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サイト修復のご報告

やっとウィルスを駆除することができました。
先月から、マルウェア感染し、サイトの一部ページの表示がおかしくなってしまっていたのですが、先程やっと復旧致しました。
ご迷惑をおかけしておりまして、申し訳ありませんでした。
これで安眠できます。

ご心配頂きました方々に篤くお礼申し上げます。
引き続きよろしく願い致します。

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葉子 (04/20 19:46) 編集・削除

こんにちは!復活おめでとうございます。葉子です。
(音沙汰なくて、怖くて書き込めませんでした。ごめんなさい)

と、宝塚のDVDご覧になったのですね…v
私は「一生に一度だけ観にいこう」と大劇場まで遠征したのですが、ロイエンタールに魂を根こそぎ持って行かれてしまい(爆)、結果、博多の役代わり公演含め、合計15回観劇という大惨事と相成りました(が、後悔はしていませんwww)
→そして、すばらしいほどに夫婦そろってヅカオタになりました(会服着て入り出+全組観劇+そして遠征)www

ヅカ版のライヒルは本当によいです。あれなら自分、薄い本作ってもいいです(マジ)。
そしてさすが宝塚。嫌いなキャラが本当に誰もいません。
(今、ロイエル妄想の為に原作を読みなおしているのですが、ヒルダ出てくるところは激しく読み飛ばすレベルでございますwww←こじらせすぎ)。

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『の罠2』
Jeri家のフェリックス君(22歳)、純真でたまりませんな!読んでて胸が痛い。

Jeri (04/21 02:04) 編集・削除

>葉子さん
忘れないでいて下さっただけで感激です。
いや、マジ死ぬかと思いました。(笑
まさか大手術を二連続でやることになるとは…
でも、お陰様で順調に回復しております。
宝塚DVDには、ホントに活力を頂きました。
やっぱ銀英伝はヅカが似合う。

>会服着て入り出+全組観劇+そして遠征
すご過ぎますw
私も直前まで「一生に一度」のつもりで観に行く予定だったんですよ。
倒れなければ、同じ道を歩んでいたかもと思うと怖いですwww
でも、この調子だと、今度もし続編でロイエンタール叛乱編(ヒロインはエルで二人の悲恋がメイン)とか上演された日には、宝塚劇場の隣に引っ越して初日から楽日まで全舞台制覇しかねないと本気で考えてます。

>フェリたん…
うちのフェリは、養父と実父の一目惚れ体質を色濃く受け継いでしまって…w

お礼とご報告(歴代Windowsを斬るw)

拍手メッセージやメールでお見舞い下さった方々に、あらためてお礼申し上げます。
特に、ウィルス除去についてアドバイス下さった方々に感謝しております。
ありがとうございました。

引き続き、マルウェアを駆除すべく色々やっていますが、まだできません。
今月中にパソコンを買い換えようと思っているのですが、せっかく使い慣れてきたものなので、まだ少し迷いもあります。
どうせ買い換えるなら最新型を買って出来るだけ長く使いたいと思う一方、デモ機をいじったらWindous8がめちゃめちゃ使い勝手が悪い!
前時代人なせいか、私はどうもタッチパネルが苦手で、スマホみたいな画面がダメでした。
恐らく、買い換えたら常にデスクトップモードで使用することになると思うのですが、それにして7ともXPともかなり操作性が違うので、慣れるのに時間がかかりそうです。
そう言えば、昨日、WindousXPのサポートが来年で終了するというニュースをやっていましたが、私はこのOSが一番好きだったので残念です。
はっきり言ってVistaも7も使い勝手が悪くて、2年使ってるのに、今だに7の操作に慣れません。
いっそOSをXPに戻したいとすら思っていたのですが、サポート終了ではそれは無理みたいですね・・・
7も8もマイクロソフトの開発者は、なんでこんなわかりにくいOSを作ったのか疑問だったくらいなのですが、8はそれらに輪をかけて使えねー(自分比)OSです。
思えば、Windousは、3.1→95→98→XPとPCを買い換える毎に順調に操作性が進化してきたように思える。
途中、Meとかハズレたのもあったけど、XPが順調に進化していってくれればそれでいいと思っていた。
ところが、セキュリティを強化したというVistaと7という二代続けてハズレOSを出して、期待した8がもっと使いにくい。(-_-;)
それとも、私の頭が既に新しいものへの順応力を失ってしまったのか?
まだ老眼は始まっていないはずなんだけどなぁ…(=_=)

【自己満ドラマあらすじ】オイディプスの罠(2)

