自身も宮廷女官だった夫人は、娘への同情を禁じ得なかった。
 実際には、エリザベートは、賢くはないが鷹揚な姫君で、取り巻きの親族に対しては、特に我儘も言わず、むしろ年齢も近く聡明なオティーリエを慕っている風だった。オティーリエも、帝国貴族の娘として、皇帝の孫娘に仕えることに、疑問やストレスを感じたことはなかった。
 だが、平民生まれのボーデン夫人は、そもそもそれを感じることが出来ないこと自体が、旧体制下の愚民化政策に、無意識に感化されている証拠ではないかと言う。
「私は、愛するあなたや、あなたの子供達が、もう二度と誰かの血統に忠誠を誓って身を滅ぼすようなことになって欲しくないのです」
 解釈次第では不敬罪になりかねないボーデン夫人の言葉に、先に顔を上げたのはシュトライトの方だった。
 夫人の言葉が、自分の亡き夫や、アンスバッハを指していることは明らかだったが、同時に、それは今後、後代のローエングラム王朝の皇帝に忠誠を誓うことへの拒否ともとれた。
 夫人の遺言は、今はまだ若いラインハルト・フォン・ローエングラムが、将来旧王朝の皇帝のような臣民を顧みない暴君と化したり、彼の子孫である後継皇帝達が、忠誠を捧げるに値しない人物であった場合、オティーリエとその子孫達が、同盟に亡命できる手筈と資金を遺しているという、帝国人にとっては驚くべき内容だった。
「少なくとも、同盟では、最高評議会議長とやらの子供や孫が親の地位をそのまま受け継ぐことはないし、その部下達の家族が子々孫々忠義を尽くさなければならない義務もありません」
 長年の鬱屈を晴らすかのように、ボーデン夫人の言葉は強かった。
 そして、ラインハルト・フォン・ローエングラムが、ゴールデンバウム王朝を倒し、自ら全権を掌握して改革に乗り出したことは賞賛するが、その彼が、ゴールデンバウム王朝と同じ世襲専制国家の皇帝として新王朝の開いたことには失望したと、はっきりと言い切った。
 更に、このままでは、いずれ自分達がブラウンシュヴァイク家に縛られていたのと同じように、やがて後代の臣民達は、ローエングラム朝への忠誠心に縛られることになる。たとえ、どんな暗君でも暴君でも、ラインハルト・フォン・ローエングラムの子孫である限り、無条件に全帝国民は、彼に忠義を尽くさなければならない。
 そうなれば、結局遠からず先王朝と同じことになる。
 地球時代末期に散見した狂人的な独裁者達は、皆、最初は国民の圧倒的支持を集める開放者であり改革者であったという。彼等は、一旦人心を掌握すると、加速度的に我儘な独裁者へと変貌し、国家を私物化していった。
 フェザーンの地で、すっかり地球学の洗礼を受けたボーデン夫人ことギゼラは、この2年で旧体制の全ての柵から自分を開放していた。
「ギゼラの心配は尤もだと思うよ。だが、私は2つの理由で、彼女の心配は杞憂に終わると思っている」
 シュトライトは重い口を開いた。
 今正に、同盟領への侵攻を開始し、かの地を完全併合させてしまうというのが、皇帝の究極目標なのだから、それが成れば、「亡命」というもの自体がこの世から無くなる。
 また、ラインハルトと面識のない夫人が、そう考えたのは致し方ないのかもしれないが、シュトライト等側近達の目から見ると、どうもラインハルト自身は、実のところ、自分が世襲王朝の始祖となったという認識が薄いように思えてならない。
 帝国人にとって、国政の最高指導者とは皇帝<カイザー>であり、旧王朝がどれ程国民を虐げ、搾取しようとも、それを改め臣民を救うことのできるのもまた皇帝のみであるという絶対的な固定観念を殆どの帝国人が共有していた。
