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調子に乗って「転生オリ主」の二次を妄想しております(6)【終盤あらすじ2】

終盤あらすじ続きです。

即位直後、ラインハルトは将来の遷都も見据えて、大本営のフェザーン移転を発表する。
主人公は、ワーレン艦隊の地球討伐、キュンメル事件と原作通りに起こるイベントを傍観しつつ、着々と進められる姪の結婚式の準備を苦虫を噛み潰したように眺めているしかなかった。
同時に、今の政情では、ロイエンタールのノイエラント総督もなく、従ってロイエンタールの叛乱もないはずなのだが、それでも、ラング、ルビンスキー、地球教徒等の動きが心配だった。
ロイエンタール一人が叛逆して死ぬのは結構だがwwエルフリーデが巻き込まれるのは絶対に阻止しなければならない。
でなければ、転生者としての自分は無意味だ。
せめて自分と兄の家族だけは絶対に守る。これが彼の人生目標の第一なのだ。
それに、詳しい数字は忘れたが、原作ではロイエンタールの叛乱で、数百万人もの兵士が死んでいたはずだ。ベルゲングリューンも殉死のような形で命を断っている。
あの野郎一人の「矜持」とやらの我儘の為に、こんな犠牲を出すわけにはいかない。
その為には、自分ももう綺麗事ばかり言っていられない。
平和な日本では、人殺しどころか、立ちション一つしたことのない小市民な自分だったが、動乱期のこの世界では、場合によっては、身を守る為に手を汚さなければならないこともやむを得ないのかもしれない。
やがて、エルフリーデは、ロイエンタールに嫁ぎ、主人公の予想に反して仲のいい新婚夫婦になった。
式の翌日、主人公は夫妻でロイエンタール邸を挨拶に訪れると、エルフリーデは、赤ん坊がコウノトリが運んでくるわけでもキャベツ畑から拾ってくるわけでもないことを実践で知った為か、頬を染めて、終始目を合わせず俯きがちだった。
その初い姿が、かわいくもあり、痛々しくもあった主人公は、『ロイエンタールの野郎。絶対に浮気なんぞするなよ!』と、心中で叫んでいた。
大本営のフェザーンにも夫に同行するという姪に、主人公も、皇帝主席秘書官として一家で移住して近くに住む(監視するww)つもりだと言って、まだ幼さの残る娘と離れ離れになる兄夫婦とエルフリーデには祖母に当たる養母を安心させる。
向こうが落ち着き、正式な遷都令が発布されたら、兄夫婦と養母もフェザーンに呼び寄せるつもりだった。
『あの男、もしフェザーンで黒髪の女や明るい赤毛の髪の女と浮気なんかしたら殺してやる!』
原作の記述を思い出した主人公は、姪の幸せを守る為には労を惜しまないつもりだった。
フェザーンに到着すると、主人公は、「一度フェザーンの最新医療を体験してみたいが、一人では行きにくいんで、付き合ってもらえないか?」と言って、ルッツを病院へ誘う。
予め金を掴ませて担当看護師を指定しておいたので、ルッツは、未来の婚約者と1年早く出会うことができた。
これで放っておいてもコイツは勝手に幸せになってくれるだろう。
因みに、ワーレンも妻が亡くなっていないので、寡ではない。
帝国では、出産時の母親や乳児の死亡率が異様に高い。
後宮の場合は、何者かの意図的な操作による可能性もあるが、一般人までが、二十一世紀の日本より明らかに死亡率が高いのは恒星間航行が可能な技術のある世界なのに納得がいかなかった。
「もしかして、医学だけ19世紀レベルかよ?」
と懸念した主人公は、5年前、身重のワーレンの妻を、フェザーン式医療を取り入れている病院へ通うよう仕向けた。
その甲斐あって、逆子だった胎児は帝王切開で無事出産し、母子共に無事だった。
現在、そのワーレンの妻は、夫と息子と共にフェザーンに着いて早々、第二子の懐妊が判明し、来年には4人家族になろうとしている。
戦争による高揚感を得る為に生きているとかほざいているローエングラム陣営の戦争中毒症患者達に、まともな感覚をもってもらい、無駄に人がいっぱい死ぬ戦争をできるだけ回避する思考に誘導する、これが主人公の最終目標である。
今のところ、それは上手くいっているように感じていた。
同盟との共存路線を選択したラインハルトも、家族に囲まれた平穏な生活に満足しているのか、今のところ「ヤンと用兵術を競いたい病」は落ち着いている。
それよりも不思議なのは、ラインハルトが死亡する予定の本当の病気の方である。
確か原作では、この時期からラインハルトは、度々発熱を繰り返し、後で思えばこれが病気の前兆だったことになっていた。
しかし、この頃のラインハルトは健康そのもので、熱どころか風邪一つひいていない。
知らないうちに、どこかで歴史が変わってしまったのか?
前世で文系だった主人公には、医学知識が殆どないので、未来の未知の病気の事などわかるはずがない。
このままラインハルトが、皇帝病(正式名称は忘れた)に罹らずに天寿を全うしてくれればそれに越したことはないのだが、単に発病が遅れただけであるなら、今から何かできることはないのか?
『ああ、俺が過去じゃなくて、未来から着た医者とかだったらよかったのに…』
主人公は、前世で大ヒットした原作マンガとテレビドラマを思い出してぼやいた。

やがて、フェザーンの遷都準備は着々と進み、軍首脳達も文官達も次々と家族をフェザーンに呼び寄せる。
皇帝ラインハルトは、前皇帝であるエルウィン・ヨーゼフ二世には、復位を望まない限りという条件で一生の安全を約束し、生活に充分な多額の年金と、新無憂宮の一角に居住することを許した。養育係には、主人公とシュトライトの提案を要れて、恩赦で釈放されたランズベルク伯アルベルトがその任に当たることとなった。
彼のような男の影響下で育つことで、下手な芸術と趣味の世界以外に興味のない人間になってくれれば、ローエングラム王朝にとって害にはならない。
オーベルシュタインもこの策に賛成したが、彼はオーディンに残る息のかかった者に命じて密かに他の指示も出していた。
エルウィン・ヨーゼフは、生涯を独身で通し、その血統を断たなければならないと考えるオーベルシュタインは、主治医を買収し、彼が思春期に達したら、密かにホルモン系の薬を投与し続けて異性に興味を示さない男に、即ち実質不能にするよう命じるという非情な手段に出たのだ。
偶然この企みを知ってしまった主人公は、人道的見地から悩んだが、結局放置することに決めた。
エルウィン・ヨーゼフには気の毒だが、彼が子供を残すことで、また内戦の火種にならないとも限らない。
歴史の犠牲となる気の毒な子供に密かに詫びつつも、主人公は自分の職務である皇帝主席秘書官というストレスの溜まる職務に精励する。
秘書として働いてみてよくわかったのは、ラインハルトのキレ易い性格は、円満な家庭環境の所為で、かなり収まってはいるものの、凡人的な考え方が理解できない為、しばしば爆発寸前になり、側近の文官を戦々恐々とさせることしばしばだった。
特に、彼は、その天才的軍事センスや政治センスに比して経済に関しては極端に無頓着だった。
前世で銀行員でもあり経理知識のある主人公は、旧社会の貴族達が頻繁に行なっていた舞踏会や晩餐会といった催しを、無駄使いだと決めつけて、自らも質素に暮らすことが名君であると信じ込んでいるラインハルトに対し、戦艦一隻を製造するのにかかるコストと、戦争でそれが大破した場合の経済的損失(当然戦死する乗員の家族への保証なども含まれる)を実数で示し、逆に彼が悪としているちょっと贅沢なパーティーを一回開くことによる雇用の創出などの経済効果を具体的に説明した。
明敏なはずのラインハルトは、なぜかこの手の話になると凡人より反応が鈍い。
主人公にはそれが不思議だった。
「本当に、ラインハルトったら、事業に失敗して家を没落させたお父様そっくりの経済音痴なんだから…」
たまたま傍で話を聞いていたアンネローゼが、優しい顔に似合わない辛辣なことをさらっと言ってのけたので、主人公は全てを理解した。

やがて、エルフリーデは、男の子を出産し、ミッターマイヤー夫妻によってフェリックスと名付けられる。
兄一家と養母もフェザーンに駆けつけ、喜びに湧く。
ロイエンタールは相変わらずの態度だったが、以前よりも雰囲気が穏やかになっていた。
「知らんな」とか「ロイエンタール家は俺で終わりだ」などの原作発言を知る主人公は、まだ半信半疑だったが、驚いたことにエルフリーデによると、ロイエンタールは、令嬢育ちで殆ど何もできないエルフリーデよりも、ずっと息子の世話をよくしているのだという。
『信じられん。あの女ったらしのマザコン強姦ロリ叛逆男が!』
と、心の中で次々とロイエンタールについての異名をくっつける作業を怠らない主人公を唖然とさせる。
更に1年後、ローエングラム王朝に待望の世継ぎの皇子が誕生した。
皇后ヒルデガルトが、アレクサンデル・ジークフリードを出産したのである。
喜びに湧く銀河帝国と、和平条約を結んでいるので、一応名目上友好国ということになっている同盟からも祝いの使節団が到着する。
使節団長は、かのヤン・ウェンリーであり、妻のフレデリカを伴ってのフェザーン訪問だった。随員は、ユリアンやアッテンボロー、ポプラン、ムライ、パトリチェフなどの所謂原作での「ヤン一党」と、一応護衛役の名目でシェーンコップとローゼンリッターの面々も揃った。
ヤンは、バーラトの和約以後退役し、平時は歴史著作の執筆をしながら年金生活を送っていたが、高等弁務官であるマリーンドルフ伯の強い希望で、非常勤の軍事顧問として弁務官事務所に籍を置き、緊急時には、帝国と同盟との架け橋の役割を担うよう要請されていた。今回、使節団長に推挙されたのも、その立場故だった。

次々と現れる原作の同盟側主要キャラ達の登場に興奮を隠しきれない主人公w
ここでヤンは、以前ユリアンが地球から持ち帰った資料を示し、フェザーンの真の正体が地球教であることや、行方を晦ましたルビンスキーと未だにつながっているという情報を皇帝に明かす。
直ちに御前会議が招集され、ヤン達も含めて今後の対策の協議に入る。
主人公は、全てが良い方向へ向いていることに内心で笑いが止まらなかった。
よし、ここで一気にルビンスキーとド・ヴィリエを始末しちまえ。
主人公の頭の中の粛清リストは、おおよそ危険度順に次の通りだった。
1.ルビンスキー
2.ド・ヴィリエ
3.ラング
4.トリューニヒト

この内、1と2は必須だった。
しかし、3のラングは、原作と状況が異なっているので、「黙れ!下種」と罵倒されたのが原因のロイエンタールへの私怨を抱いていない可能性もある。(あの会議の議題はレンネンカンプの件だったはず)となれば、ルビンスキーと組んでロイに叛逆を起こさせよう計画もないということもある。ラング自身はイヤな奴だが、奥さんや子供はまともそうで、家庭では良い父親だったと知っている主人公は、帝国に害が及ばなければ、コイツは見逃してやってもいいと思っていた。
また、悪の元凶のように書かれているトリューニヒトも、扇動政治家などいつの時代にもいるもので、一応民主主義が機能している世界ならばいずれ自然淘汰されていくものだと考えていた。
逆に彼のような存在があるからこそ、民主主義社会には自浄作用というものが働くのではないか?それが、21世紀の日本を70年以上生きた記憶を持つ主人公の識見だった。

ルビンスキーと地球教徒(ド・ヴィリエ)が裏でつながっていたことが判明し、帝国、同盟は連携して彼等の検挙に乗り出した。
その課程で、主人公的には、見逃してやってもいいと思っていたラングが、原作よりもひと足早く移転してきたケスラーの憲兵隊の捜査により、逃亡中のルビンスキーの隠れ家に出入りしていることが判明して逮捕される。
どうやら、ラングは、原作とは別の上級大将以上の軍首脳会議に顔を出して、同じ台詞でロイエンタールに罵倒されて、恨みを抱いていたらしい。
「バカな奴だ。せっかく見逃してやるつもりだったのに」
主人公は、呆れと軽蔑の眼差しで連行されていくラングを見送る。
更に幸運は続くもので、同盟が最も危機的状況にあった時に国民を見捨てて政権を投げ出したトリューニヒトに天誅を加えるとして過激派の若者が、外出しようとした彼を自爆テロで暗殺。「エゴイズムの化け物」の呆気ない最期だった。
拍子抜けするくらい都合良く事が進んでいくことに薄気味悪さすら覚える主人公。
だが、まだ肝心のルビンスキーと地球教徒の生き残り達の行方が判らない。
原作を必死で思い出そうとする主人公だが、具体的に潜んでいた場所まで書いていなかったように思う。