無事、フェザーンの大学に潜入を果たしたフェリックスは、予定通りベーレントのゼミのの受講生となり、少しづつ彼の周辺の人々に溶け込んでいく。
実父譲りの容姿が、こちらでも女子学生達の関心の的になるが、当人はフェザーンにいた時と同様に慣れた感じで軽くあしらっていた。
世話係のアルトゥール・フォン・ブランケンハイムと良好な関係を築き、彼を介してベーレントの私的部分に食い込むのがミッションの第一段階である。
当初、ここまでに1、2ヵ月を要すると思われていたが、思いの外事が円滑に進み、在籍二週間後には、早くもベーレントが年数回不定期に自宅で開いているホームパーティに招かれることとなった。
パーティには、ゼミの学生の殆どが集まっており、ターゲットであるヴィクトリアは勿論、ミンツ夫妻とベッカー医師の一家も出席していた。
特に、もしかしたら自分の実母かもしれないと密かに考えていたベッカー女史と初めて顔を合わせることに、内心の動揺を隠すのに苦心した。
しかし、当のベッカー女史は、初対面の挨拶をするフェリックスに無表情に型通りの返答をするだけだった。眼鏡の奥の感情を読み取ることができない。
フェリックスは、帝国貴族の末裔であるヴィクトリアとカリンに対してそれぞれ帝国式の礼を如才なく行い、この日は不自然にならないよう表面的な挨拶のみで済ませる予定だった。
しかし、ヴィクトリアを前にし、その手を取った途端、フェリックスは、身体に電流が走るような未知の感情を覚える。
美しい女性などいくらでも見慣れているはずなのに、15歳年上の美女から目が離せなかった。
ヴィクトリアは、前情報通り無口で無愛想だったが、年齢不詳の超越した美貌が、それをかえって際立たせていた。
唐突に、全てを投げ出して、目の前の女性を強引に押し倒してしまいたい衝動を、ありったけの理性を動員して抑えたフェリックスは、その日は任務に集中できず、パーティが終わると早々に宿舎に引き上げた。
自室で少し頭を冷やしたフェリックスだったが、自分がこともあろうに、これから利用しようとしている女性に、一瞬で恋してしまったことに深い自己嫌悪を覚える。
だが、ヴィクトリアにもう一度会いたい衝動を抑えきれない。
葛藤を抱えながらも潜入捜査を続けるフェリックス。
そんな時、休日に街に出た時、偶然ヴィクトリアとフローレンス・ベッカー女医が一緒に歩いている姿を見かけ、思わず二人の後を付けてしまう。
フェリックスは、話しかけるタイミングが掴めず、少し離れて暫く二人を尾行することになる。
二人は、買い物か何かの帰りのようだったが、無人タクシーを拾えず通りに目をやっている時、一人の怪しげな男が二人に近づく。反射的に後を追うフェリックス。
三人は人目を避けるように路地裏に移動し、何やら口論になっている。
最後は、ヴィクトリアが男に金を渡して収めようとした時、フェリックスは間に割って入り男の手を捻り上げる。
悲鳴を上げて退散する男を見送ると、フェリックスは胸の高鳴りを覚えながらあらためてヴィクトリアに向き合う。
「ありがとう。助かりましたわ」
珍しく殊勝に礼を述べるヴィクトリアと対照的に、ベッカー女史は、フェリックスを避けるように用事があるからとその場を去る。
脅迫者らしき男のことを尋ねようとしたが、詮索されたくない様子なので、あえて何も聞かないことにした。
思いがけずヴィクトリアと二人になったフェリックスは、更に幸運なことに彼女の自宅に招かれる。
ガードが固いという情報をインプットされていただけに、意外な気がしたが、それ以上に彼女に近づけたことが嬉しかった。
ヴィクトリアの自宅は、先日訪問したベーレントのマンションと同じ建物だったが、別の部屋だった。
てっきり二人は同棲しているものとばかり思っていたフェリックスは、驚きと嬉しさを同時に感じる。
ヴィクトリアがユリアン仕込みだという紅茶を淹れてくれると、二人は立場や年齢を越えて会話が弾む。
旧同盟領に生まれ育ったというヴィクトリアだったが、フェリックスとの会話は流暢な帝国標準語で、時々亡命した祖先の出身星系のものと思われる単語やイントネーションが耳に入った。
至福の時はまたたく間に過ぎ、気付くとすっかり陽が落ちていた。
長居を詫びるフェリックスに、ヴィクトリアは、昼間のお礼に夕食をデリバリーするから一緒にと言う。どうやら料理をする習慣がないらしい。
模範的な専業主婦である養母に育てられたフェリックスには、それも何だか新鮮だった。
ヴィクトリアは、ベーレントも呼び出し、三人分の夕食を近所のレストランからデリバリーするつもりだったが、生憎とベーレントは直通回線の電話にも携帯にも出なかった。
ヴィクトリアは、訝しながらもフェリックスと二人分の夕食を発注し、結局二人は夜9時過ぎまで一緒に過ごすこととなる。
フェリックスは、ヴィクトリアと話すうちに、彼女の冷たく見える外見とは裏腹の温かい人柄に触れ、益々思いを募らせる。