 500年間に渡る世襲専制国家の元で生きてきた帝国人にとって、その大前提を乗り越える発想ができる人間は、共和主義の異端者だった。
 下級とはいえ、帝国貴族の息子に生まれたラインハルトもまた、政治戦略では前例に捕われない画期的な改革者であったが、「絶対権を持つ国の最高指導者は皇帝である」という帝国人の常識から自由になることができなかった。
 彼が今少し視野が広く、地球学の導入が早ければ、或いは彼の呼称は、皇帝ではなく、大統領でも終身独裁官でもよかったのではないかと、今では密かに思っている節がある。側近であるシュトライトは、それを敏感に感じ取っていた。
 軍務尚書のオーベルシュタイン元帥も、国務尚書のマリーンドルフ伯も、即位直後から結婚を勧めているらしいが、当のラインハルト自身には、自分の血統を繋ぐという権力者が普遍的に欲してきた欲求すら乏しいように見えてならない。
「こんなことは、シュトライト中将の前に言うべきではないと思ったのですが、母は、ゴールデンバウム王朝を滅ぼして、自らまたローエングラム王朝の初代皇帝になった今の皇帝陛下に失望していました。今はよくても、いずれまた、自分たちボーデン家や、アンスバッハ准将のような思いをする人間が現れるのかと…」
「それは、あなたの母上のように、権力中枢に近い場所にいたからこそ生まれる発想だよ。文字を書き、生活していくのに必要な計算くらいしかできない大多数の一般の帝国人は、そうは考えられない。聡明で、臣民の為の政治を行う名君に治められるのが、自分たちにとって一番幸せなのだと単純に考えているのだよ」
 シュトライトが、つい過激な言動に走ってしまいそうな若い娘を穏やかな微笑を返しながらやんわりと窘めた。
「陛下は、ご自分の子孫が無条件に絶対権を行使していくような政体は望んでいらっしゃらない。ローエングラム王朝が続くことが、人類の為にならないと判れば、別の体制に移行することに躊躇いのない方だよ。だが、かと言って500年もの間、専制支配が染み付いてしまている帝国人に、今すぐに国政に参加せよと言っても無理がある。結局、国民全体の意識改革や自分達で民政を担えるだけに社会が成熟することが先決なんだ。その為には、短期的措置としては、絶対権力者による上からの改革で、できるものを強行してやってしまう。それから徐々に国民の政治への参加に門戸を開いていくのが、人類発展の近道だと私は考えている」
「国民が、政治に参加するのですか…? それでは、同盟と同じになってしまうではありませんか?」
 オティーリエが、帝国人として当然の疑問を口にする。
「陛下が密かに目指していらっしゃるのは、世襲でも選挙でもなく、その時代に尤も相応しい有能な人物が国政のトップに選ばれるシステムを構築することだと、私は思っている。だから二代目皇帝は、陛下の実子ではなく、その時点で陛下が尤も相応しいと判断した者が血縁のあるなしに関わらず即位するかもしれない。まあ、これはこれで、問題もあるだろうが、現在はまだ次世代の政治システムについては、模索中の段階なんだよ。しかしながら、陛下は御年23歳。このままご健在なら、あと50年は至尊の地位に在って人類社会の大改革を断行していくことだろう。後継者を本気で考えるころには、陛下より年長者の我々は、とっくにヴァルハラさ」
 シュトライトは、再び穏やかな微笑を非保護者の令嬢に返すと、ボーデン夫人の遺言の立会人として、いくつかの書類にサインをした。
 オティーリエは、まだ訊きたいことがあったのだが、躰の回復が完全はなく、出征を間近に控えた男に対して、それ以上の言葉が見つからず、昼食を共にした後、病院の特別仕様車に乗り込むシュトライトを玄関まで見送った。