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dextrad URL (06/16 20:43) 編集・削除

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調子に乗って「転生オリ主」の二次を妄想しております(5)【終盤あらすじ1】

終盤あらすじいきます。

予定通りリップシュタット戦役は官軍となった枢軸派の大勝利に終わった。
主人公は、士官学校出ではなかったが、伯爵号を持つ者の帝国の慣例で、予備役少将の肩書きを持っており、賊軍がオーディンを脱出し、艦隊戦での戦闘に入った時には、枢軸派貴族からの人質として自らブリュンヒルトに乗り込むことで、名目上オーベルシュタイン同様、ラインハルトの参謀という立場にあった。
ヴェスターランドの件では、元々非戦闘員を殺したくないラインハルトは、オーベルシュタインのものよりも、主人公の献策を採用し、ラインハルトは「ヴェルターラントを救った英雄」として賞賛されることとなった。
オーベルシュタインも、この件に関して、自分の策が受け入れられなかったことに対し、特に不満を表明はしなかった。
もっとも、彼の場合、そういう感情を読み取ることが難しいので、本当のところはよくわからない。
辺境を平定して帰投したキルヒアイスは、「よいことをなさいましたね。ラインハルト様」と言いながら賞賛し、二人は暫し幼い頃からの友人に戻って互いを労った。
これから起こることを予見している主人公は、ガイエスブルク要塞に入ると、真っ先に主人の遺体と共に一室に拘束されているアンスバッハに、人払いをした上で(小心者なのでw)シールドごしに面会を求める。
身に付けている指輪に仕込んだレーザーと、主君の遺体にロケットランチャーを仕組んでいることを指摘すると、アンスバッハは驚愕し、やがて全てを諦めたように項垂れた。
暫くすると、今度は「お許しください」と言って自害しようとするアンスバッハを衛兵を呼んで取り押さえると、自殺防止の為の措置を何重にも施した上で、再び説得を始める。ずっと考えていた説得の為の台詞を聞いたアンスバッハは、
「伯爵は共和主義者のようなことを言われるな」
と皮肉混じりの乾いた笑いを返して、黙り込んでしまった。
『こいつは、もう少し時間をかければ落ちる』
そう確信した主人公は、ガイエスブルクでの戦勝式典が終わると、高速艦艇を優先させて、一刻も早くオーディンへ帰還することを進言した。
今頃、皇帝を擁しているリヒテンラーデ公は、取り巻きを集めて、帰還したローエングラム軍を今度は適当な理由で皇帝の名で詔勅を出し、逆賊として粛清するつもりでいうだろう。
それに先手を打ち、シルヴァーベルヒとエルスハイマーが仲間を集めて宰相府を抑える手筈になっている。
また、兄のコールラウシュ伯は、ローエングラム侯夫人となっているヒルダやその父親のマリーンドルフ伯、大審院判事のブルックドルフ等と連携して、長年リヒテンラーデの片腕で、後継者と目されていたゲルラッハ子爵を密かに懐柔していた。
リヒテンラーデは、凡庸な身内よりも、血族でもないゲルラッハの方を買っており、彼もその期待に応えるべく忠実に仕事をこなしてきた。
だが、最終的に彼はリヒテンラーデへの忠誠心よりも自身や家族の保身を選ぶ小心者であることを主人公は原作の記述から感じ取っていた。
「本当に、公のお命だけはお救い下さるとお約束頂けるのか?」
それでも最後の忠義心を示そうとするゲルラッハに対し、今やローエングラム侯の岳父の立場にあるマリーンドルフ伯が、「それだけは、この私が一命を賭してお約束する」と言うと、ついに折れた。
シルヴァーベルヒ達は、私邸にリヒテンラーデを監禁すると、強引に引退宣言書と次期宰相にローエングラム侯を指名する書類にサインさせると、遂にこの十数年、実質帝国を統治してきた老人をそのまま新無憂宮の一室に軟禁した。
彼には、まだやってもらわねばならない仕事が残っていた。
ラインハルトも、この老人を生かしておくことに同意したのはその為でもある。
その仕事とは、この内戦で尊属を全て失った皇帝エルウィン・ヨーゼフの親権者として、遠からず起こる王朝交代の際、幼帝に代わって退位宣言書にサインし、帝位をローエングラム公に譲る旨の最後の詔勅を出すことである。
この時点では、後に原作で起こるはずの「幼帝誘拐事件」を誰も知らないので、これが最善の策と思われていた。
リヒテンラーデは、自分が政争に敗北した以上に、腹心だと思っていたゲルラッハや、絶対に自分に逆らえないと思っていた一族のコールラウシュ伯の裏切りの方がショックだったらしく、幽閉された新無憂宮の一室で無気力な日々を過ごしていた。
対照的に、帰還したローエングラム陣営の戦勝記念式典は華やかだった。
祝砲が響く中、メインストリートを高級ランドカーで進み、沿道の人々に手を振る若き帝国元帥の華麗な姿を一目見ようと、オーディン中の人々が押し寄せた。
ラインハルトは、帝国宰相と帝国軍三長官を兼任し、名実共に帝国の政治、軍事全ての実権を握ると、妻と親友と姉に支えられて、精力的に大胆な改革を推し進めた。
リヒター、ブラッケの登用に始まり、若手の改革派官僚を身分や階級を飛び越えて大抜擢し、ついこの前まで生粋のリヒテンラーデ派であったことを気にして謹慎しているゲルラッハに代わって、舅のマリーンドルフ伯を国務尚書に抜擢しようとした。
但し、この人事は、当のマリーンドルフ伯が辞退したことで実現しなかった。
自分は既に帝国の絶対権を握ったローエングラム公の外戚であり、その自分までが尚書などという地位については、まだ旧王朝時代の情実人事や縁故主義が復活したと見られる恐れがあるというのが伯爵の言い分だった。
自分は、諮問機関の一つに名誉職的な役職を与えられれば充分で、あまり表に出ない形で公を陰ながら支えたいというのが、マリーンドルフ伯の意向だった。
また、これだけの大所帯である銀河帝国を治めるには、内閣の中に、政策の異なる人間がいることも必要ではないかと、実務能力に優れたゲルラッハを復帰させることを提案した。
ラインハルトは、その献策を素直に受け入れると、ゲルラッハを国務尚書としてその任に当たらせ、他の改革派官僚達とともに、帝国内の大幅な経済再建計画の実行を始めた。
その間、幕僚達の中では、慶事が続いた。
主君が結婚するまではと自重していたシュタインメッツが、昨年から同棲している恋人の女性と結婚し、家庭を持った。
主人公は、本来、ヒルダが就任するはずの宰相主席秘書官としてラインハルトの傍らに侍し、無難に仕事をこなしていた。
『よし!これで次は幼帝誘拐事件の阻止だ!』
主人公は、次の目標を定める。
前世で、彼は銀英伝ではヤンが一番好きなキャラで、同盟側が実質滅びてしまったことだけは、若い時から納得がいかないものがあった。
「あの作品で民主主義の素晴らしさを知った」とかの感想を聞く度に、歳をとれば取るほど違和感を覚えたものだった。
銀英伝は、明らかに、軍事独裁国家が民主主義国家を倒す話である。
同盟の「腐敗した民主主義」が、国名だけ民主主義で、実質最高権力者は世襲とかまで腐敗していない限り、極限に近いところまで腐敗すれば、どこかで自浄作用は働くものだ。それが真の「民主主義」であることを主人公は前世の人生経験から知っている。
むしろ危険なのは、今後の誕生予定のローエングラム王朝の方だと思っている。
傍に仕えてみてよくわかったのだが、ラインハルトは、感情的でキレ易く、サラリーマン社会なら絶対に上司にしたくないタイプの人間だった。
キルヒアイスがフォローしていることで何とかボロを出さずにいるので、上手くバランスをとっているのだが、今後ずっと彼の子孫がこの絶対権力を握ることの方が、遥かに危険性が高いと思われた。
今は、大胆な上からの改革が必要な時期なので仕方がないが、ある程度改革の基盤が出来上がったら、早急に立憲体制に移行するのが望ましい。
だが、その時に、当のラインハルト若しくは、その後継皇帝が、素直に絶対権を放棄するだろうか?
そうなれば、また独裁者の圧政から逃れたい人間と政権側との血なまぐさい闘争に発展するだろう。
その為には、併存勢力として自由惑星同盟は存続していた方がいい。
自分たちの為ではなく、これから生まれてくる次世代の為に。
前世で、人の親となり、常にこの子達の「よりよい未来」を考えて勤勉に働いてきた主人公はそう考えていた。
自由惑星同盟は、そもそもGB王朝の圧政から逃れた人々や、権力闘争に敗れた人々が逃げ落ちた先である。
そのGB王朝を否定していたはずのラインハルトが、なぜこじつけのような理由をつけてまで彼等と戦い続けたのか?
最後の方は、「ヤンとどちらが用兵術で優れているか決着を付けたい」などというお子ちゃまな理由だったが、そもそもの始まりを思い出した時、あの「幼帝誘拐事件」に行き着くのだ。
原作で、ランズベルク伯とシューマッハに誘拐されたエルウィン・ヨーゼフ二世は、ハイネセンに亡命して、亡命貴族達が作る「銀河帝国正統政府」に祭り上げられる。
トリューニヒトのバカが、亡命を受け入れ、「積年の蟠りを捨て、我々は幼い皇帝をローエングラム公の専横から救う」などと言うから、長年GB王朝の圧政に苦しめられてきた平民層の怒りが爆発し、一億人もの男達が積極的に軍に志願したという経緯がある。
ところが、バーミリオンのヒルダの機転で、双璧がハイネセンを急襲したのを機に帝国は辛くも勝利し、「正統政府」も瓦解したにも関わらず、相変わらず帝国と同盟(というよりヤン一党)は万人単位で人が死ぬ戦争を繰り返した。
主人公は、昔は民主主義の守護者のように感じてカッコイイと思っていたヤンに対しての見方も少し変わっていた。
この世界の人は、外交交渉によって互いに妥協しつつ物事を解決するという発想をする前に、「まずは戦争ありき」になってしまっているのだ。
まあ、「外国」という概念がなくなってしまって久しいので、仕方がないのかもしれないが、殺し合いでしか解決できない程人類が退化してしまったことが情けない。
主人公は、来るべき日に備えて、密かに皇帝周囲の警護を強化し、「幼帝誘拐」を未然に防ぐ。
捉えられたシューマッハとランズベルク伯は、暫く投獄された後、何とか恩赦を願い出るつもりだった。
特にシューマッハの実力を惜しんだラインハルトは、彼の身柄をシュトライトに預け一任した。元々ラインハルトに対してそれ程悪意のないランズベルク伯は、元の自邸に厳重な警備を敷いて軟禁するよう進言した。
原作では彼等を志操したのは、ルビンスキー一派だったはずである。
彼等を尋問してそのことを聞き出し、真の敵をあぶり出すことが肝心だ。