翌日の午後、大学に登校したフェリックスを待っていたのは、警察車両の車列と事務室への呼び出しだった。
訳が分からす入室すると、捜査官を名乗る男から、衝撃的な事実を知らされる。
今朝、ベーレント教授が郊外の遊戯施設脇で殺害されていたのだと言う。今頃は、ソリヴィジョンのニュースで第一報が報道されているはずだとのことだ。
死因は、旧式のブラスターで正面から首を撃ち抜かれてのショック死で、ほぼ即死状態であったという。
所持していたIDカードから、身元は直ぐに割れた。
死亡推定時刻は、昨日深夜から今朝未明にかけてらしく、現在婚約者であるヴィクトリアが、参考人として事情聴取を受けているとのことだった。
同じマンション内に住む恋人同士でありながら、半日も相手が所在不明であることに気付かないことが不自然というのだ。
その上で、ヴィクトリアの部屋に出入りするのがマンションの監視カメラに写っていたフェリックスにも事情を聴きたいというのが、彼が呼び出された理由だった。
フェリックスは暫し呆然とし、事態の把握に数秒の時間を有したが、ヴィクトリアは、断じて殺人には関係していないと強く主張した。
自分が彼女の部屋に行った事情を正直に話すと、この日はその場で放免された。
フェリックスは、ミンツ夫妻と連絡をとると、三人でヴィクトリアを迎えに警察に行く。
憔悴しきった様子のヴィクトリアを支えようとするフェリックスだったが、彼女の不幸に付け込んで近づこうとしているようで、少し気が咎めていた。
しかし、ヴィクトリアは昨日とは態度を豹変させ、フェリックスを強く拒絶。今後二度と会わないと告げて去ってしまう。
呆然と見送るフェリックス。



その夜、フェリックスは義兄であるハインリヒ・ランベルツ中将と夕食を共にし、経過報告を行う。
ヴィクトリアに拒絶されたショックを引き摺っているフェリックスは、自嘲気味にこの任務は自分には荷が重いと言って、暗に職務辞退を申し出る。
ベーレントが亡くなってしまった以上、彼の恋人であるヴィクトリアを運用しても意味がないと主張したが、ハインリヒは承諾しなかった。
引き続き、彼女に接近し、公私に渡って近しいベッカー女医の弟ということになっている青年のDNAサンプルを採取することが新たな任務だと言い渡される。彼がエルウィン・ヨーゼフであるか否かを確認するのは、このミッションの最重要事項でもある。
この時、いつも穏やかで優しい義兄が、任務を降りるなら退役する覚悟をしておけと冷たく突き放す。
「まあ、お前なら元々軍人などにならなくても、困らないだろうがね」
ハインリヒにしては珍しい皮肉が、フェリックスのプライドを傷つけた。
ロイエンタールの遺産を相続したフェリックスは、確かに働かなくても生活できる充分な資産を有していた。無論、そのような生活をすることは、ミッターマイヤーの子として育った彼には考えるべくもない。
ハインリヒは、この平和の世にあって30代で将官の地位にあり、容姿端麗な青年だったが、なぜかまだ独身だった。
ロイエンタールの叛乱直後の少年時代は、ロイエンタールの死に立ち会った唯一の人間として、帝国中の好奇の的となり、マスコミから追い回されるという辛い体験をしている。義父母も何度か結婚を勧めたが、その都度上手くかわしている。
フェリックスが成人した記念に、一度だけ二人で飲んだ時、ずっと忘れられない女性がいるらしいことを匂わせたが、その後慌てて口を噤んでしまって、それきりだった。
結局、フェリックスは任務を続行することになり、1ヶ月以内にリヒャルト・ベッカーに接触することを約束して義兄と別れた。

長期放置のお詫び&近況報告

ご訪問下さっている皆様。
大変長い間、ブログ及びサイトを放置しておりまして誠に申し訳ありませんでした。
また、メールでご心配頂いた方々にも、お返事ができず本当に申し訳ございませんでした。
この場を借りて、あらためてお詫びとお礼を申し上げます。