 同じ頃、大本営の皇帝執務室で、久しぶりに主席秘書官用デスクの前に座ったヒルダに、オーディンから思いがけない朗報が届いていた。
 リップシュタット戦役以来、長く特別療養施設に入院中だった親族のレオポルド・フォン・フォイエルバッハ軍医大尉が、去る11月14日付で、暫定的ながら軍病院に職務復帰したという。
「まだ平日外来の助っ人として、1日4時間だけの勤務で許してもらっているだけです。完全復帰とは程遠いですが、今年中に通常任務に就けるようになりたいと思っております。いつまでも新政府の温情の甘えて、無駄飯を食べさせてもらうわけにもいきませんから」
 そう言って、照れ笑いを返す立体映像の親族の青年は、ヒルダがラインハルトの視察を仰いだオーディンでの最後の対面時よりも、大分血色が良くなり、黒く染めた髪が昔の面影を取り戻していた。
 ヒルダは、慈愛に満ちた微笑を立体映像の向けた。
 帝国医学会に一大勢力を有するフォイエルバッハ家は、7代前に分かれたマリーンドルフ伯爵家の支流であり、爵位こそないが、代々帝国医師会の理事や軍医総監を輩出してきた名門である。当主は代々、マリーンドルフ伯爵家の主治医を兼任する慣習となっており、レオポルドの父も医師会の副理事長と兼務でヒルダが生まれる前から伯爵一家の主治医をしている。
 そのような関係上から、リップシュタット戦役直前に、ヒルダが枢軸派に味方するよう身内の間を駆け回って説得していた時も、いの一番に同調した家の一つだった。
 軍医となったレオポルドは、この家の三男で、上の兄二人は医師の道を選ばなかったので、自然と彼には、ゆくゆくは父親の跡を継いで伯爵家の主治医になることは勿論、帝国医学会の重鎮となるべく将来も約束されていた。
 長兄と次兄も優秀で、オーディンの大学を出た後は、伯爵家の重臣として領地惑星の統治に力を発揮していた。ローエングラム王朝下で、多くの貴族が自主的に領地惑星を返納し、貴族の私有地や私有民が消滅した後も、長年の経験を買われ、新政府に行政官として継続雇用され、中央政府の派遣した執政官と上手く連携して領民の為の善政を施いているらしい。今年40になる長兄には、マリーカという娘がいて、高等専門学校や大学に行くよりも、フェザーンでヒルダに仕えることを希望して、現在オーディンの伯爵家の上屋敷の奥で行儀見習いをしているという。ヒルダも、侍女や召使いを雇うというよりも、子供の頃から自分を慕ってくれている親族の娘が傍に来てくれることが心強かった。
 しかし…
 と、レオポルドの立体映像の再生を終えたヒルダの蒼碧色の瞳に、深い影が挿す。
「面白い時代になるわ」
 若い黄金の覇者が創る新たな世に希望に胸を膨らませていた少女のヒルダには、一歩間違っていたら、私は永久に、レオポルドが精神を病んでしまったことも、改革の裏で、罪のない幼い命が気まぐれに奪われた事実も、生涯知ることがなかったのではないかと思って戦慄した。
 その自分の残酷な無邪気さを知る度に、勝者であるはずの自分に充てられる光の影に、血に濡れた敗者達の涙が存在することを知るのだった。
 枢軸派が一掃され、宰相となったラインハルトの主席秘書官に指名されるという異例の抜擢を受けた直後のヒルダは、ただもう目の前の仕事をこなし、新しい環境に慣れることに精一杯で、周囲をゆっくり見回す余裕もなかった。
 彼女が、軍医となっているはずの親族の青年が、何ヶ月も出仕していないことを知ったのは、幼帝誘拐事件の直後あたりのことであり、彼の姿が親族のどの会合にも見えなくなって久しかった。
 更におかしいと思ったのは、普段何事もザックバランに話すフォイエルバッハ家の人々が、レオポルドのことになると一様に言葉を濁し、最後には口を噤んでしまうことだった。