フェザーン回廊を通り、フェザーンを制圧した後、同盟領に進行する帝国軍。
主人公は、ラインハルトに対して、戦闘に入る前に、一応形だけでも交渉してみてはどうかと提案する。
元々、彼等の敵は、臣民を虐げるGB王朝であったはずである。
今のローエングラム政権は、そのGB王朝ではない。
帝国軍は、圧倒的な軍事力で威圧しつつも、捕虜の交換と、帝国に帰国を望む亡命者を受け入れる準備があることを提示し、今後の平和共存を持ちかける。
計算が狂ったトリューニヒトは政権を投げ出し、代わって最高評議会議長となったレベロは、進軍してきた帝国軍を受け入れ、バーラトの和約を締結する。
帝国と同盟は、イゼルローン回廊までを同盟領とし、フェザーン回廊までを帝国領として国境線を定め、表向きは対等な立場での終戦を迎えた。
ラインハルトは、遂に150年に及ぶ戦争を終結させた英雄として、オーディン凱旋する。
エルウィン・ヨーゼフの親権者であるリヒテンラーデ公が、退位宣言書に代わってサインすると、翌月、ラインハルトは、皇后となるヒルダと共に新無憂宮で戴冠式を行った。
同時に、皇帝主席秘書官となった主人公の強い勧めで、グリューネワルト大公妃とキルヒアイスの結婚も発表され、これでローエングラム王朝の皇族は4人となった。
新皇帝即位の恩赦により、アンスバッハも赦されて新たにシュトライトとともに高級副官に登用されることになる。
既に開墾したフェザーンの農地も放置され、元部下達も行方不明となり帰る場所のなくなったシューマッハは、帝国軍大佐としてフェルナーの下で復帰し、本来の実力を発揮していく。
更に主人公は、ハイネセンに皇帝の代理人として赴く高等弁務官には、マリーンドルフ伯を推薦し、伯爵も、自分にその気はなくとも外戚が新皇帝の近くで権力を振るっているように見えることを懸念し、快くこの人事を受け入れた。
駐留艦隊の総司令官には、原作でヤン一党と相性がいいことがわかっているメルカッツが元帥となって着任し、副司令官には、やはりヤンが高く評価していたミュラー上級大将が就いた。
「全宇宙を征服」することはできなかったラインハルトだったが、妻と姉と親友に囲まれた生活は満ち足りていて、原作よりもずっと幸せそうだった。
主人公もこれで肩の荷が下りた気持ちだった。
が、そう思ったのも束の間だった。
久しぶりに兄の邸に呼ばれた主人公は、兄から「実はエルフリーデをロイエンタール元帥に嫁がせようと思っている」と聞いて耳を疑った。
『そんなバカな!あいつは強姦魔なんだぞ!』
とは口には出せない。
身分が違うんんじゃと辛うじて反論する主人公に、義姉までもが、今やロイエンタールは帝国元帥であり、主人公の妻であるマールバッハ女伯の従弟なのだから身分は問題ないと言う。
年齢が離れすぎているし、エルフリーデが若すぎると言うと、そのくらいの差は大したことないし、帝国貴族の娘は15歳くらいになれば、社交界デビューし、後宮に上がるのは普通だと言う。現にグリューネワルト大公妃様も15で後宮に収まったと。
肝心の当人達の気持ちはどうなんだと問うと、3年前、主人公が開いた妻の誕生パーティで初めて出会って以来、お付き合いをするようになったと言われ、一気に頭が沸騰した。
『ここが21世紀の東京なら強制ワイセツ罪だ!いや、その前に、児童福祉法違反だ!あの強姦ロリ野郎め!』
しかし、二人の仲は、今のところ「お付き合い」と言っても、ロイエンタールがオーディンにいる時の休暇に、二人で最近進出してきたフェザーン資本の遊園地へ行ったり、食事や音楽会に一緒に行く程度で、門限午後7時を守った健全なものなのだと兄夫婦が言う。『そんなの信じられるか!あの三百人斬り男が、美味しい餌を目の前に3年近くも我慢しているとは信じられん』
ロイエンタールに対する偏見と敵愾心の塊の主人公は、そう断定した。
だが、上流貴族の娘のエルフリーデは、帝国貴族社会の慣習で、式の直前まで「結婚」の真の意味を知らされずに育っているという。
ロイエンタールのことは、一緒にいると楽しいし、面白い人なのだと言っているらしい。何と言っても美形なので、原作と違い彼に対してマイナスのイメージがないエルフリーデは、素直に彼のことを気に入っているのだそうだ。
「ねえ、結婚したら、すぐにコウノトリが赤ちゃんを運んで来てくれるのかしら?それとも私とオスカーと二人でキャベツ畑に行けばいいの?」
と無邪気に乳母に聞いているらしい。
それでも主人公は、ロイエンタールの身持ちの悪さ(現にこの3年間にも数え切れない醜聞が聴こえている)を訴えるが、女癖の悪いことでは負けていない父親を持つ兄は、結婚後に誠実であってくれれば過去は問わないと言う。
結婚なぞしないと言っていたロイエンタール自身はどうなのか?と問うと、親友のミッターマイヤー元帥が強く勧めて、半ば自棄気味で承諾したのだが、この縁談に誰よりも熱心なのは、他ならぬ主人公の妻なのだと答える。
「あの二人は、絶対にお似合いの夫婦よ。これ、私の勘」
何時の間にか現れた妻の言葉に、主人公はがっくりと膝をついて脱力した。

コメント一覧

葉子 (07/15 00:37) 編集・削除

>>門限午後7時
腹痛いですw女子高生と遊園地デートする帝国元帥w
一体何を話しているのやら。エルフリーデが一方的に喋って、うんうん頷いているだけな気がしなくもないですが、クラシックのうんちくとかで盛り上がっていたりするのかも。嫌味でない程度にインテリな年上男性はいいですよね(説教くさいのはいやw)。
>>キャベツ畑に行けばいいの?
お父さんは宇宙へ戦争に、お母さんは畑へ(略)…。
…それだと桃太郎ならぬ「キャベツ太郎」(スナック菓子にあらず)です、お嬢さまw

葵猫 (07/15 08:07) 編集・削除

ロイエル、ディズニーランドデートですか、イイ!
こういうの、今の日本人からすればロリコンだのなんだのという発想になりますが、帝国あたりでは珍しくないのかも。
昔の日本でも、上層階級の男性が保養地なんかで可愛い小学生を見染めて、ひそかに親に働きかけ、女学校卒業を待って婚約、結婚、なんてあったらしいですし。

結末楽しみにお待ちしてます!
いやしかし、キャベツ畑ってのはw

べる (07/15 11:16) 編集・削除

>>『そんなバカな!あいつは強姦魔なんだぞ!』
いや…、1人しかやってないから、魔じゃないし……(爆笑)

>>『そんなの信じられるか!あの三百人斬り男が、美味しい餌を目の前に3年近くも我慢しているとは信じられん』
ああ、私も信じられませんね。遊園地?どんな顔で???(脇腹痛www)

>>ロイエンタールのことは、一緒にいると楽しいし、面白い人なのだと言っているらしい。
詳しく。そこ、くわしく!!!!!!

>>結婚なぞしないと言っていたロイエンタール自身はどうなのか?と問うと、親友のミッターマイヤー元帥が強く勧めて、半ば自棄気味で承諾したのだが、
くわしく〜〜〜、粗筋だけじゃイヤ〜〜〜〜〜〜〜〜!!ww

Jeri (07/15 13:21) 編集・削除

>葉子さん
年齢的に女子高生ではなく女子中学生…げふげふ…
丁度女が切れた時期に、気まぐれで子供を遊びに連れていってやっていたら、思いの外楽しかったロイ。
ということでゆるしてやってw

>葵猫さん
ある日、夕方のフェザーン式TDLでつい雰囲気に呑まれてエルのファーストキスを奪ってしまった罪なロイ。
エルちゃんは帰宅後、両親に「私、ロイエンタール提督と結婚しなければならなくなったの」と打ち明け、両親も「まあいいか」で話が進み…という感じです。

>べるさん
顔色一つ変えず、あの髪をいっさい乱さずビックサンダーマウンテンに乗るロイとかw
エルが、「結婚しなくてはならなくなった」宣言が一人歩きし、縁談が進む中、巷ではついに漁色家が15歳にまで手を出したと噂が広まり、カイザーの耳にまで届いてしまう。
誤解だといくら言っても今までの行いが元で信じてもらえないロイ。
「カイザーのお怒りを解く為にも、卿自身の為にも、いい機会だから結婚して責任をとれ」
と、ミッタまで結婚を勧め、もうヤケクソ。
でも結婚したら、なんだかとっても幸せなロイw

べる (07/15 14:17) 編集・削除

だいたいわかりました。
有難うございます。

 エルちゃんの物腰が大人っぽいもんであんまり年齢を考えなかったロイロイが、「今度何処かへご一緒したいわ」とか言うエルちゃんの言葉をいつもの婦女子の逆ナンととらえて適当に受けて、TDLに一緒に逝っちゃったんですね。
 当日、ロイロイの官舎前にコールラウシュ家の車が横付けになってさぞかし焦ったんですね。そうですかそうですか。w
 デートといっても、後ろには婆やがくっついていてそうそう悪いことも出来ずwww(というわけで、話題は女子校の中の話題にロイロイが一方的に付き合う(いや、適当な相づちとかいつものことでお得意なわけですがww)そんでたまに返答を求められると、気の利かない間抜けな(雷と枕系の)返事が返って来てエルちゃんはそれが楽しいとか(案外ピントが外れていらっしゃるのね、とか)w)

 で、ジェットコースターに乗りたいエルちゃんに付き合って、「戦闘機よりはつまらんな…」とか思っていたら、エルちゃんがキャーキャー隣で言うもんだから「いや、コッチ見てた方が面白いかも…」って、興味が沸いて……w
 そんで、コースターから降りる時にエスコートしたついでに風で煽られた髪を直してやり、その行動に「ま!」とかエルちゃんが赤くなって、その初さが面白すぎてロイロイはうっかりキスしちゃったんですね。
 いいと思います。とてもいいと思います。

 だいたい何を着て行ったんだロイロイwwwww
 昼食などは、園内で貰ったパンフを見て(爆笑)もちろん一番ご立派な店に連れて行こうと思ったら、「あそこで皆さんが食べていらっしゃる軽食を頂きたいわ」など女子に言われ、フライドポテトの食べ方などロイロイが指南したりして。ミッターマイヤーにかつて教わった通りに。
「時にはピザを手で摘む作法もあるがフロイラインには如何かな?」とか。がんばれオヤジww超がんばれwww


で、「カイザーのお怒りを解く為にも、卿自身の為にも、いい機会だから結婚して責任をとれ」と、ミッタまで結婚を勧められて、面倒くさくなって……wwwwwwwwwwww

(すみません。妄想炸裂しましたw)

べる (07/15 15:29) 編集・削除

追加w(すんません)

カイザーのお怒り=……

既婚者カイザーがエルちゃんを呼び出して、
「フロイラインはあの男で異存がないのか。
 その歳で結婚などと労しい限り。余の権限で救い出せぬこともない」
とか、姉を取られたトラウマ発動で、Lちゃんと面会してるといいですねw。

そんで、ミッターマイヤーには
「そうか、卿に結婚の気がないのであれば、俺の部下(青二才)をフロイライン・エルフリーデに紹介してやってもなんら差し支えないな?」
とか言われてトドメを刺されてもいいわ(止まらぬ妄想w)

まこりん (07/15 18:46) 編集・削除

遊園地と聞いて、つい富士急ハイランド的な場所を思い浮かべてしまい、難渋しておりました。
絶叫マシンロイや、お化け屋敷ロイは、私の妄想力の限界を超えていますw
TDLと聞いて、安心しましたよ。

葉子 (07/15 20:14) 編集・削除

>>奪ってしまった罪なロイ
やっぱり「初めて」を奪うんだwって、まったくけしからんwこれ以上純真な乙女の青春を奪うでないぞ!

しかしこの二人、原作から遠くなるほどおかしいのは何故w

ゆうやん (07/15 23:20) 編集・削除

今回は何と言ってもロイエンタールとエルちゃんの清く正しいお付き合いでしょうwww
べるさんのコメ読んでると、もうなんというかビジュアルで鮮明に浮かんじゃうわけでしてwww腹筋が痛いww

前回のファーレンハイトの某同好会とかツボが多すぎます。
この際残りの『戦争中毒』患者にはどのような処方を手配したのかもぜひに詳しく!と思う次第でありますww
終盤あらすじ1てことは2とか3とかもありますよね?ね?