昨年、突然大病を患い、一旦は回復したもの、数日後に病院へリターンするという次第になってしまいました。
お陰様で、何とかリハビリを終え、少しづつ元の生活に戻っております。
しかし、長く放置していた間に、パソコンがウイルス感染及びハッキングされてしまい、サイトの表示ができなくなってしまったり、メールの送受信が不能になってしまいました。
更に、今年に入ってから確定申告をネットで行うために、ウィルスソフトを一時停止した間に、かなり悪質なマルウェアに感染してしまい、ブログへの書き込みができなくなってしまいました。
何とか最悪のものだけ駆除して、ブログの更新のみはできるようになったのですが、まだサイト表示が正常にできていません。
パソコン自体も物凄く重くなってしまい、再起動すると立ち上がるのにたっぷり20分かかる状況です。
どうしてもダメな場合は、パソコンの買い替え及びサーバーの引越しを考えておりますが、何かよい打開策をご存知の方いらしゃいましたら、恥を偲んでお伺いします。
どうすればよいか、お知恵をおかし下さい。
Jeriは、インターネット黎明期の知識でサイト運営している為、昨今のセキュリティ対策等の知識が乏しく、お手上げ状態です。

宝塚も結局観ることができず、DVDで我慢しています。
調子に乗って書いたあらすじも続きを投稿した途端にクラッシュしてしまい、また書き直しています。
取り敢えず、ブログへの投稿は、大丈夫なことがわかりましたので、また続きの妄想を連投させて頂きます。

尚、念の為、このウィルス感染の件が完全に解決するまで、暫く他所様のサイトへの書き込みを控えさせて頂きます。
相互リンク先様には、不義理を致しまして誠に申し訳ありません。

引き続きよろしく願い致します。

コメント一覧

葵猫 (04/09 19:40) 編集・削除

こんばんは、お久しぶりです!
近況のご報告、嬉しく思います。
もしや御病気の悪化が大変なものなのでは、と良くない想像がなんども頭をよぎっておりました。
パソコンは我が家も壊れ、スマホと携帯で、こちらも拝見している次第です。
舞台銀河英雄伝説は、通称棒アイスの進歩のない滑舌と演技に絶望させられておりますが、若干19才の素晴らしい間宮ラインハルトの誕生日という喜びもあります。
彼の続投は決まったそうです。
次回は是非!
お話の続きは、ゆっくり楽しみにお待ちしております。

Jeri (04/10 00:51) 編集・削除

>葵猫さん
早速のコメントありがとうございます。
<棒アイス
ジャニがキャスティングされた時点で、半分くらい予測していたのですが、昔々、SMAPの聖闘士星矢の舞台が、初舞台にしては評判がよかったときいていたので、もしかしたらいけるのかもと期待も半分でした。
今回は悪い方へいってしまったみたいですね。
観劇した方のブログを色々見たのですが、どうも皆さん、ほぼ同じ感想みたいですし。
まあ、一番肝心なラインハルト役の子がハマリ役だったみたいですし、次回作と本編最期まで製作されることに期待したいです。
次回作の「初陣」は、OVAの27話~33話あたりでユリアンが主役と予想しています。
その次がいよいよラインハルトの皇帝即位からヤンのイゼルローン再奪取、主役はラインハルト、ヤンのダブル主演。
その次がまた同盟サイドからヤン主役で暗殺までを描いて、河村ヤンがここで有終の美を飾る。
その次が番外編のロイエンタール叛逆編で、新たにロイエンタール役がキャスティング(東山氏でもOK)。
その次は、本編の最終編でラインハルト死亡のラストシーンでこれにて舞台銀英伝堂々完結。
って感じでどうでしょ?

【自己満ドラマあらすじ】オイディプスの罠(1)