 仕舞いには、父親が「あれのことは、もういいのです。せっかく軍でお引き立て頂いたにも関わらず、お役に立てないばかりか、伯爵家の足を引っ張りかねないような仕儀になり、お詫びの言葉もございません。伯爵もフロイラインも、どうかあれのことはお忘れ下さい」と言って頭を下げたきり、黙ってしまった。
 マリーンドルフ家の縁戚でもある立場の彼等にしてみれば、レオポルドのことをひた隠しにしたかったのだろう。
 しかし、何事も筋の通らないことが嫌いなヒルダや伯爵は、彼等のその態度に、一層の不信感を抱いた。
 将来を約束された優秀な医師である彼に、いったい何が起こったのか?
 問い詰めようとするヒルダに、主治医である父親の口は重かった。
 結局、彼の不在の原因は知らされないまま、再び宰相主席秘書官としての仕事に忙殺される毎日を送るヒルダの元に、貴族女学院の同窓生名簿のネットワークから、ある嘆願書への署名運動が届く。
 発起人は、ヒルダ達よりも6学年下の、リヒテンラーデ一族の伯爵令嬢で、リップシュタット戦役後に、ローエングラム公暗殺未遂犯として連座させられ、流刑となっている一族の女性や子供達の赦免と、処刑された一族の10歳以上の男子の名誉回復だった。
「10歳以上の男子を処刑」と聞いたヒルダは、一瞬目の前が真っ暗になった。
 そして、この件と軍医であったレオポルドのことが、初めて頭の中で繋がったのである。
 ヒルダは、どのような事情であれ、人の命を救う為に医師を志した若者に、幼い命を奪う仕事をさせてしまったことへの自責の念に苦悩した。
 しかし、起こってしまったことは元には戻せない。
 過去には戻れないのだったら、彼の苦しみを無駄にしないためにも、自分の立場でできる限りのことをしよう。
 偶然墓地で八合わせたエルフリーデを療養所に誘って彼と対面させたのも、秘書官の権限をフル活用して皇帝のスケジュールを調整し、ラインハルトに視察を仰いだのも二度とこのような悲劇を起こさせないという強い決意からだった。
 実際、レオポルドは、ヒルダがエルフリーデを連れて見舞った日から、目に見えて回復し始め、殆ど悪夢にうなされることも、発作を起こすこともなくなっていた。
 更に、皇帝が行幸し、労いの言葉をかけられて以来、常に脳波は正常値を示すようになり、専門医から退院と一部業務への復帰の許可を得られた。
 ヒルダは、席を立つと、皇帝の執務机の前で書類に没頭するラインハルトに向かって、フォイエルバッハ軍医大尉が、オーディンで一部職務に復帰したことを報告した。
 視察以来、ヒルダ以上に彼のことが心にかかっているラインハルトは、職務へ完全復帰した後は、自分の侍医団に加え、ゆくゆくは主治医とするように指示しておいたのだった。
元々進取の気風に富み、学生時代から地球学の医療分野にも感心の高かったレオポルドは、療養期間中も無為に過ごしていたわけではない。
 たとえ現場を離れても、医師としての性なのか、ほぼ無制限に時間があることを有効に利用し、ゴールデンバウム王朝時代には閲覧を禁止されていた地球時代末期の医学書をフェザーン経由で手に入れては、貪欲に吸収していることをヒルダは知っていた。彼がラインハルトの侍医団に加わることで、また少し歴史の歯車が狂い始めることを、この時は誰も予測できない。
 レオポルドが正式にフェザーンに転属し、皇帝の傍近く仕えるようになるのは、この度の大親征から戻ってきてからのことになるだろう。
 数多くいる軍医の中で、敢えて彼を自分の主治医に指名したのは、あの事件を忘れない為の、ラインハルトなりの自戒なのだとヒルダは理解した。