Jeri (07/16 03:11) 編集・削除

こんなプロットのみの走り書きに対して、反響の大さにビックリしてます。
タナウツさんによると、投稿サイトの作品の閲覧数は、個人のサイトとは0がいくつも違うみたいですが、この痛い主人公と究極なご都合主義話が、もし投稿されたら、どれだけバッシングされるか、ある意味楽しみな気がします。
でも、やっぱり時間がないので、書けません。
誰か書いて見たい方がいれば、どうぞどぞと原作者(?)としてお願いしたいくらいです。

>べるさん
すごい!
私もそのシチュで見たいです。
デートにお供付きてやってきて、面食らうロイロイって見てみたい。
生まれて初めてファーストフード食べるエルちゃんも見たいです。
でもやっぱり、ミッタの作戦にひっかかって「青二才」にやるのが惜しくなって結婚決意するロイロイってのがイイ。

>まこりんさん
富士急ハイランドもいいかも。
「人間の手を掛けるのが最高の贅沢」な帝国の遊園地ではお化け邸のお化けもCGや作り物ではなく、全部人間が化けているの。
お岩さんのバイト中の従業員に一目惚れされて追い回されるロイとか面白いかもw

>葉子さん
ロイエルは、原作があまりにあまりなんで、遠くなればなるほど面白いです。
逆に近ければ近い程暗くなるしw

>ゆうやんさん
ファー様の趣味は、あらゆる二次創作を越えてデフォになりつつあります。(嘘)
実は、あらすじではファー様とビッテンの処方は考えてなかったんですよ。
あの二人は、ラインハルト絶対なんで、ラインハルトが中毒化しなければ、彼等もしなさそうということで。

調子に乗って「転生オリ主」の二次を妄想しております(4)【中盤あらすじ2】

やっぱり粗筋とはいえ、起承転結を4回に纏めるのは無理でしたので、中盤をもう少し書きます。(こういうことを繰り返すから、本編で書いても終わらないんですよね)

更に時は流れ、そろそろ貴族社会にも原作で知る噂が主人公の耳にもは入ってくる。
皇帝の寵愛が、ベーネミュンデ侯爵夫人から、完全にグリューネワルト伯爵夫人に移ったとか、その伯爵夫人の弟が、軍に入って出世街道を驀進中だとか。
妻の従弟のオスカーと、その友人のミッターマイヤーもミューゼル大将側についたとか、原作通りに話が進んでいく。
主人公は、少し複雑だった。
同盟と戦闘に入る度に、毎回万単位の人間が死んでいく。
多くは一般の兵士たちだ。
自分は、漠然としたことしか記憶していないが、ティアマト会戦では、バカな貴族の提督が指揮する一艦隊だけ総司令官であるラインハルトの方針に従わず、反転攻撃をした為に、ヤンの指揮する残存部隊の集中砲火を浴びて多くの戦死者を出している。
あんな単純な戦法も理解できない提督は自業自得だが、艦隊には彼の指示に従わざるをえなかった何万もの艦艇や、その乗組員達、同じ艦には、まだ子供の幼年学校生だって従卒として従軍していたかもしれない。
同盟側だって同じだ。
もっと早くヤンに指揮権が渡っていれば、第二艦隊は全滅せず、ラップも戦死しなくて済んだ。
わかっていたことなのに、何もできない。
いくら貴族でも、伯爵でも、一文官の立場でいくら進言したところで、軍の方針が変わるわけではないし、これから起こる悲劇は回避されない。
きっと戦争の度に無駄に人が死んでいって、家族を亡くして悲しむ人々が増え、自分はそれを黙ってニュースで数字だけ聞いているしかないのだ。
主人公は、時々どうしょうもない無力感に苛まれていた。
なぜ、自分がこの世界に転生してしまったのかわからない。
もし、神というものがいて、その思し召しだとしたら、どうして自分みたいな凡庸な男ではなく、もっと有能な人間を遣わせられなかったのか?
それが、どうにも悔しい。
それでも、主人公は、これから起きるイベントに対して、今からできる最大限のことをやろうとした。
まず、予てからマリーンドルフ伯と親しくなることに成功していたので、妻の誕生日を口実にパーティを開き、伯爵とその令嬢、妻の従弟であるロイエンタールを通して、この時期既に彼が忠誠を誓ったと思われるミューゼル大将とその腹心のキルヒアイスも、ミッターマイヤー共々招待した。
贅を尽くしただけの貴族のバカ騒ぎをラインハルトが嫌っていたのを知っているので、少し志向を凝らし、先日フェザーンへ出張した時に知った地球時代のヘルシー料理をメインに振舞うことにした。
この時の為に、グリューネワルト伯爵夫人の友人でもあるシャフハウゼン子爵夫妻とも家族ぐるみの付き合いをしていたので、子爵夫人に頼んで、ヴェストパーレ男爵夫人も出席させることに成功した。
そして、なんとグリューネワルト伯爵夫人までもが外出を許され、出席できることになったのである。
このことだけは、非公式ながら自分が皇帝の隠し子であることが利いたらしい。
兄にくっついて新夢憂宮を訪れた主人公は、妻の誕生日に華を飾る為に、第一の寵姫のお出ましを乞うと、皇帝はあっさりと許可したのだ。
皇帝の許可が出て、親しいい二人の友人と久々に後宮から出られるとなれば、アンネローゼには嫌な理由はないだろう。
おまけに、弟とその赤毛の友人にも会えるのだ。
ラインハルトの方も、当初はは気が進まなかったが、姉が出てくるとなると一も二もなく出席を承諾した。
こうして、この物語の転生オリ主は、初めて原作の主人公であるラインハルト・フォン・ミューゼルとの対面を果たすのである。
目の前にして見ると、あらためてその燦然と輝く姿に圧倒された。
原作の記述でもしつこいくらいにその美貌が強調され、OVAでも作画のいい回(笑)の姿は見てわかっていたはずだったが、こうして生身の姿で目の前にすると、あらためて彼のカリスマ性に納得できた。
隣のキルヒアイスも原作通りの赤毛で長身でハンサムで、往年のファンとしては何だか嬉しい。
ラインハルトとキルヒアイスの二人は二人で、今まで非主流派のシェフハウゼンや、門閥とは遠い男爵あたりでマシな貴族を何人かは見てきたが、権力中枢に近いところにいる権門の伯爵で、下級貴族と平民の彼等に対して、ここまで腰の低い人物を初めて見たことで、少し驚いていた。
寵姫の弟に対する媚諂いのような感じもないので尚更だった。
主人公はここで、後に新銀河帝国の皇帝と皇后になる予定のラインハルトとヒルダを前倒しで引き合わせることにも成功する。
共通の知人であるヴェストパーレ男爵夫人が、二人を紹介すると、二人は会話が弾んでいるようだった。
『いいぞ、いいぞ、この調子で早くくっついて結婚して、戦争中毒症に罹らないようになってくれ』
だが、二人の会話に耳をそばだてて聞いていた主人公は、そのあまりの内容にガクッと崩れそうになる。
昨年から試験的に領地惑星で取り入れた食料生産方法に関して、先日帝国図書館で読んだ「君主論」について、昨今の徴兵兵士達の帰還率の低下等々…
大凡、初対面の10代の男女の会話とは思えない内容ばかりだった。
『お前等、もっと色気のある話をできんのか!?』
妻のよると、この二人は稀に見る好相性で、結婚してもとても上手くいくカップルなのだそうだが、恋愛関係になるまでに、少し時間がかかりそうというのが『これ、私の勘』なのだそうだ。
『それじゃ困るんだよ』
原作によると、ライヒルがベッドインしたのは、ラインハルトが戦没者記念式典でヴェスタータント男の言葉にショックを受けたのが切っ掛けで、それが原因で出来ちゃった結婚することになっていた。
ヴェスターラントの件を逆に領民を救うことで切り抜けようとしている主人公にしてみれば、二人がくっつく原因を潰してしまったことになる。
また、ただでさえキルヒアイス死亡回避を計画しているので、それが達成されれば、ヒルダがラインハルトの傍にいる機会も少なくなる。
ラインハルトが、原因不明の難病で25歳で亡くなることは、医学知識のない主人公にはどうにもならない。
となれば、彼が独身のまま亡くなったら、ローエングラム王朝はどうなるのか?
21世紀日本に生きた記憶を持つ主人公は、世襲・先軍政治・独裁という言葉を聴くと、どうしてもかの国を思い出してしまい嫌悪感を拭いきれない。
しかし、同時に簒奪直後に新王朝の初代皇帝が世継ぎのないまま亡くなれば、下手すればまた内戦状態になりもっと悪い方向へ進むことも危惧していた。
将来的なビジョンとしては、ラインハルトの死後、原作で「ローエングラム王朝の育ての親」と言われているヒルダの下、内政を安定させ、国民の意識を底上げしてから、緩やかに立憲体制に移行していくことが一番理想的だと考えていた。
ラインハルト自身も、立憲体制への移行を示唆するような台詞を何度か言っていたように記憶している。
『仕方ない。いざとなったら、二人でいる時に、媚薬でも精力剤でも飲ませて既成事実を作らせちまおう』
が、その一方で予想外の事態も勃発していた。
このパーティには、当然ながら兄一家も招いていたので、13歳になったばかりのエルフリーデも、出席していた。
まだ社交界デビューするには少し早い年頃だったが、ドレスを着て髪を結い上げて、親族の非公式の席とはいえ、初めて大人の集まりに加わったことが嬉しくてたまらない様子だった。
そのエルフリーデが、ロイエンタールの金銀妖瞳に興味を覚えたらしく、不思議そうに彼の顔を覗き込んでいる。
「この目が珍しいかな?フロイライン」
例によって冷笑で答えるロイエンタールに、母親似の気の強さを持つ姪は臆することもない。
「ええ。初めて見たわ」
「呪われた瞳だと言う者もいるが?」
「呪いなど非科学的なものだと学校で教わりましたわ」
会話が続いてしまっている二人に、主人公は青くなる。
『やめろー!!!その男は強姦魔なんだぞーーーー!!』
と、叫び出しかかったが、流石に口には出せない。
こうして、ラインハルトや双璧の知己を得ることに成功した主人公は、リップシュタット戦役をできる限り犠牲を少なく終わらせる準備を水面下で開始する。
その直後、予想外のことが起こった。
ローエングラム伯爵家の家門を継ぎ、帝国元帥となったラインハルトが、マリーンドルフ伯爵令嬢と結婚することになったというのである。
二人の出会いの切っ掛けを作って下さったエッシェンバッハ伯爵夫妻にも是非式に出席して欲しいと招待状が届いた。
どうやら、あのパーティで出会った二人は、その後も連絡を取り続けていたが、カストロプ動乱の折り、父親に同行して領地惑星に軟禁状態だったヒルダの身を案じたラインハルトが、自ら名乗り出て乱を鎮圧、マリーンドルフ伯爵父娘を無事救出したのを機に、二人の仲が、急速に恋愛モードに突入していったらしい。
宇宙一美しい新郎新婦の姿を目にした主人公は、予期せぬ形で少しづつ原作と歴史が変わっていくのを感じつつも、まずは良い方向へ向かっていることに一安心する。
共に列席したエルフリーデが、「私も早く結婚したいわ」などと言い出したことに、一抹の不安を覚えたが…