新帝国歴24年10月、士官学校卒業後、皇帝侍従武官となっていたフェリックス・ミッターマイヤー中尉は、突然、異動の辞令を受けると、憲兵総監となっていたフェルナー上級大将に召喚される。
彼の要件は、フェリックスを表向きはの軍務省の若手士官の身分で、バーラト自治政府の士官大学校へ1年間の交換留学生として派遣し、極秘任務を遂行させるよう命じるものだった。
ミッション名は、「Oedipusーオイディプスー」。
最近、旧同盟領内で密かに勢力を拡大しつつある旧王朝の復興を目論む勢力の中に潜入することがフェリックスに与えられた役目だった。
当初、皇帝の幼少期からの友として、又、国家の元勲であるミッターマイヤーの養子にして大逆犯ロイエンタールの実子として、帝国中に顔と名前の知れ渡った自分に潜入捜査などと怪訝に思ったフェリックスだったが、それを逆手に取って、ターゲットに近づくのが目的であると説明され納得する。
20年以上前に死亡したとされるエルウィン・ヨーゼフ2世だが、当時からランズベルク伯が持ち歩いていた少年のミイラは別人だ言われており、事実、その後のミイラのDNA鑑定でも、少なくともゴールデンバウム家とは血縁のない子供であることが判っていた。
だが、肝心の本物のエルウィン・ヨーゼフ2世の居場所も、彼を擁している組織の実態も未だ判明していない。
現時点では不確かな情報として、ハイネセンにある旧同盟の軍事大学校が前身であるバーラト自治政府立軍事大学教養学部戦史研究科の若手教授であるゲルハルト・フォン・ベーレントという男が、組織の幹部の一人なのではないかということだけである。
留学生として彼のゼミの受講生となり、情報収集を行うのが、フェリックスの任務の第一段階である。
そして、第二段階として、現在彼が交際中で婚約も近いのではと周囲が見ている女性を「協力者」として取り込んで、“運用”し、最終的に反政府組織を壊滅させることにある。ベーレント本人に露骨に接近すれば流石に警戒されるので、搦手から攻める作戦で、諜報活動では古典的な手法とされていた。
実父譲りなのか、フェリックスは子供頃から本人の意思に反して次々と女達が引き寄せられてくる性質だった。
そんな彼には、この任務は適任と思われた。
フェリックスは、複雑な思いを胸の奥に押し留めながら、現在の自分を取り巻く様々な柵から逃れるように、任務に就く為、早々にハイネセンに旅立つのだった。
今、フェリックスを悩ませている問題は、3つある。
1つは、3歳年下のミッターマイヤー夫妻の実の娘であり、フェリックスとはずっと兄妹として生活してきたエルネスタ(名付け親はメッキー?)が、どうやら彼に対して兄以上の感情を抱いているらしいことだ。
フェリックス自身も憎からず思っている可愛い妹だが、幼い頃から親友アレク皇帝の有力な后候補でもある娘なので、親友の皇帝と三角関係になる面倒は避けたい。
2つ目は、一昨年成人したと同時に、オーディンのロイエンタール家が、実父の姓を継ぎ当主となってオーナー企業の総帥となるよう要請してきたことだった。
今までずっと「フェリックス・ミッターマイヤー」として築いてきたアイデンティティと大逆犯の子である自分がこのままミッターマイヤーの息子でいていいのかと言う気持ちとの間で揺れていた。
エルネスタの下に生まれた夫妻の実子である弟への遠慮もあった。
3つ目は、年齢を重ねる毎に疑問が沸いてくる実の父と母の事だった。
養父のミッターマイヤーからは、実父の事はいい事しか聴かされていないので、幼い頃は素直にそれを信じていたが、大人になるに連れ、どうしてもあの叛逆事件を疑問視せざるを得なかった。
実母のエルフリーデについては更に謎で、養父母も訊ねるといつも困惑したような顔を見合わせるばかりだった。
同じくミッターマイヤー家の養子として兄のように育ったハインリヒ・ランベルツだけが赤子のフェリックスを託された時に彼女と会話しており、今でも印象的なその美しさを記憶していた。
だが、立場上敵同士であるはずの二人の間に、なぜ自分が生まれたのか、もしかしたら自分はこの世に存在してはいけない子供だったのではないかと、思春期からずっと家族にも打ち明けられず苦悩していたのだった。
なぜか帝国中から祝福されて生まれたはずのアレクも、同じような悩みを共有しており、それが皮肉なことに、乳幼児の頃からの友である二人の絆をより深めていた。
しかし、成人し互いの立場がより明確になると、フェリックスの方からあえて皇帝である親友と距離を置くことを選んだ。
そんな諸々の煩悩を振り払うように、フェリックスは、実に21年ぶりに惑星ハイネセンの大気圏に突入したのだった。