 11月20日夕刻、いよいよ皇帝の本隊がフェザーンを発つという日の前日、ロイエンタール邸では、皇帝を除く明日出征予定の高級幕僚達を招き、戦勝の前祝いの兼ねた晩餐会が元帥夫妻の主催で開かれようとしていた。
 この夜のエルフリーデは、この当時から巷で『トリスタン・ブルー』と呼ばれるようになった濃紺のイブニングドレスを着て、夫人らしく髪を夜会巻きにまとめていた。帝国軍の勝利と夫とその僚友達の無事の帰還の願っての選択だった。
 同居している叔父のゴットルプ子爵夫妻も同席するとあって、男の軍人ばかりが圧倒的に多いのもバランスが悪いと理由をつけて、エルフリーデは、最近離婚して近所に引っ越して行ったフレデリーケと、ボーデン邸に起居する住人全員も招待した。
 少将に昇進したばかりのリンザーはおまけのようなものだったが、ヒルダやオティーリエと、ヘレーネ達4人と、元寵姫のダニエラまでが正装して加わると、場が一気に華やいだ。
 エルフリーデは、手筈通り、フレデリーケのことを「フロイライン・ヒルデスハイム」として紹介すると、さり気無くミュラーの左隣の席へ案内した。右隣に座るのはヒルダで、その隣は叔父のゴットルプ子爵を配したので、エルフリーデの思惑を知る二人は、同じ一門で同じ大本営勤務ということもあり、共通の話題も多く話が弾んでいる。フレデリーケのもう一方の隣には、寡黙なベルゲングリューンを配し、その隣は密かに彼に憧れるアレクサンドラ・シェスター少尉の席だったので、必然的にミュラーとフレデリーケは、7年間の空白を埋めるべく、ぎこちないながらも互いの近況やら明日の出征についてなど、少しずつ自然体で話を始めていた。
「このようなことになってお恥ずかしいですわ」
 フレデリーケは、貞淑な帝国夫人として、自らの離婚を一応卑下した言い方をした。だが、その表情には卑屈さは微塵もなく、どこか吹っ切れたような、未来への希望を感じさせるような瞳の輝きがあった。
「今の貴女こそが、私の知る7年前のあなたに見えます。新王朝では、貴族も平民も幸せになれる世の中になります。私も微力ながら、陛下のお創りになる新しい世界の一助になりたいと思っております。どうか、フロイラインも、これからお幸せになって下さい。そして、昔のように、無骨者の私に、色々とご教示下さい」
 ミュラーは、そう言うと、二人で過ごした7年前の珠玉の時を懐かしんだ。
 フレデリーケの方も、記憶の糸を手繰り寄せるようにミュラーとの会話に入り込んでいき、晩餐の約2時間の間に、7年の時間差を急速に埋めていった。
 しかし、結局この夜の二人は、エルフリーデが期待したようにはならなかった。
 フレデリーケは、食後のデザートとコーヒーを飲み終えると、裏口から庭伝いに帰るボーデン邸の一同とほぼ同時に、正面玄関に呼んだ無人タクシーで、自分のコンドミニアムに帰っていった。次いで、大将クラスの幕僚達が、それぞれのゲストハウスや宿舎へ戻ると、場所をサロンに移して、ロイエンタールにウィスキー一杯付き合っていた上級大将達も、明日の出征を見据えて、長居せずに引き上げていった。