『これで次はいよいよリップシュタットだな』
悩んだ末、やはりこの計画は、自分一人で抱え込むには、荷が重すぎると判断した。
まず、戦役集結時には、ガイエスブルクにいるはずの自分に代わって、伯父のリヒテンラーデ公を説得或いは、軟禁して政界引退を迫る役割をしてくれる人物が不可欠だった。
当然、あの海千山千の老獪な宮廷政治家と互角以上に渡り合えるだけの人物でなければ無理だろう。そして、それに協力する人間も必要となる。
自分が転生者で、実は先の歴史を知っていることを打ち明けられればいいのだが、そんなことを言ったところで、逆に狂人扱いされるのがオチだ。
考えた末に、自分は時々正夢を見て、全部ではないが、スポット的な未来予知が可能なのだということにすることに決めた。
第一の共犯者に選んだのは、当時財務省の後輩で、周囲から天才と評判だったシルヴァーベルヒだった。彼が新王朝で若くして尚書に抜擢されることは、原作やOVAでよく覚えていた。
彼ならば、あの爺さんを凌ぐ才智の持ち主のはずだ。
次に、最も信頼する兄のコールラウシュ伯爵と、家族ぐるみで付き合いのあるやはり有能な官僚のエルスハイマーを選んだ。
そして、それに主人公は、ヤンによるイゼルローン要塞奪取事件を利用することにした。ある日、3名を自宅の小部屋に招き、詳しい日時は不明(本当は覚えていないw)だが、近々、イゼルローン要塞が、思わぬ方法で同盟側の手に落ちることになると、確信を持った口調で語った。
自分は時々思わぬ正夢を見ることがあり、昨夜、同盟側の手に渡るイゼルローンのリアルな映像が突然頭に浮かんできたと、OVAを思い出しながら語る。
難攻不落のイゼルローン要塞が陥落するなど、当時の帝国人の常識では到底考えられないことで、その時は、一笑に付されるのは覚悟していた。
目的は、それが近い将来に本当になった時、主人公の未来予知能力が真実であることを、リップシュタット戦役前に、この3人に植え付けることにある。
しかし、3人の反応は、思いもよらないものだった。
「お前がそう言うなら、そうなるのだろうな」
と、兄がぼそっと言う。
驚く主人公に対し、兄は、最初に出会った子供の頃から、主人公に何か漠然とした未知の力のようなものを感じていたという。
「私より年下のはずのお前が、時々自分の何倍も生きている人間に思えることがある」という兄の鋭さに逆に驚愕する主人公。
シルヴァーベルヒとエルスハイマーも想像したよりもずっと冷静に受け止めてそれぞれ何事か考え込んでいる。
「まあ、本当に起こったとしても、文官である我々には何もできんしな」
と、あくまでも冷静だった。
結局、その時は主人公はそれ以上先を急がず、「まあ、逆夢であることを願います」と言うにとどめて、酒を振舞って解散した。
そして、ヤン・ウェンリーの奇策によるイゼルローン奪取作戦は成功し、主人公は初めて「予知能力」を持っていることが証明される。
「で、今後我々はどう動けばいいのかな?」
シルヴァーベルヒの言葉に、再び集まった3人は、一斉に主人公の次の言葉を待った。
そして、近い内に帝国内がブラウンシュバイク&リッテンハイムを中心とする門閥貴族派とリヒテンラーデ&ローエングラムの枢軸派に分裂して激しい内線が起こることを告げる。
既に、フリードリッヒ4世の健康状態が危ぶまれていたこの時期、この「預言」は3人をそれ程驚かせるものではなかった。
問題は、この内戦をより犠牲を少なく、予定より早く終結させることだった。
そして、内戦終結後は、出来るだけ流す血を少なくして、スムーズにローエングラム政権に移行させるのが自分の真の目的であることを打ち明けた。
これには、兄よりもシルヴァーベルヒとエルスハイマーの方が驚いた。
なぜリヒテンラーデ一族の主人公が、ローエングラム陣営に味方するのか?と問われると、「自分と家族を守りたいからだ」と答えた。
詳しいことはわからないが、内戦終結後、リヒテンラーデ派VSローエングラム派の戦いには、ローエングラム派が勝利し、このままではリヒテンラーデ派は粛清されてしまうというのが、自分の予知夢なのだと言うしかなかった。
「わかった。叔父上は今年76歳。政界を引退する理由は充分だろう」
兄の伯爵が少し力を落として呟いたのを機に、4人の同士が結成された。

やがて、フリードリッヒ4世が崩御し、原作通りリヒテンラーデは、皇孫のエルウィン・ヨーゼフを傀儡皇帝とし、ブラ&リッテン派と対立。
いよいよリップシュタット戦役が間近に迫った。
主人公は、シュワルツェン館襲撃事件の正確な日時を覚えていない。
が、新皇帝の即位後、ラインハルトが伯爵から侯爵に、リヒテンラーデが侯爵から公爵に爵位を上げ、ミュッケンゲルガー元帥が退役してどちらの陣営にも与しない態度をとったという話を聞き、だいたいの見当をつけた。
間もなく、中立を表明していたはずのメルカッツが、ブラ公に味方したという噂をキャッチすると、次の行動を起こした。
メルカッツが家族(主に娘)に危害を加えられることを匂わされ、不本意ながらブラ公についたことは、原作を知っている者なら誰でも知るところだ。
主人公は、ここぞとばかりに伯爵の特権を利用して、私兵達の精鋭部隊をメルカッツの邸に侵入させると、軟禁状態にされているメルカッツの家族を救出した。そして、メルカッツの家族をそのまま自邸に保護し、メルカッツ自身には、皇帝を擁している枢軸派に味方することが、帝国貴族としての大義ではないかと説いた。内戦を早期終結させ、これ以上国民を疲弊させない為にも、ローエングラム侯に味方して欲しいと頭を下げて頼むと、メルカッツは不思議そうな顔をしながら(権門の伯爵が、貴族とはいえ無爵位の軍人に対する態度としては異例中の異例)も枢軸派へ与することを承諾した。
『貴族のプライドなんてくそくらえだ。それで何万人も死なずに済むなら、こんな頭なんか誰に何度だって下げてやるぞ。俺はあの平和ボケ国家の日本人だ。悪いかっ!』
と心中で高笑いする主人公。
彼はオーディンでの最後の詰めに入る。
実は主人公は、前々から偶に新無憂宮ですれ違うファーレンハイトに、どこか自分と近いものがあることを感じ取っていた。
人を使って調べさせたところ、彼が、フェザーンから輸入されたとあるサブカルチャー愛好会に偽名で所属していることを知る。
そこで、主人公も同じ会『ガンプラジオラマ同好会』に変装して偽名で入会すると、ファーレンハイトとは途端に意気投合し、親友のような間柄になった。そう、彼は既に何年も前からファーレンハイトとはジオラマ創りを通しての仲間だったのだ。
主人公は、自分の正体を明かすと、彼が昔から軍人として敬愛しているメルカッツも枢軸派についたことを告げ、遂に、ファーレンハイトまでローエングラム陣営に引き入れることに成功する。
リップシュタット連盟側で、まともに戦争ができる軍人は、この二人だけであるのは原作記述でわかっていたので、主人公は早い時期から、メルカッツとファーレンハイトを味方に引き入れる策を練っていたのであった。
こうして始まったリップシュタット戦役は、誰一人まともな艦隊司令官のいない賊軍は、ついに一度も勝利することなく、原作の半分の時間と半分の犠牲者数でガイエルブルク要塞が陥落し、終結を迎えた。

コメント一覧

葵猫 (07/14 08:32) 編集・削除

ヒルダの危機に駆けつけ、颯爽と救出するラインハルト!
いいですね〜、いかに恋愛体質でない二人でも、こんなイベントがあったら一気に盛り上がりますもん。
美男美女なんだし、原作でも、そうすれば納得したのにと思います。
そして、エルフリーデ嬢の運命やいかに♪
期待してます。

まこりん (07/14 09:03) 編集・削除

ノリノリですね。そして、納得の展開です。
特にメルカッツのところ。彼の忠誠心は皇帝に捧げられているにもかかわらず、皇帝を擁する枢軸派に付かず、ブラ公の陣営に入ったのは、家族に危害を加えると脅されたから。
それならば、ラインハルトがメルカッツの家族を保護すれば、問題解決。彼は枢軸派に加わってめでたしめでたし・・・・なのに、原作ではなぜ、そういう選択肢が想定されていないのかな~と、不満に思っていました。
逆説的になりますが、転生者や予知能力者でなくとも、まともな知識と知見があればもう少し何とかなったのにというところが、原作にはありすぎますよね。
まあ、現代日本と、同じ土俵で考えてはいけないのかも知れませんが。

それから、カストロプ動乱をきっかけに急接近するライヒル。
ギャー、私の二次創作のネタばらさないで~www

ごん (07/15 00:16) 編集・削除

お晩です。
……後半、内輪ネタな世界が展開されているような(爆)例の話については書けなくて申し訳ありません。
 長い話って難しいんですよね。中学高校時代読んでたのが、星新一とか新井素子とか、今昔物語とか、短編ばかりなので持久力がないんですよね。
 枕草子と源氏物語だと枕の方(それでも通読できなかった)でしたし。
>わかっていたことなのに、何もできない。
 これがトリップ物を私が書けない理由だったりします。何もかも知ってるって辛いと思うんですよね。

>媚薬でも精力剤でも飲ませて既成事実を作らせちまおう
 きゃー、上野のパンダ並みの扱い(爆)
>呪いなど非科学的なものだと学校で教わりましたわ
 可愛くて賢いエルがかわいいです。

 主人公、伯爵といえど一応ご落胤ですものね。やっぱ使える権限はある程度強く設定しておいた方がやりやすい。この点同盟系は難しいともいます。(立場・権利が帝国より平等なので、逆に言えば突出しにくい。トリップ者に限らないですけど。)
では。

Jeri (07/15 00:18) 編集・削除

>葵猫さん
やっぱり主人公カップルには、これくらいのドラマチックさが欲しかったですよね。
転生オリ主には、政治戦略の整合性なんてどうでもいいから、こういうことを生み出す役割をして欲しいというのが私の願望です。

>まこりんさん
私も、メルカッツとファーレンハイトが、リップシュタットでブラ公側に付いたらのがどうにも納得がいかなかったんですよ。
二人とも、アスターテでラインハルト麾下の艦隊司令官として戦い、互いの実力は認めていたと思われるのにです。
ファー様は、昔から敬愛していたメルカッツが賊軍の中で孤軍奮闘することが目に見えているから加勢したという理由がこじつけられないこともないですが、同盟に亡命しても尚、エルウィン・ヨーゼフ皇帝を気にかけていた彼が、ブラ公に脅されるまで中立の立場でいるつもりだった納得できる理由が見つかりません。
この部分は、ブラ公側に少しは手応えのある軍人がいないと、あまりにもリップシュタット戦役が呆気なく終わってしまいそうでストーリーがご都合主義的になってしまう印象を回避する為にこじつけたのだと思いました。
でも結局、原作では、読者にご都合主義的印象を与えるのを避ける為に、逆にもっとご都合主義になってしまったという笑えない結果になってしまった感があります。

>カストロプ動乱をきっかけに急接近するライヒル。
やっぱり誰でも一度は考えてしまいますよね~
よく考えてみると、ライヒルにもロマンチックな展開になる機会はいくらでもあったのに、よしりんはなぜかことごとくそれを利用していないように思えてなりません。

Jeri (07/15 00:24) 編集・削除

>ごんさん
おっと、すれ違いですね。
そうそう、転生したのが同盟だと、結局知ってても殆ど何もできない可能性が高いと思います。
帝国でも、ある程度の身分がないと、結局自分が死なない程度のことしか難しいように思います。
この主人公もそのへんの限界と自分の器を分かっているので、できることしかしません。
どうもオバさんには「万能転生者」を書くのは無理みたいです。
そちらへも今日もお邪魔させて頂きました。
ロイエルの同居生活を毎日読めたら、日々の糧になります。
ずっと続けて欲しいなって思ってます。

調子に乗って「転生オリ主」の二次を妄想しております(3)【タイトル&中盤あらすじ】

幸せな銀河帝国よ、汝結婚せよ

タイトルをもし付けるとしたら↑のようにしたいと思ってます。
ストーリーは、ご都合主義を徹底させます!(開き直り)
主人公は、どこまでも痛いです。
前世で70年以上生きた人間の人生経験と分別があると同時に、体が若返ったことで銀英伝ファン当時の若者らしい感性も取り戻し、それらが同居しているという設定。