20年のテクノロジーの進歩により、一週間に短縮された星旅の船中で、フェリックスは与えられた資料に一通り目を通し、情報を頭に叩き込んだ。
本命であるベーレントは、年齢44歳。その名の通り、亡命帝国貴族の2世だった。父親は、銀河帝国正統政府の閣僚の親族で、当時まだ十代の学生だった彼も、両親に従って亡命した。
これだけでも、反ローエングラム王朝組織の指導者となる動機としては充分でる。
バーラトの和約が締結された当時、正統政府が瓦解しても、ローエングラム政権は親族にまで処罰対象を拡げることはなく、彼の家族もそのままハイネセンに留まることができた。
彼の所属する学科は、奇しくもかのヤン・ウェンリーが当初在籍していた分野だった。
添付された映像を見る限り、元貴族というだけあって、長身で柔和な雰囲気を持つ洗練された紳士といった印象だった。
そのベーレントと2年程前から交際している恋人の女性、ヴィクトリア・フォン・シュタイフが、フェリックスが「落とす」べきターゲットである。
年齢36歳。艷やかな赤茶色の髪に、鮮やかなエメラルドグリーンの瞳を持つ、類い稀な美女だった。
亡命帝国貴族の4世で、ハイネセン自治大学大学院を卒業した後、現在は旧同盟領内の元亡命者達を支援するNPO法人の役員をしている。
ベーレントとは、2年前に友人夫妻を介して知り合ったと言う。
その友人夫妻というのが、またやっかいな人物達で、夫はヤン・ウェンリーの養子で、ベーレントとは別の大学の若手教授であるユリアン・ミンツ。妻のカーテローゼが、ヴィクトリアが理事を勤める団体に所属していたことで元々友人同士であり、その縁で紹介され、家族ぐるみの付き合いをしているとのことだった。
今のところ、問題の組織に、元ヤン・ウェンリー一党が絡んでいるという証拠は出ていない。
資料を頭にインプットしたフェリックスは、気が乗らない任務を遂行すべく、他の留学生達と共に大学への留学手続き済ませ、歓迎会の会場でベーレントを目で探していた。



★うちのフェリたん☆彡
主人公。22歳。非DT。ww
銀英二次創作のセオリー通り、父親似の長身の美形。でもミッタ夫妻に育てられたので、中身は実父母のどちらにも似ていない。出生が出生だけに、若干の影はあるものの、表面的には明るく中庸な性格の好青年。12歳で早くも養父の背丈を追い越した。
頭脳明晰で身体能力も高く、士官学校を主席で卒業した。
実戦のない世の中になったが、戦術シュミレーションでは、実父譲りの柔軟な用兵術で、他の追随を許さなかった。
誰にも内緒で、過去のデータを元に製作された仮想の相手との対戦シュミレーションでは、何度もヤンや実父のロイエンタールと戦っているが、まだ完全に勝利したことはない。
実父の偉大さを理解する一方で、多くの兵士達や幕僚を巻き込んだ叛逆事件に対して憤りを感じている。
実母のエルフリーデのことは、断片的な情報しかないので、好悪どちらの感情も持っていないが、どこかで名前を変えて健在なのではと思っている。そして、もしかしたら恋人か夫がいて家庭を築いており、自分は現在の彼女にとっては迷惑な存在であるから一度も名乗りでないのではと、密かに想像している。
潜入捜査の為に訪れたハイネセンポリスで、ターゲットであるはずの15歳年上の女性ヴィクトリアを本気で愛してしまい、帝国軍人としての任務への責任感と自身の恋情の間で揺れる。

【21年後の原作キャラ達】
☆アレク
金髪碧眼の絶世の美青年皇帝。21歳。昨年成人し親政を開始。当人自身も優れた資質を持っているが、王朝の開祖である亡き父の偉業と、20年間実質帝国を統治してきた母親の卓越した政治手腕に常にプレッシャーを感じている二代目皇帝。
親友フェリックスと並ぶと、オスカルとアンドレの如き現実離れした美しさのカップリング…じゃない、親友同士。
フェリックスとは、物心つく以前からの運命的な友情で結ばれており、兄弟同然に思っている。
かなりのマザコンで、複雑な出生のフェリックスを案じる一方、ミッターマイヤー夫妻やケスラー夫妻の家庭を理想とする彼には、皇帝とその有能な補佐役としてのライヒルしか話が伝わってこない現実に、母に対する憐憫と、父に対する僅かな反発心を隠し持っている。
父親譲りの億手のDTくん。今のところ恋愛にも女性にも興味はなく、フェリックス一筋?