「残念だったな。お前の期待通りにはならんかったようだ」
「まだわからないわ。お二人はやっとスタートラインに立ったところなんですもの。全ては、ミュラー提督がご帰還された後のことだわ。あの方は、お前と違って、相手の気持ちを考える方ですもの。フレデリーケ様と、お付き合いされるには、時間が必要だわ」
「そんなことを言っていたら、互いに爺さんと婆さんになっちまうぞ」
 そう皮肉めいて笑うロイエンタールは、一緒にボディーソープで泡立ったバスタブの中に入る幼妻を引き寄せると、海綿スポンジで肩や背中を擦ってやった。無論、白磁の肌には汚れなどない。これも一種のスキンシップだし、この男の遊びのようなものだ。そう判っているから、エルフリーデも、出征を明日に控えた夫の好きにさせていた。
 大人の正装としての夜会巻きを解き、化粧を落とした姿は、身ごもっているとはいえ、まだ明らかに少女の身体だ。
 ロイエンタールは、少女と女が同居するエルフリーデの身体に、自分でも驚くほど執着していることに時折気づかされる。
 そして、彼は任官以来、始めてもう一度、この女のところに戻ってきたいと心から願うようになっていた。
 生きて、帰って、もう一度この乳白色の陶磁器のような肌に、思う存分自分を重ねるのだ。
 その時、この女は出産し、彼の息子を抱いているのか?
 或いは、風船のようなお腹を抱えて、彼の凱旋を迎えるのか?
 いずれにしろ、常に戦場に身を置くことに自らの存在意義を見出してきたロイエンタールにとっては未曾有の感覚だった。
 今までの彼にとって、戦場で味わう高揚感に比べれば、彼の無事を祈る女達の愛など、煩わしいだけだった。
 だが、この無謀で一途な年齢半分の女のところには、真情から還りたいと思った。
 還ってもう一度、その肌に触れたいと思った。
 それは、この稀代の名将を言われた男が、初めて、凡百の兵士達の心を知った瞬間でもあった。
 エルフリーデは、あまりにされるがままに身体をスポンジでまさぐられているのも何だか癪なので、もう一つあった海綿スポンジに泡を付けると、ロイエンタールの背中を軽く擦り始めた。
 先月の爆破テロで負った大火傷は、皮膚再生が順調に進み、フェザーン式の包帯も一昨日取れたばかりである。まだ、背中全体に赤黒く変色している箇所や、醜いケロイドになって盛り上がっている部分があるが、傷を消す特殊軟膏とレーザー照射を定期的に充てることで、数ヶ月で跡形もなくキレイになるという。
 エルフリーデは、傷が無くなることを安堵する反面、自分とこの男の心を繋いだ証がなくなってしまうことへの寂しさのような感覚も覚えていた。
「名誉の負傷だからな。ある程度消えたら、少し記念に残しておくか?」
 エルフリーデの心中を見抜いたかのように、ロイエンタールが冗談とも本気ともつかないようなことを言う。
「まさか、ちゃんと治るものをわざわざ残す必要などないわ。それに…」
 と、言いかけて、エルフリーデは口を噤んだ。
 自分たちの絆は、そんなものが消えても、ずっとこれからも続いていくのだから…
 言葉にできない代わりに正面を向くと、自分がされたのと同じように、夫の身体を丁寧に海綿スポンジで洗ってやった。
 ロイエンタールは、満足そうに、至福の時に身を委ねる。
 エルフリーデは、エルフリーデで、また別の思いに耽っていた。
『ミュラー提督とフレデリーケ様は、結婚しても絶対にこんなことはしないわ』


 新帝国歴1年11月21日1200時、帝国軍の本体は、フェザーン宙域を離れ、同盟領に向けて、最初の跳躍<ワープ>航法に入った。
 この時、遠くオーディンの地で、銀河の歴史が変動する事件が起ころうとしていることを、まだ誰も知らなかった。

コメント一覧

べる (06/20 20:15) 編集・削除

>それは、この稀代の名将を言われた男が、初めて、凡百の兵士達の心を知った瞬間でもあった。


くくくくく。
戦闘に弱くなってたりしたら………。
くくくくく。

お久しぶりです。
まっておりました。

Jeri (06/21 00:59) 編集・削除

>べるさん
お久です☆
遂に真実の愛に目覚めたロイロイ。(このフレーズ書いててはずかしいなw)
今まで「死んだら死んだでいいや」的な戦争ばっかだったのが、「絶対に無事凱旋して、もう一度エルをやるんだ!!」と思ったロイさんは、以前より強くなっているのか、安全策を取りすぎて弱くなってしまったのか、今後の見ものです。
最後までダメダメくんのマザコン元漁色家を暖かく見守って下さいませ。