新婚生活に入り、順風満帆な人生を送る主人公。
目下の悩みは、当たり前のことだが、食事が3食ドルツ料理であることww
「こう毎日毎日ジャガイモと肉ばっかりじゃたまんない。ああ、豆腐とワカメの味噌汁とコシヒカリのごはんと、さんまの塩焼きが食べたい…!ついでにネギと卵入れてかき回した納豆も」
という言葉に出せない願望がぐるぐると頭の中を駆け巡って悶々としていた。
そんなある日、仕事で1ヶ月程フェザーンの高等弁務官事務所へ出張を命じられる。
そこで、現地の係官に休日に『ヤーパン村』というテーマパークに誘われて行くと、ちょっと勘違い風の日本式建築や庭園が再現され、園内はコスプレーヤーで溢れていた。
レストランに入ると、主人公は実に1700年ぶりの日本料理を口にする。
「うっ…美味い…!」
白飯を一口口に運んだ途端、涙を流して感激する主人公。それを見て呆気にとられる同行者の面々。
ゲルマン復古主義が徹底しているオーディンでは絶対に味わえない代物だった。
そこで主人公は、再び決意する。
絶対に、ローエングラム王朝の臣下として生き延び、遷都されたフェザーンに移住して、2日に一度は日本食を食べる生活をするぞ!!
主人公の願望はあくまでも身の丈に合ったささやかなものである。
彼が頭の中で密かに描く計画は、ラインハルトが台頭し、リップシュタット戦役勃発まで自分は特に何もせず流れに身を任せ、原作通りに世の中が進んでいくこと。
ただし、戦役終結直前の時点で、何とかラインハルトに帯同して、ブリュンヒルトに乗り込み、後に彼が激しく後悔することになるヴェスターラントの件に介入するつもりだった。
放置してブラ公の非道さを宣伝するのに利用せよとのオーベルシュタインの進言を否定し、それよりも早急に救出部隊を派遣して核投下を阻止し、ローエングラム侯がヴェスラーラントの領民を救ったことの方を宣伝した方が、より人心掌握に効果的であると説くつもりでいた。
いずれにしろ、自領に核攻撃しようとしたことが明らかになれば、結果はどうあれ平民階級だけでなく、オーディンの良識派貴族達の心も完全にブラ公から離れるだろうし、200万人の非戦闘員を無駄に死なせることはないと付け加えるつもりだった。
前世での人生経験の長さから、主人公はこの策の方が賢明だと思っていた。
これをラインハルトが受け入れるか、オーベルシュタインがどう反応するか、ここが原作との分岐点になるので、主人公にもわからない。
ただ、ラインハルトがこれに賛成すれば、少なくとも再会したキルヒアイスは喜ぶだろうし、原作のような蟠りは抱かないだろう。そうなれば、あの時の険悪な雰囲気が切っ掛けで採用したオーベルシュタインの「武器不携帯」の進言も退ける可能性がある。
次に、キルヒアイス死亡阻止計画に関しては、原作を読んだりOVAを見たりしていた若い頃は「オーベルシュタインが余計なことをしなければ、キルヒアイスは死なずに済んだ」と考えていたが、歳を経た後に考えてみると、事はもっと単純だったのではないかと思い直していた。
あの場面は、キルヒアイスが武器を携帯していなかったことよりも、身体検査もなしにアンスバッハとブラ公の遺体を謁見の間に入れてしまったことに問題があると気付いた。
ならば、護衛の兵士達に、入室するアンスバッハとロケットランチャーを隠したブラ公の遺体を検査するよう一言命じれば解決することなのだ。
また、妻に付き合って舞台版も観ていた主人公は、アンスバッハの存在感を再認識し、彼をここで取り押さえて自害させてしまうことを、勿体ないと思えるようになっていたw
元々彼は有能で、ラインハルトの覚えもめでたかったはずである。
できれば謁見の間に向かう前のアンスバッハに面会し、ローエングラム侯に仕えるよう説得したいとも思っていた。
「その才覚を、卑劣な主君の為にではなく、ローエングラム侯の為にでもなく、帝国250億国民の為に活かさないか?」
と、旧暦21世紀の日本を生きた主人公は、そう言うつもりでいた。
主君への忠誠心を絶対視するこの世界の軍人が、どう反応するかはわからない。拒絶される可能性の方が高いとは思うが、言うだけ言ってみようと思った。
良くも悪くも平和ボケ国家に生きた記憶を持つ主人公は、自分はそう言わずにはいられないだろうと思う。
周囲からは逆に共和主義者扱いされて、危険視される可能性もあるが、少なくともラインハルトというキャラは、自分のような小市民的な人間を進んで害する程度量が小さくはないはずだった。
主人公は、終始一貫して、DTのラインハルトには概ね好意的な見方をする。
それは、前世の自分自身もあまり恋愛に縁がなく、妻が唯一の女性だったというところが同じ為でもあった。キルヒアイスとミッターマイヤー、同盟側のヤンに対してもその思いは共通していた。
逆にロイエンタールに関しては、男の嫉妬心もあり「なんでこんな奴ばかりがモテる?」という思いをずっと抱き続けていたが、この世界では、ロイは妻の従弟で、妻にとっては「かわいいオスカー」だということもあり、彼への関わり方に苦慮する。
また、キルヒアイスが生き残ったとしても、リップシュタット戦役終結後のローエングラム派とリヒテンラーデ派貴族との粛清合戦になることは原作記述を思い出しても必至で、それをどう平和的に解決させるかが最大の難題だった。
一族の長である宰相リヒテンラーデ公は、どう考えてもラインハルトの下風に立つことをよしとする人物ではない。
そして、公の意向を絶対と考える生真面目な兄も、公と命運を共にすることだろう。
そうなれば、いかに宮廷工作に優れているとはいえ、リヒテンラーデ派が武力に勝るローエングラム派に勝てる可能性は低い。いや、仮にリヒテンラーデ派が勝利すれば、この窮屈な封建国家が今後も続くことになり彼のささやかな望み(フェザーン移住)も叶わないことになる。(日本食を食べて生活することができないwww)
それよりも、やはり大多数の帝国民の幸せにとって、GB王朝は滅んだ方がいい。
いくら小市民的でも、それくらいの判断はついた。
「あの爺さんがリップシュタット戦役に勝利した時点でタイミングよく死んでくれれば一番いいんだが…」
と、虫のいいことを考えたが、そんな都合良く逝ってくれる保証はどこにもない。
ならば、自らが動いて、病死に見せかけて暗殺とか一瞬頭を過ぎったが、残念ながら直接手を下すにしろ、誰か人を使うにしろ(戦勝記念式典時にガイエスブルクに居ることを考えるとこちらの方が現実的)、中身が平和ボケ日本人の主人公には、人殺しをする度胸などなかった。
考え抜いた末、最も穏便な解決方法は、リヒテンラーデ公もミュッケンベルガーみたいにラインハルトの実力を認めて現状を受け入れ、宰相の地位を譲って隠居して頂くことだと思い至る。
しかし、あの血統主義の塊の頑固爺さんが、どう説得したところで、そんなことを承知するわけがない。少なくとも自分には説得できる自信はない。
ということで、思考は堂々巡りとなる。
ただ、この時点ではリップシュタット戦役までまだ時間があったことで、この件については時が迫るまでに何かしら方法を考えようということで一先ず保留。

少し時は流れ、主人公は妻との間に男の子を一人授かり、相変わらず順風満帆な人生が続いた。
兄の娘のエルフリーデも10歳になり、ますます可愛らしくなっていく。
兄夫妻も、この子を掌中の珠のように可愛がり、「将来は絶対に、地位も実力も身分もあって、しかも眉目秀麗な男でなければ嫁がせない。勿論、この子だけをずっと愛してくれる男性でなければ」と、夫婦揃って親ばかぶりを発揮している。
『そうとも。こんなかわいい妖精のような美少女を漁色家なんぞの餌食にされてたまるか。叔父さんが絶対に守ってやるからな!』
と、原作を知る主人公は言葉には出せないが強く決意していた。
中身平和ボケ日本人で、前世と同じように、妻と子供達との満ち足りた家庭を築いた主人公は、戦争や権力闘争に命をかける人間の気がしれない。
一方的に討伐されていることになっている同盟はともかく、帝国内でなぜ、多少の妥協はしてもいいから戦争をやめようという気運が起こらないのか不思議だった。
まだ先の話だが、原作では、これからラインハルトは、戦争の為の戦争を繰り返し、何千万人もの兵士が命を落とすことになる。当然、彼等の家族や恋人はその数倍の人数に達することだろう。
主人公は、ラインハルトは、キルヒアイスさえ死なずにいてくれて、常にアンネローゼが一緒に暮らす家で帰還を待っている状態なら、心も穏やかになり、戦争中毒症にはならないと読んでいた。
また、彼等の主要幕僚達の殆どが独身の命知らずであることも、何でもまず戦争という思考回路を生み出している原因の一つではないかと思えた。

幸せなハプスブルクよ、汝結婚せよ

不意に、前世の高校時代、世界史の授業で教師が雑談に話してくれた言葉を思い出す。
戦争よりも、婚姻によって領土を拡大し、地球時代のヨーロッパに君臨した王家を思い出す。
『そうだ。ラインハルトも、その戦争愛好家仲間達も、俺みたいに大事な家庭を持てばいいんだ。そうすれば、少しはガス抜きされて、中毒症(と決めつけているw)も収まっていくだろう』
真面目な主人公は、原作のカップリングを尊重し、妻の能力を借りてローエングラム陣営のキャラ達を将来的には全員(オベ除くwww)家庭を持たせることに決めた。

幸せなローエングラムよ、汝結婚せよ

『これで行こう!』
第一番目は、原作で相思相愛であったキルヒアイスとアンネローゼを何とかくっつけ、ラインハルト自身も、それに刺激されて原作より前倒しでヒルダと結婚するよう仕向ける。
即位前だが、国家の重鎮達の婚礼行事に、暫くは祝賀ムードで、戦争どころではないだろう。
他の独身の戦争屋達にも、相性のいい女性を見繕ってさり気無く見合いさせてみよう。
これが、小市民的思考回路しか持たない主人公が考えた「宇宙が平和になる方法」だったwww
しかし、彼の方向性はあながち間違ってはいないらしく、特に何も行動を起こしていないにも関わらず、職場の後輩で、平民だが結構気の合うエルスハイマーという男が、後にラインハルトの主要幕僚となるルッツの妹と結婚した。
主人公は、妻と共に身分を越えて結婚式に出席し、花嫁の兄である未来の帝国元帥の知己を得ることに成功。
ルッツはルッツで、権門の貴族なのに、エルスハイマーと対等に付き合ってくれているエッシェンバッハ伯爵夫妻に好感を持ってくれたようだ。
また、父親の代からの腐れ縁でグリンメルスハウゼン子爵邸にも度々出入りしているうちに、当時大佐だったケスラーとも親しくなる。
「ケスラー大佐は、奥様をお迎えになりませんの?」
子爵家のサロンで、妻が前世での職業意識を覗かせて訊ねた。
「仕事柄、なかなか…甲斐性がなくてお恥ずかしい」
謙遜してみせるケスラーに妻は再度訊ねる。
「どんな女性がお好みかしら?」
ケスラーは、少し照れながら、
「いやぁ~特には。ただ、伯爵夫妻のように年が近くて、対等の立場で何でも話せるような関係が理想だと思っています。帝国軍人としては珍しい部類なのかもしれませんが…」
屈託なく答えるケスラーに、心中で密かに毒づく主人公。
『嘘つけ。本当はロリのくせに!』
主人公は、帰宅後も原作を一所懸命思い出し、他の主要提督達のバックグランドを誰も読めない日本語でメモし始める。
確か、シュタインメッツには内縁関係の恋人がいたはずだったから、ラインハルトが結婚すれば、彼も枷が解けて結婚することになるだろう。
先日妹の結婚式に出席して出会ったルッツは、確か、看護師が相手だったな。あれは、イゼルローンが陥落してワーレンと入れ替えの歓送迎会のパーティで爆破テロが起きて、負傷して、入院した時の病院の看護師だったな。
歴史が変われば、そのパーティや爆破事件自体がなくなるかもしれない。
何とか事前に彼女を探し出して、こっちも前倒しでルッツに引き合わせてやろう。
ミッターマイヤーとアイゼナッハ(これが一番不思議だが)、ケンプの3人は、世話を焼く必要なし。
あまり影響ないかもしれないが、レンネンカンプも既婚者らしい。
メックリンガーは、ヴェストパーレ男爵夫人と何とかしよう。
問題は、私生活部分が全くと言っていい程書かれていなかったのに、根強い人気のミュラー、ビッテンフェルト、ファーレンハイトの3人だ。
腐女子ファンは、男同士での妄想を膨らませていたようだが、ノーマル男性の主人公には、そんなのは認められない。
そして、何と言っても一番に何とかしたいのが、妻の従弟にして帝国軍一の漁色家のロイエンタールだった。
他のキャラは、原作準拠のカップリング推奨の主人公だが、エルフリーデとのことは、カップルと認識していない。
第一、今気づいたが、あの二人、相当な年の差じゃないか!
絶対に認めん!
誰か適当な女と家庭をもって落ち着け。
親友のミッターマイヤーも原作でそう薦めていたじゃないか。