☆ヒルダ
45歳。年齢を微塵も感じさせない美しさは健在。(美魔女?)
ここでは白ヒルダ。ラインハルトを一途に愛し、彼の遺した帝国と息子を一人で背負い育ててきた偉大なる摂政皇太后。アレクが成人し、摂政の座を退いてからも、国政に絶大な発言力を有している。
亡き夫ラインハルトに対しては、彼の精神的未熟さを許容し、達観しているように見えるが、それでも時々自分は女としてあの方に本当に愛されていたのかとの思いが胸を過ぎることがある。
母となり、長く息子の摂取として人生経験を積んだ彼女には、昔の自分が、もう少し気の効いた対応をしていれば、もしかしたらフェリックスは実の両親の元で育つことができたのではないかという思いがある。


☆ミッターマイヤー
54歳。主席元帥の名誉称号を持つが、アレク帝の親政後は自ら実務の一線から退いた。軍の最高位にありながら、軍縮政策にも率先して努めた。(マリンドルフパパの提案した国務尚書就任話は、ラインハルトが健在で皇帝親政が前提だったので、民政の実務経験のない彼が就くことはなしとなった)
蜂蜜色の髪に少し白髪が増えたが、相変わらず若々しく愛妻家であり良き父親。
ロイエンタールの遺児であるフェリックスに、実の息子と同じように惜しみない愛情を注いできた。


☆フェルナー
臨機応変な立ち回りと智謀で、平和な世では多くの艦隊司令官達を追い抜いて上級大将にして、憲兵総監に出世。
フェリックスに密命を下し、物語の発端を創り出す。


☆ユリアン・ミンツ
40歳。バーラト自治政府成立後、大学に入学し、政治にも軍事にも無縁な生活を送る。25歳で恋人だったカリンと結婚、二児をもうける。
現在は、大学教授として、ヤン・ウェンリーの意思を受け継ぎ、人類史、思想史、戦史等の研究をしている。


☆カリン
38歳。故シェーンコップの娘にしてユリアンの妻。二児の母。
亡き母親に連れられて、昔から亡命帝国貴族女性達で作る親睦会に所属しており、その会が母体となって発足したNPO法人の役員をしていたヴィクトリアと意気投合し、親友となる。
帝国の憲兵隊は、反政府組織に元ヤン・ウェンリー一党が関わっていないかを探る為、フェリックスに対し、ヴィクトリアを通じて彼女にも探りを入れる事を命じる。


☆ハインリヒ・ランベルツ
36歳。帝国軍中将。ハイネセン高等弁務官。元ロイエンタールの従卒で、フェリックスの義兄。
フェリックスは、潜入捜査で得た情報を、頻繁に会っていても不自然でない人物であるランベルツ中将へ一旦報告し、彼を経てフェルナーへ暗号化された内容が伝えられる手筈となっている。


☆ドミニク
年齢不詳。元ルビンスキーの情婦にして、かつてエル&フェリ母子を援助し、二人を瀕死のロイの元に送り届けた。
動乱期を生き抜き、この20年で所有する商船の数を数百倍に増やして莫大な富を築く。
憲兵隊は、彼女の資産が反政府組織の資金源ではないかと睨んで秘密裏に捜査を進めている。

【怪しいオリキャラの皆さん】
☆ゲルハルト・フォン・ベーレント
44歳。バーラト自治政府立軍事大学教養学部戦史研究科教授。元帝国貴族。
穏やかな外見とは裏腹に、これまで何度もローエングラム王朝の同盟併合を批判する論文や著作を発表しており、憲兵隊にマークされていた。
焚書を非文明的な野蛮な行為と考える摂政皇太后ヒルダと、その思想を受け継いだアレク帝の反対で今までは逮捕を免れていたが、この1年余りの間、かつての銀河帝国政党政府の残党と頻繁に連絡を取り合っていることが判り、本格的な捜査対象となった。
容姿端麗で社会的地位もあるにも関わらず独身を通していたが、恋人ヴィクトリアとは真剣に結婚を考えている。


☆ヴィクトリア・フォン・シュタイフ
36歳。亡命帝国貴族の4世。ターゲットであるベーレントの恋人。
美貌の女性だが、心に深い傷を抱えている為、それが原因でこれまでの恋人達とは悉く破局し、この年齢まで独身だった。
ベーレントと知り合い、今までの男達にはない彼の誠実さに応えるべく、トラウマを克服する為に心療内科に通いカウンセリングを受けるようになる。
極端に無口で無愛想であり、ベーレントやミンツ夫妻、カウンセラーの女医等ごく限られた人々にしか心を開かない女性だが、フェリックスとは直ぐに打ち解ける。


☆フローレンス・ベッカー
ヴィクトリアがカウンセリングに通っている大学病院の心療内科医。38歳。
どこかミステリアスな雰囲気を持つクールな美女。
夫は同じ大学病院の外科医で、二人の娘にも恵まれた円満な家庭を築いているが、実は家族にも打ち明けられない秘密を抱えている。
流暢だがネイティブではない同盟標準語を話すことから、若い頃にハイネセンにやってきた帝国人であることが判っているが、前半生の生い立ちは謎に包まれており、本人も自分の過去を語りたがらない。
20年近く引きこもっている8歳年下の弟がおり、彼の心のケアをする為にこの道に入ったと言われている。