そうこうするうちに、妻の父のマールバッハ伯が亡くなり、一家で葬儀に出ることに。
妻は、亡くなった当主の一人娘なので、喪主を務めることになる。
そこで、主人公は、27歳で准将となっていたロイエンタールと再会を果たす。
場所が葬儀場だというのに、相変わらず女達は姦しい。
一通りの儀式を終え、親族がサロンに集まると、喪主である妻は、一人一人の手をとって丁寧に礼を述べている。
しかし、従弟のオスカーに対しては更に熱心だった。
主人公は、またしても不機嫌になる。
この時のロイエンタールは、帝国内でも有名な美人モデルと付き合っていることが、ゴシップ雑誌を連日賑わせている最中だった。
「今度の方、どうなの? あなたもやっと身を固める気になったのかしら?」
半ば社交辞令のように問う妻の脇で、主人公は『そうだ。そうだ。もったい付けずに早くその女と結婚しちまえ。そして、うちの姪には生涯近づくな』と再び毒づく。
ロイエンタールは、従姉の問いに、原作表現通りの冷笑を向けると、結婚など最初から考えていないときっぱり言い切った。
自分は元々誰とも結婚するつもりはなく、全て最初から短期間の付き合いで終わらせるつもりでいると平然と言ってのける。
そして、そもそも自分は、同じ邸で女と生活するなどということはできない男だと言う。これを聞いた主人公は咄嗟に殺意を覚える。
『嘘をつけ!原作ではエルフリーデを何ヶ月も邸に置いていたくせに!!』
明らかに顔色を変える夫の横で、妻は平然と笑った。
「そうね。今の方とはあまりご縁がないようね。たぶん、長く続かないと私も思うわ。これ、私の勘」
『これ、私の勘』
これが、相性のいい男女を見つけた時も、その反対の時も必ず発せられる妻のキメ台詞だった。
彼女がそう言うなら、きっと今度の女も遠からず捨てられるんだろう。
今の自分はこの世界で伯爵という身分のせいで、それなりに言い寄ってくる女はいたが、前世の平凡な庶民の時の本来の自分が、あまり多くの恋愛に恵まれない(早い話がモテない)男だったことで、ロイエンタールのような奴は、本当に虫が好かない。
「オスカーには、きみの勘に響くような相性の良さそうな女性はいないのかい?」
帰りのランドカーの中で、何気なく妻に訊ねる主人公。
「いるわ。オスカーにぴったりの、私のアンテナに、ビリビリ響いてくる女性が」
「ほ…本当に? いったい、どこの誰なんだい?」
「ごめんなさい。今はまだ言えないわ」
「どうして?」
「訳はその時が来たら、わかるわ。あと10年、いえ、5年待って頂戴」
それっきり黙ってしまった妻の隣で、主人公は、はっとなって顔を上げた。
『まさか…まさか…』
主人公の脳裏に、突然、OVAで見たハイネセンの執務室で死を待つロイエンタールの脇に彼の息子を抱いて立ち、自分のハンカチで彼の汗を拭くエルフリーデの姿が蘇った。

コメント一覧

葉子 (07/12 14:02) 編集・削除

これ、設定が充実しすぎです…!面白い!
スーパーモデルがお相手とかwここのロイエンタールは本当に華麗、キラキラしていてかっこいい!でも心の中はいつも淋しくて、運命の相手を無意識に求めているのですね。ふふふ。

>>彼の方向性はあながち間違ってはいない
言われてみれば、確かに自分も結婚して(心身ともに)随分丸くなりましたw
>>枷が解けて結婚
枷=銀河帝国軍の鉄の掟、『DT陛下より先に(彼女を作らない・結婚しない)子供を作らない』。破ると地方(辺境ハイネセン)へ左遷wどこのアイドルグループですかw
 
※ところでリップシュタット戦役、銀英二次創作ではよく取り上げられますよね。ここしばらく「なんでなのかなー」とぼんやり考えていたのですが、やはり皆さんの考える歴史の分水嶺はあそこなのですね。自分は銀英を途中の巻から読んだので、「リップシュタット戦役=すでに終わったこと」認識が強くて(例の挑発「かかってこいや!」はロイエンタールの回想で補完していた)w

でも1巻から読んでいたら、逆にここまでファンにならなかったかも(爆)。銀河帝国軍いちのヨゴレ(でヘタレ)ですけど、やはり叛逆上等!とか言ってしまうロイエンタールがいとおしいのでしたw

葵猫 (07/12 14:41) 編集・削除

食生活は確かに重要事項です!
今読んでるBL小説(10年続いてます!まだ継続中で、主人公カップルがキスまでという気を持たせぶり)が現代日本人少年がエリザベス朝の時代にタイムスリップする話なんですが、ロンドン育ちだから食べ物わりと平気なんですよね。
私なら米の飯の他に、イタリア料理、パスタ、麺類必須!
あと、餡こですね。
ケルシーのケーキやフランクフルターグランツもいいですが、日本人は饅頭大福お団子です!

誰も読めない日本語の秘密メモ、オベあたりに見られたら危なそう。
スパイの高度な暗号とか思われたりw

ごん URL (07/12 19:22) 編集・削除

どうもです。

主人公が何かする半分、存在するだけで微妙に周囲の状況が変わっていく感じですね。

>これ、私の勘
 奥さんの前世の旧姓は「鶴丸」ですか?げふげふ。

 食生活、ご飯食べたいとか、日本庭園造りたいとか、トリップもので結構見かけますよね。私の知ってる中では、鯛の粕鍋とか、お茶漬けとか。

私は日本の外に一歩たりとも出たことがない(というより、東京都内でも小さい時に引っ越したきり、今の住所に根を生やしてます)ので、あまりこうした感覚はピンと来ないので、外国行った人の話を聞いたり、外国の人が日本のお菓子をどう見てるかとか、伝聞だけが便りです。
 ミッターマイヤーの好物、「ブイヨンフォンデュ」がいかなる料理か、ケルシーのケーキがどんなものか、実は分からないんです。
 「ヘタリア」の本家サイトで、向こうの人は、餡子が実はダメらしいと聞いて、小さい頃自分も和菓子が苦手だったので、そういう感覚とかが手がかりになります。
 Around the worldな人生を送ってきたJeri様と、なんで発想が重なる部分があるのか、かなり不思議です。

個人的には、宇宙開拓時代になると、水がすごい貴重になるので、いい水がないと作れない日本料理(他にも同様の傾向を持つ料理ってあるでしょうけど)は、「カロリーが低いわりにお金のかかる、ある意味すごく贅沢な料理」ということだと面白いとか考えてます。

あ、逆トリップ小説?できました。でわ。

Jeri (07/12 20:48) 編集・削除

>葉子さん
転生オリ主にじって、たくさん書かれているわりには、叩かれ易いものみたいですよね。
これ、やっぱり書いてる時間ないんですけど、もし投稿サイトに連載したら、やはり更新する度に、バッシングを受けるのでしょうか?

そうそう、ロイは本当は運命の人を求めているのですが、心の一部がお子ちゃま過ぎて、そればバレ前に自分から女を捨ててるんです。
いや、もしこの世界が現代のニューヨークみたいに同性婚が許されるなら、本心はミッタと結婚したかったが、妻帯者のミッタにそんなこと言えない…という設定にすると、らいとすたっふルールに違反するので、書けませんw

<銀河帝国軍の鉄の掟
その掟(彼女も子供も作らない)に全て従ったのに死んでしまったオベ様が…
ビッテンとミュラーは原作終了後、恋人ができるのでしょうか?
ファー様が死んだのは、実は隠し彼女がいたせい?
とか色々妄想が…

リップシュタットは、キルヒアイス死亡の原点ですから、あれの少しいじるだけで、その後のストーリー展開が随分と変わるというのは、誰もが考えるのでしょうね。

>葵猫さん
日本人程色々な国のものを日常的に食べる国民はいないと言われてますが、私もやはり、毎日和食ならそれはそれで辛いものがあり、「たまには肉食いてぇ~」になると思います。
<高度な暗号
それいいです。
たまたま入手した部分を軍の情報処理科で解読したら、「ラインハルト→この時点ではDTのはず」とかだったら笑えます。

>ごんさん
私も実は、「チーズフォンデュ」ならわかるのですが、「ブイヨンフォンデュ」って、どういう料理か知らないんですわ。
早速、ブログの方にお邪魔させて頂きました。
家事をするロイの萌え。

ゆうやん (07/12 22:03) 編集・削除

今日も更新されてたwwとまずはにんまり

>屈託なく答えるケスラーに、心中で密かに毒づく主人公
ケスラーだけは前倒ししたらまじでお縄な正真正銘犯罪者になってしまうので保留ですねwwwと。
「ま、お前は素直に原作に従っとけ。」とか言うんでしょうかwww
ワーレンとこには奥さんがお産で死なないようにお医者さんでもさりげなく送り込むとか手回しするのかしら?
主人公の頑張りに期待するとこ大です。

いよいよ次回結になるのかと思うと正直ちょっと寂しかったりしますww

葉子 (07/12 22:16) 編集・削除

>>叩かれる?
これ、案外叩かれないと思います。若い方にはいまいちかもしれませんが、アラフォー以上なら面白さ倍増ですw
転生モノが叩かれるのは、多くが原作キャラをこてんぱんにやっつけたり、原作キャラにとって代わったりが酷いからかと思うのです。それ銀英じゃないですからね、と。
>>鉄の掟
実はアレ、オベ様はラインハルトとケッコン→心中したのでめでたしめでたしなのですw
(BL的な意味でなく、原作でも「おれが一番耳を傾けたのはオーベルシュタインの言だったかと」とラインハルトは言っている[10巻ラスト]!その意味で新・銀河帝国はラインハルトとオーベルシュタインの愛、もとい執念の結晶。オスカー涙目w)

そしてビッテンフェルトとミュラーは下半身醜聞もなく、後にじゃんけんで『神7(=上位7人)』になって名を残し、(ファー様は2回戦敗退…。)ってじゃんけんで元帥決めるな、銀河帝国軍!

エルダ (07/12 23:33) 編集・削除

>あと10年、いえ、5年待って頂戴
いわゆる歴史の修正力でしょうか?


食生活は食べ物が逆鱗な日本人にとって重要な問題です。
私の場合、スシ・刺身、そば、うどん、ラーメンがないと困るし、刺身をディスられたり、味噌汁をコンソメキューブを溶いたもので作られたら確実にブチ切れます。

後、私の好みからいうと、外国のお菓子は甘すぎて砂糖の塊を食べているようにしか思えないものが多いので、甘いものがそういう準拠になっていたらアンネローゼ様の手作りケーキが拷問レベルになる可能性が高そうです。

>ブイヨンフォンデュ
しゃぶしゃぶのことではないかという結論を銀英仲間で出したことがあります。
あと、『ケルシーのケーキ』とはアーモンドケーキのようですが、生地全体にアーモンドが混ぜ込まれているのか表面にスライスアーモンドが散らされているのかは不明です。

Jeri (07/13 10:43) 編集・削除

>ゆうやんさん
そうそう、この人だけは原作通りじゃないと完璧犯罪者…とおもいつつ、もしかしたら幼女趣味の帝国には児童福祉法みたいな法律も条例もないので、何歳でもOKなんじゃとかアブナイことも考えてますw
13歳のマリーカと35歳のケスラーが出会って…とか

>葉子さん
転生ものやIFものは原作レイプになりやすいのは仕方ないと思います。
原作キャラにとってかわってオリ主が○○するというシチュだと確かに一部の人からのバッシングはあってしかるべきなのかと。
自分の作品が多少なりとも原作レイプな自覚のある作者さんって、投稿サイトには掲載せず、自分でサイト作って、トップにただし書を入れたり、検索にもひっかからないよう配慮したりするもんですが、投稿サイトだとそれが全くないですからね。

>銀河帝国はラインハルトとオーベルシュタインの愛、もとい執念の結晶

ああ…自分の子孫は残せなくても、オベ様には立派なライとの愛の結晶が…って、違?

>エルダさん
いえいえ、5年経ったらエル15歳、10年で20歳、どちらがいいかしら?それとも間をとるか?で悩んでいる主人公の奥様です。

>ドイツ風しゃぶしゃぶ
なるほど。タイには通称「タイスキ」というタイ風すき焼きがあるんですが、ブイヨンフォンデュって「ドイしゃぶ」だったんですねw

調子に乗って「転生オリ主」の二次を妄想しております(2)【前半あらすじ&主人公設定追加】

懲りずに妄想続けます。

コールラウシュ伯爵家の次男坊として、快適な幼少期を過ごす主人公。
そんな中、原作通りオトフリート5世の長男と三男がが皇位継承争いで共倒れとなり、フリードリッヒが皇太子になる。
途端、ブラとリッテンの二人は態度を豹変させ、主人公を引き取ろうとするが、彼等の末路を知る主人公は、「お前らなんかと心中するのはゴメンだ」と言わんばかりに強烈に拒絶、最初の難を逃れる。
頭の中は70年以上の人生を生きた知識があっても、身体は子供なので、思うように動けず、十代後半くらいになるまでは苦労することとなる。
しかし、オトフリート5世が崩御し、フリードリッヒが正式に即位すると、養父母はこれを機会に主人公を皇帝の子として正式に認知させてはどうかと話し合い始める。
「死ぬのはいやだぁぁぁぁぁ!!!!」
と思っている主人公は、養母にしがみつき、この家の子でいたいと必死で懇願。再び難を逃れ、結局彼は、コールラウシュ伯爵家の子供として生きることが決定する。
何とか最初の死亡フラグをクリアできた主人公は、その後もごく一部の人間以外には皇帝の隠し子であることを知られることはなく、思春期を迎える年頃になると、養父が女の家で腹上死し、兄が伯爵となる。
主人公からすれば、こちらの実母の娼婦も、じゃんけんで自分の処遇を決めた実父も養父も最低な人間達だったが、養母と兄の伯爵のことは、素直に慕っていた。
同時に、そろそろ生まれてくるはずのラインハルトや、既に少年期に入っているはずの主要キャラ達と、何とか繋がりを持とうと考え始める。
とりあえず、同世代のはずのケスラーかメックリンガーあたりと友達にでもなっておこうと(オベはどう考えても「友人」など作るタイプではないと分析)、ギムナジウムを卒業したら士官学校に入りたいと言ったところ、兄も養母も皇帝の子である彼にもしものことがあってはと大反対。「うちは官僚貴族の家柄」と言われ、仕方なく貴族専用大学に進学。前世と同じ経済学部を選ぶ。
その間、兄を誘ってマリーンドルフ伯と同じサロンに出入りして、伯爵と何とか知り合いになることに成功し、更に後にアンネローゼの関係で引き立てられる予定のシャフハウゼン子爵等とも偶然を装ってこちらも友達付き合いをすることに漕ぎ着ける。
主人公は、基本、原作通りラインハルトがGB王朝を簒奪して改革路線を進むことには異存はない。
どうやら、前世での基本的な能力や才能はこちらでも同レベルらしく、自分は前世同様に、平均よりは賢い部類だが、特別な才はなく、極平凡な人間であることを充分弁えている。
ちなみに、容姿は、日本人からゲルマン系になったことで身長は約10cm程前世より高いが、周囲も同じなので、総体的には大柄になった感じは薄い。
仕事でも中間管理職止まりだったことからも、大勢の人間の上に立てる器でもないこともわかっていた。
故に、既に末期症状にあるGB王朝を滅ぼすとか、国を改革するとか、同盟との戦争を終わらせるとかの偉業は、原作の英雄達にお任せして、自分と家族達は、激動の時代を上手く生き抜こうというのが基本方針。
養母や兄は確かにいい人だが、21世紀日本人の価値観を持っている主人公にしてみれば、一部特権階級が極端に幅を利かせている世襲社会は馴染めないものだった。
やがて、成人すると、兄が皇帝の肝入りでリヒテンラーデ侯爵の姪と結婚し、クリーム色の髪をした美しい兄嫁がやってくる。
翌年、二人の間にかわいい女の子が生まれ「エルフリーデ」と名付けられる。
ここにきて漸く主人公は、エルフリーデが原作でロイ叛逆の遠因を作った娘であることを思い出す。
同時に、ナイフでロイを襲い襲い返された原作記述も思い出し、「こんな幼気なかわいい子を…ロイエンタール許せん!」と怒りが沸く。
実は、前世での彼は、ロイエンタールが一番嫌いなキャラだった。
理由は、妻が大のロイファンで、自分よりもロイの方が好きだろうwwwとか思える程だったから。
やがて、大学を卒業した主人公は、財務省に出仕し、リヒテンラーデ派の官僚として働き始める。
兄がとり成ししたこともあり、実父であるフリードリッヒ4世からは、祝いとして、継嗣が絶えていたエッシェンバッハ伯爵家の家門を継ぐことを許される。
権門とはいえ、特別な功があったわけでもない次男坊に与えられる称号としては、破格の待遇だった。
因みにこの家は、後にラインハルトが伯爵号を賜る話が出た際に、候補に登った家の一つであり、ここで主人公がそれを継いだことにより、ほんの少しだが、原作と世界が変わったことになる。
これ以降、主人公のフルネームは、○○○・フォン・エッシェンバッハ伯爵となる。
○○○(主人公のファーストネーム)は、ゴロのいいドイツ語名なら何でも可。なんなら名前変換スクリプトでもOK。また「エーリッヒ」でも構わないwww
「将来娘が生まれたら、名前は『イセリナ』かな?」
などと、ちらっと前世の趣味を覗かせる台詞を呟いたりする。
伯爵号を持つ官僚として働き始めた彼は、この国の官僚機構が、思ったよりもまともに機能していることに逆に驚く。
職場には下級貴族や平民出身の同僚もおり、身分による極端な差別も感じられない。
勿論、伯爵である彼におべっかを使う者もいれば、上司のゴマすりしか脳がない無能な奴もいたが、それは前世の職場でも同じようなものだった。
考えて見れば、ブラ公やリッテン侯みたいな貴族が、実務面も握っていたら、帝国はラインハルトの簒奪を待つまでもなくとっくに内部崩壊していたはずだ。
主人公は、人間的には好きになれない人物だが、リヒテンラーデ侯は取り敢えず、帝国が国体を保てるだけの仕事はしていたのだと認識を新たにする。

ある日、主人公はとあるパーティで、×××・フォン・マールバッハ伯爵令嬢という一人の女性に出会う。
声と口癖から、彼女が前世での妻であることを確信した主人公は、いきなり交際を申し込み、意気投合。翌年には結婚することとなる。
勿論、没落貴族の父親マールバッハ伯は大喜び。
主人公は、またしてもこの時点ではマールバッハというのが、ロイエンタールの母の旧姓であることを思い出せなかった。
残念ながら妻には前世の記憶がないらしいが、皇帝からも祝いの品が下賜され、一族郎党や有力貴族を招いた盛大な結婚式が執り行われる。
そこに、妻の従弟である士官学校生のロイエンタールもお義理で出席し、女性達の感心を一身に集めていた。
主人公は、これでやっとローエングラム陣営の主要提督と直接の繋がりを持てたことに安堵する一方、姪をこの強姦野郎の毒牙から何としても守るのだと決意を新たにする。
そして、この世界でも相変わらず健在な妻の前世での才能を使って、ロイエンタールには早めに誰か相応しい女性を紹介して結婚してもらおうと密かに画策し始める。

前半のあらすじはここらへんで。

●主人公の前世設定追加
日本では東京のベッドタウンに生まれ、社会人となってから転勤や海外駐在するまでずっと東京周辺が生活圏だった。(すいません。私自身が関西やその他地域のことをよく知らないもので、そういうことにしました)
子供の頃から賢かったので、両親に期待され育ち、本人も真面目に勉強したので、中学では常に学年でもトップクラスの成績で、その地域では一番の公立進学校に入学。
しかし、「秀才」だったのはここまでだった。
高校では上には上がいることをまざまざと実感させられ、国立の難関大学は1年生の時点で早々に諦め、私立文系に絞って大学受験を目指す。
大学受験では、第一志望の私学の双璧ww大学は、受験した全学部で不合格、第二志望のマーチ(知らない人は調べて下さい)もまさかの全滅、浪人する気力もなかったので、滑り止めの私立大学の経済学部に入学。奇しくも、銀英伝作者の後輩となる。(転生したのはこの縁もあったのかもと思っている)
元々、皇族と旧華族の子弟の為に創られたこの学校には、同じキャンパス内に宮様も通っていた。しかし、彼等の周囲には、常に幼稚園や小学校から一緒の特定の家柄のご学友達がいて、大学から入った庶民の主人公には、所詮別世界の人達に見えていた。
そんな主人公が、転生先では、逆の立場に立つことに、少し奇妙な感じがしている。
しかし、前世でのその記憶があるので、転生後の職場の平民や下級貴族出の同僚や上司達が、どういう気持ちで自分を見ているかが良く判っていた。
結婚後は、この年代の夫婦らしく、それなりに家事も分担し、子育てにも協力していた。妻が再就職して共働き夫婦となってからは、料理の腕も上げ、一通りの家事がこなせるようになった。
転生後は、時々無性に「ごはんと味噌汁」の食事が恋しくなる。

と、こんな感じ。

コメント一覧

ゆうやん (07/11 10:31) 編集・削除

これ、本当に書かれる気がないんですか?

設定がとても細かいし、ロイエンタールに関しての思いというかなんというか、がツボにはまって笑い転げてますが・・・。

「あれ、どう書いてあったけかなぁ。」とかぼやいたり、必死になったり・・・とかいうもろもろの姿が脳内にあれこれ浮かぶんですけどww
失礼ですが「かわいいオジサン」の姿がチラチラしてしょうがないです。

後半はこの雰囲気がどう変わるのか?ハーレクイン並みにわくわくしますね~。

・・・と、こっちも続きに煮詰まってるゆうやんでした。

葉子 (07/11 12:11) 編集・削除

>>妻が大のロイファンで、自分よりもロイの方が好きだろうwww
…わ、私のことでしょうか(汗)
普段は転生モノ読まないんですが、この発想!面白すぎます。これは短期集中連載(全5回とか)でぜひ読んでみたいです。主人公と奥さまに妙に親近感w
余談ですが、90年代の双璧w+マーチの史学科ではベルばらと銀英は一般教養でした。しかもヤン提督ファンばっかりw

そして、ロイエンタールの運命は如何に?(次回予告)

エルダ (07/11 21:27) 編集・削除

>ラインハルトと繋がりを持とうとする。
死亡フラグ満載の出自とラインハルトとの年齢差があるにもかかわらず、そういう発想に至れるのは素直に尊敬できます。
それぐらいの年齢差でこの出自だったら姉弟もろとも殺そうとか、娼館に売り飛ばそう(特にラインハルトの方)という発想になりがちなのでw

>妻が大のロイファンで、自分よりもロイの方が好きだろうwww
既婚者ならではの理由ですね。同じ理由で男性読者に嫌われているキャラは他にもいそうwww
特にラインハルトとか、ラインハルトとかwwwww

これは書かないというのはもったいないですよ。
誰か書いてくれる人いないんでしょうか?

Jeri (07/11 23:58) 編集・削除

>ゆうやんさん
こんな妄想記事まで読んで下さってたんですね。
ありがとうございます。
ご期待に添えず申し訳ないのですが、あくまでも設定や粗筋の妄想なので、細かいところまで書き込めるだけの気力が…へたれですみません。
まあ、プロットだけでも最後まで書きますので、読んでやって下さい。
起承転結をモットーとしておりますので、次回は転で、最後に結を書いておしまいです。

>葉子さん
以前「銀英伝で嫌いなキャラ」というサイトがありまして、嫌いなキャラとその理由を書き込んで投稿するんですが、

嫌いなキャラ:ロイエンタール
嫌いな理由:彼女が俺よりコイツが好きだから

というのがあって爆笑しまして、今回のネタに使わせて頂きました。
この投稿者は、もしかして結婚前のご主人ですか?www
無関係だとしたら、世の中同じ人がいっぱいいるみたいですよ。
ホントにロイって二次元キャラの分際で罪な奴です。

短期集中連載はありません。
私は、10回で終わらせるつもりで書き始めたハーレクインもどきをもう50回近く連載していてもまだ終わらせることができません。
他の番外編も全て予定を大幅にオーバーして完結しています。
予定内の分量に収められない、若しくは、自分で書きたい話の容量が読めていないというのは、オリジナル作家だとしたら、致命的な欠点です。
つまり、この程度が私の筆力の限界ってとこなんですわ。

>エルダさん
>姉弟もろとも殺そうとか、娼館に売り飛ばそう
主人公は、ラインハルトやヤン大好きな単純ファン第一世代です。
しかも本人が小心者では、とてものことそんな畏れ多い発想はできません。

>同じ理由で男性読者に嫌われているキャラ
言っちゃわるいですが、ラインハルトって、そんなに熱烈な女性ファンいるんでしょうか?>極悪
なんか、主人公で凄い美形の割に、男としての魅力はあまり感じられないお子ちゃまキャラだと思っていたんですが。
キルヒアイスあたりなら、そういう理由で男性読者に嫌われるってありそうな気がします。