☆リヒャルト・ベッカー
フローレンスの弟と言われている30歳の青年。子供の頃の出来事が原因で精神を病み、以来20年近くに渡って家に引きこもっている。
姉の援助でハイネセンポリス市内の単身者向けマンションに一人暮らしだが、何年も部屋から出ない為、その姿を見た人間は殆どいない。
憲兵隊の諜報部は、彼こそが本物のエルウィン・ヨーゼフなのではないかと睨んでおり、それを確認するのもフェリックスの重大な任務となっている。


☆アルトゥール・フォン・ブランケンハイム
ベーレントの研究室の講師でフェリックス達留学生の世話係を務める。亡命帝国貴族2世で28歳。人当たりが良く如才無いが、どこか掴みどころのない青年。


☆ディルク・バウアー
ユリアンの研究室の准教授で、地球時代先進地域国家憲法の共同研究者。31歳。優秀だが他人とのコミュニケーションが苦手で、プライベートな付き合いを一切しない。フェリックス達帝国人に対しては、露骨に嫌悪感を表明している。ユリアンは、彼の人間性の欠点までも寛容に受け入れ、良好な関係を築いている。


☆ブラックウッド
ヴィクトリアとフローレンスに付き纏う謎の中年男。何かをネタに彼女達を脅迫して、その都度ちびちびと金銭を要求して小銭を得ているらしい。
偶然その場に居合わせたフェリックスが、彼を追い払ったことが、ヴィクトリアと急接近する切っ掛けとなる。

コメント一覧

ごん (10/20 22:30) 編集・削除

おつかれさまです。というか無理なさらないで下さいね。ほんとうにm(==)m

タイトルを見て、赤江瀑さんの『オイディプスの刃』を思い出してしまいました。調香師(香水のレシピを考案する人)が関わってくる話なのですが、それをみて一時香料会社に入ろうかと考えたことがあります。鼻炎もちだったくせに(爆)

それはともかく、40くらいのカリンやユリアンて想像がつかない……。フェリックスの20代は想像つくのに。
やっぱり青年じゃなくて少年少女で人格としてある程度はできてたからでしょうか。フェリ・アレは赤ん坊なのでどうとでも想像できますけど。
ユリアンが大学の先生というのはよそ様でみかけたのですが。

キャラのラインナップからいくと、フェリの恋愛のほかに、ちょっと人間関係とか精神医学がからんできそうな雰囲気ですね…

私のほうは五体満足なのにブログのゲームにはまってしまってますが、ツイッターで半ば宣言したので頑張ってみたいです。ロイエンタール誕生日記念「若社長の日」
。ロイとミッタとヤンが軍人にならずに親の家業を手伝ってる世界のある一日を……書けたらいいかと(←まだ逃げるか)

追伸:「若社長の日」書けました。後半駆け足ですけど。

葉子 (10/21 12:04) 編集・削除

こんにちは。
>>の罠
題名で『ヤヌスの鏡』とか『アリエスの乙女たち』を思い出し、♪アリエス~、と口ずさみながら拝見いたしました。そうです、運命の星に身を灼くアレです(あ、アリエス=おひつじ座だから、おうし座の彼らだと『タウルスの青年たち』が正解?)。

Jeri家のスーパーエリート、遂に見参☆彡
スパイ小説大好き&オリキャラ設定もとってもいい感じでこの先とても楽しみです。

※ところで、彼の「はじめてのひと」は誰なのでしょう?チョー気になりますwww

非公開 (03/07 11:08) 編集・削除

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Jeri (04/09 01:03) 編集・削除

>ごんさん
長い間すみませんでした。
そちらへのお邪魔させて頂いております。
新作も拝見させて頂き、にんまりしています。
「エルちゃんの叔父さん」がツボでした。
また妄想まき散らしますんで、よろしく願いします。

>葉子さん
長い間すみません。
見捨てずまた一緒に萌えてやって下さい。
ファリたんの「はじめてのひと」は、原作に名前のみ登場した以外な女性です。

>通りすがり様
ご迷惑おかけしており申し訳ございません。
上の記事に書きました通り、現在、復旧の為、色々対処を試みておりますが、上手くいきません。
治りましたら、この場でお知らせ致しますので、もう少々お待ちください。